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幼馴染が引きこもり美少女なので、放課後は彼女の部屋で過ごしている(が、恋人ではない!)  作者: 永菜葉一
3章「伝説と告白と修学旅行」

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第92話 1日目 続・拝啓(俺が好きな女の)お袋様へ


「さーて、今日はどうしたもんか……」


 住宅街を歩きながら俺はぼやいていた。

 今日も今日とて如月(きさらぎ)家へ向かっていてる。


 しかしまだ名案が浮かばない。

 というのも、この数日、俺と唯花(ゆいか)は戦争中なのである。


 (あおい)義妹(いもうと)認定したことをまだ言いたくない、俺。

 その隠し事を白状させようとする、唯花。


 両者の目的は真っ向から対立し、ここ何日か、壮絶な戦いが繰り広げられている。

 初日はくんかくんかの刑の継続、次の日はくすぐり地獄、その次はくんかくんかとくすぐりの合体攻撃。


 当然のように俺ばっかりやられっ放しである。

 それでもどうにかここまでは耐えていた。


 しかし今日辺りは敵も軍備を増強して待ち構えていそうな気配だ。

 メイド服や巫女服、幼妻セットなどを持ち出して尋問されたら、正直かなり危うい。何か対抗策を考えねばらなんのだが……そうこうしているうちに如月家についてしまった。


 とりあえずいつもの調子で呼び鈴を鳴らす。


「『はいはーい、開いてるわよ。(そう)ちゃん』」

「ちわーす」


 インターホンからお袋さんの声が響き、俺は門扉を通って玄関を開けた。

 勝手知ったるなんとやらで上がり込み、まずはリビングに顔を出す。


「今日も来たっす。んじゃあ」

「ちょーっと待って♪」

「な……っ」


 顔だけ見せてすぐ立ち去ろうとしたのだが、お袋さんはまさかのドアの陰に隠れていた。


 瞬時に腕を組んで捕まえられてしまった。

 やめろ、爆乳が肘に当たる!


「捕まえたっ♪ ねえ奏ちゃん、ここ何日か、なんでまだ体育会系口調になってるのかしらー?」

「いや、別に深い意味はないっスよ……っ」

「じゃあ、わたしのこと呼んでみてー?」


「……っ。お、お袋さん……」

「はい、連行ー。一から教育し直さなきゃね。とりあえず子供の頃みたいに一緒にお風呂入るところから始めましょーか♪」

「はあ!? ちょ……! 待った待った待った! マジで連れてく気か!?」


 唯花そっくりな顔でニヤリと笑い、お袋さんは俺を連行していく。

 雰囲気はまるっきりイタズラ猫だ。


 髪はゆるくウェーブが掛かっていて、明るい色に染めている。

 唯花のストレート髪は親父さんの遺伝なのだ。


 しかし目元や顔立ち、肌の白さなどは唯花そのもの。

 あと……胸は唯花以上。一歩進む度に左右の胸がぷるんぷるんっとバウンドしている。もはやエロティシズムの暴力だ。


 しかも今日の格好はニットのセーター。

 スカートは腰から肩紐が伸びてるタイプ。

 つまりは胸がえぐいぐらいに強調されている。


 セーターに包まれた柔らかそうな胸。

 それが肩紐によってツンッとせり出し、俺の肘ギリギリのところで揺れている。


 ……誰か助けて! 唯花そっくりでこんな格好の人に風呂場へ連れてかれたら理性さんが蒸発する!


「分かった! 降参だ! 降参するから風呂場に向かうのはやめてくれ、撫子(なでしこ)さん!」

「ふふーん、最初から素直にそう言えばいいのものを」


 これまた調子づいてる時の唯花のようなことを言い、ようやく撫子さんは腕を解放してくれた。


 俺は心臓をバクバクさせながら足早に距離を取る。


 ……実際、マジで怖いのは、撫子さんの流し目が『別にお風呂ぐらいなら普通に入ってもいいけどね』みたいな雰囲気を持ってること。


 娘の唯花はビビリだから最後の一線は必ず踏み留まる。

 だが撫子さんにはそれがない。


 俺を子供扱いしているからか、それとも人妻の余裕からか……こっちがギブをしない限り、ずっとアクセルベタ踏みだ。


 すなわち唯花に人妻の色気が備わってしまった感じ。

 恐るべき究極体である。


「それじゃあ、奏ちゃん、お茶にしましょ。今日はね、新発売のお菓子があったから、どっさり買ってきたのよ?」


 腕を引っ張られているうちにリビングに来ていた。

 テーブルにはすでにティーセットが置いてあり、山盛りのお菓子がパーティー開けされている。


 どうやら最初からティータイムに付き合わせるつもりだったようだ。

 撫子さんとは毎日軽く世間話をしているが、お菓子の特売や発売日にはこうしてがっつりお茶に付き合わされる。


 この状況はもう逃げられない。

 俺は諦め、げんなりしながら椅子に座る。


「またお菓子祭りかよ……。俺も唯花もそんなに食わないって言ってるだろ。また伊織に無駄使いすんなって言われるぞ?」

「もー、なんでウチの子たちはあんまりお菓子食べないのかしら。こんなに美味しいのに」


「子供の頃から撫子さんがばくばく食ってるの見て、胸焼けしてるからだよ……」

「あら、失礼ね。そんなに食べてないわよぉ」


 ポットから紅茶を淹れつつ、さっそくホワイトチョコを摘まむ、撫子さん。

 人差し指にちょっぴりついたチョコをちゅぱっと舐める仕草がまたエロい。

 

 この人は昔からお菓子大好き人間なのだ。

 でもあんまり間食してると、旦那さんに『めっ』されるので、子供たちのおやつという名目で俺たちが付き合わされる。


 しかも最近は唯花が引きこもり、伊織も母親の無駄遣いに小言を言い始めたので、もっぱら俺にお鉢が回ってきていた。


(あおい)だったら喜んで付き合いそうだけどなぁ……」


 撫子さんが淹れてくれた紅茶を飲みつつ、俺は手近なクッキーを摘まみながらつぶやく。


 ジャンボパフェの時もなんやかんや嬉しそうに食べてたし、たぶん葵は甘いもの好きだろう。

 なんてことを考えていたら、撫子さんがキラッと目を光らせた。


「そう! 今、奏ちゃんがいいこと言った!」


 棒状のお菓子が勢いよく突きつけられる。


「褒美よ。お食べなさい」

「いや、いらんし」

「お食べなさい。じゃないと話を先に進めてあげない」

「なんて横暴な……別に聞きたいなんて言ってないのに」


 諦めて、目の前の菓子をぱくついた。

 そのままポリポリと食っていく。


「うふふ。奏ちゃん、ハムスターみたいでカワイイ」

「いちいちツッコまんぞ。んで、話って?」


「いおりんが葵ちゃんをなかなかウチに連れてきてくれないのよねぇ。お母さん、もっと葵ちゃんとお話したいのに」

「あー」


 気持ちは分かる。伊織の方の。


「そっとしておいてやれよ。伊織だって多感な年頃なんだから」

「でも息子のカノジョよー? メチャクチャ可愛がりたいじゃない? 奏ちゃんも分かるでしょ?」

「ぬう……」


 めっちゃ分かる。義妹(いもうと)めっちゃ可愛がりたい。

 でも今まさにその件で唯花と戦争中なわけで、なんとも答えづらい話題である。


 あと撫子さん、何気に伊織と葵が付き合いだしたこと知ってるのか。伊織が自分で報告したとは考えづらいが、この人、昔からよく分からんルートで子供たちのこと把握してるからな。


「そういや伊織たち、そろそろ修学旅行だって? 行き先は?」

「京都。明日からいっちゃうの。お母さん、淋しい」


 ほろりと泣くポーズ。

 でも同時に幸せそうにホワイトチョコを食っている。ツッコまんぞ。


 しかし京都か。俺たちの時と一緒だな。

 この街からだと新幹線で数時間ってところだったか。


 と思いながら、クッキーを摘まんでいたら、泣き真似をしていた撫子さんがふいにニヤリと笑った。


「奏ちゃんがなんの訂正もなく会話を続けた。……なるほど、やっぱりいおりんと葵ちゃんはすでに付き合っているのね?」

「な――っ!?」


 絶句した。

 指先からクッキーがぽとりと落ちる。


「馬鹿な!? 俺にカマを掛けたのか!?」

「はい、そのリアクションで確定。情報ありがとね、奏ちゃん」


 頬杖ついて、にっこり笑顔。

 俺、絶叫。


「ぐわぁぁぁぁっ! しまった――っ!」


 カノジョが出来たなんてこの人に知られたら、絶対にウザ絡みされる。

 冷静な伊織がそんな失態を冒すはずがなかった。


 伊織はきっとのらりくらりと追及をかわしていたのだろう。しかしその努力は今、水泡に帰した。俺のミスによって!


 すまん! 伊織、すまん……っ!

 俺へのお土産はもうただの木刀でいい!


「でも、いおりんと葵ちゃんがお付き合いしてるとなると、ちょっと心配なのよねー」


 キャンディの包みをくるくると剥がしつつ、撫子さん。

 俺は自分への罰として一番甘そうなチョコを口に放り込み、眉を寄せる。


「心配ってなにが?」

「修学旅行。ほら、わたしが生まれて初めて夜這いを仕掛けたのって、修学旅行の夜だし」

「――っ!? ごほげほぶはっ!? いきなり何言ってんだ、あんたーっ!?」


 超むせた。

 そういや以前(まえ)に唯花が言ってた。

 親父さんとお袋さんは学生の時になんか色々あって、その感動的なムードでなんやかんや致してしまって自分が爆誕したって。ま、まさか……っ。


「あー、違う違う。中学生の時は失敗したの。ウチのお父さん、その辺お堅いから」

「表情から俺の心中察するのやめてくれ! しかも中学の修学旅行の話かよ!?」


「あら、だってそうでしょ? いおりんの修学旅行の流れから話してるんだから」

「そうかもだけど! そうだしても中学生が夜這いって驚きを禁じ得ねえよ!?」


「その点、奏ちゃんとウチのお姉ちゃんの時は何事もなかったわよねえ。撫子さん、つまんにゃい」

「いや俺らの中学の時もそれはそれで大変だったんだぞ!?」

「あらやだ、お姉ちゃん、夜這いしたの?」


「しねえよ!? 迷子になったあんたの娘を探して、俺が京都中駆けずりまわったんだよ! やっと見つけたと思っても唯花の奴、俺がいくとなぜか全速力で逃げるし、最後には神社仏閣の皆さんにまで手伝ってもらって全包囲する羽目になったんだぞ!?」


「あー、はいはいはい、奏ちゃんが中学校で無意識ハーレム作ってて、お姉ちゃんがすごく拗ねてた時期の話ね。しかも自分がなんで拗ねてるのかも自覚がなくて、お姉ちゃんがとっても初々しかった頃の話だわ。もう可愛いったらなかったわねえ」


「なにその新情報!? 俺、初耳なんだけど!? え、あの頃、唯花がデレ多めのツンデレっぽかったのって……そういう感じで拗ねてたからなのか? いや待て、撫子さんのことだからどうせまた盛って話してるんだろ……?」


「あら? 放課後になると真っ直ぐ帰宅して『奏太がいかに女タラシか』の愚痴をこぼしていた娘と、それを黙って聞いてあげてた母の話する? 仲良し母娘の感動秘話」


「絶対聞きたくない! あることないこと必ず盛られてるはずだから! っていうか、俺は女タラシでもなければ、ハーレムも作ってないぞ!?」


「あはははははっ! やだ、奏ちゃん、その冗談面白い!」

「冗談じゃねえよ!? 二重の意味で冗談じゃねえよ! 俺はガキの頃から一貫して唯花一筋だっての!」

「あらーん?」


 頬杖をついた口元がにやーっと上がった。


「でも奏ちゃんの初恋の人は、撫子さんでしょ?」

「ぐぬぅ……っ!?」


 とっさに言葉に詰まってしまった。

 俺が子供の頃から撫子さんに手も足も出ない一番の理由。

 それはこの弱みをがっちりと握られているからだ。


「ち、違う、あれは違うんだ……っ」

「何が違うのー?」


 人妻はニヤニヤと笑い、わざとらしく腕組みする。

 セーターに包まれた胸がさらに強調された。


「お父さんと、いおりんと、奏ちゃん。この世で三人だけよー? 撫子さんのおっぱいをモミモミしたことがある男の人は」

「モミモミとか言うなっての! 俺のは三歳の頃の話だろ!? しかも風呂に入れてもらった時のことじゃないか! あと俺の隣に唯花もいたし、そんなにやましいことではない!」


「でも奏ちゃんが言ったのよね? 湯船で『なでしこしゃーん、おっぱいさわっていーい?』って」

「言っ……たけども……っ!」


「もっかい触ってみる? 先週もお父さんに『張りも色も10代の頃のままだよね』って褒めらちゃったのっ。奏ちゃんも確かめてみたりしちゃう?」

「しちゃわねえよ!? あと先週とか! 直近っ、めちゃくちゃ直近! 生々しいわ! あーもうこの人妻はーっ!」


 俺は頭をかきむしって悶絶する。


 先日、唯花から如月夫婦のギシアン状況を聞いたばかりだ。

 その生々しさが居たたまれなくて『お袋さん呼び』に戻していたというのに、自分からあっさりぶっちゃけてきやがった。なんなんだ、本当もう。


 ……まあ、白状すると。

 確かに子供の頃、俺には撫子さんのことばっかり考えている時期があった。

 でもあれはだな……。


「今でも思い出すわぁ。奏ちゃんが公園で詰んだ花を持ってきて、『なでしこしゃん、おっきくなったらケッコンしてっ』ってプロポーズしてくれた時のことぉ」

「――っ」


 反射的にテーブルへ乗り上げた。


「その話は二度としない約束だろぉぉぉぉぉぉっ!」

「あら、そうだっけ?」

「そうだよ! 言うなよ!? 唯花にも伊織にもぜったい言うなよ!? これだけは何があっても絶対だからな!?」


「でも奏ちゃんの記念すべき初プロポーズなのにー」

「ノーカン! ノーカンです! 三歳の俺には撫子さんの胸のインパクトがでかすぎて、『エロい』と『好き』がごっちゃになってワケ分かんなくなってただけなんだよ! だからそのプロポーズもどきはノーカン! ってこの話、もう何度もしてるよな!?」


「あれー、そうだっけー?」

「そうだよ! あんた、2,3年に1回はこの話蒸し返してるからな!? 前回は中学の修学旅行の後だ! 俺だって年々成長してるんだから、もういい加減勘弁して頂きたい!」


「そうよねー。考えてみれば、奏ちゃんもお年頃だもん。三歳の頃と比べたら、ますますオオカミさんになってるわよねえ。……あ、っていうことは今、わたしのおっぱいに触ったら、本気の本気でプロポーズしちゃうのかしら?」

「な……」


 一瞬、『試してみちゃう?』みたいな目をされ、俺は肺に空気を溜めた。

 流れるように全力否定。


「……るわけねえだろぉぉぉぉぉ!」


 キレた。

 もうキレた。

 奏太さん、怒髪天である。

 背後に獰猛なチワワが出現し、稲光のなかで吠えまくるイメージだ。


「いいか!? この際だからもうはっきり言っとくぞ!?」


 勢いよく指を突きつける。

 もう年上だとか、長年世話になってる隣人だとか関係ねえ!


 俺は叫ぶ。

 周囲の壁が震えるほど、今日一番の大声で。



「俺の初恋は唯花だッ!」



 腕を振り上げて。



「俺がいずれプロポーズして嫁にするのも唯花だッ!」



 拳を握り締めて。

 


「いつか絶対あいつを連れ出して、海の見える家で一生幸せにするから覚えとけコノヤロオオオオオッ!」


 

 力の限り、声を張り上げた。



 その直後。

 どこからか、どんがらがっしゃーんっ、という盛大な音が鳴り響いた。

 まるでブレーメンの音楽隊が酔っぱらってひっくり返ったかのような轟音だった。


 ビクッと驚き、俺は反射的に周囲を見回す。


「な、なんだ? 地震でも起きたのか?」

「ああ、ネコよ」

「ネコ?」


 いつの間にか、撫子さんは緑茶を淹れていた。

 湯呑からずずーっと一口。


「そろそろ必要かなーっと思って、ちょっとマタタビ撒いてみたの。母猫ってね、離れてても子供のことはちゃんと分かるのよ。で、狙い通り、効果はあったみたい。つまり撫子さんは弟猫の状況はとっくに知っていて、実は今日の本命はこっちだったというわけ」


「……は? いやさっぱり意味が分からんのですが……?」

「いいの、いいの。奏ちゃんは分からなくて良いことなのです。全身全霊でフライングの『娘さんを下さい』出来ちゃうような熱血少年はそのまま突っ走っていきたまへ」

「――はっ!」


 我に返った。

 ほっこりしている撫子さんを見て、盛大に顔が引きつる。


 す、好きな女の母親に何を豪語してるんだ、俺は――っ!?


 頭を抱えて、ずるずると椅子に崩れ落ちた。


「ま、またやられた……。また撫子さんに嵌められた……」

「お義母さんって呼んでくれてもいいのよん?」

「もう黙ってて下さい。本当勘弁して下さい。俺のライフはもうゼロです……」


 べたーっとテーブルに突っ伏す、俺。

 ホクホク顔で緑茶をずずーっとすする、撫子さん。


 よく分からんが、俺は今回も撫子さんのからかい半分の調査に自白させられてしまったらしい。さすが母親、娘の唯花とは戦闘力が桁違いだ。


 しかし……つらい。マジつらい。

 この後、俺は唯花の部屋で戦うんだぞ?

 

 何も知らない唯花はノリノリで責め立ててくるだろう。

 こっちの気も知らず、無邪気に葵の件を白状させようとしてくるはずだ。


 しかし俺のライフはとうにゼロ。

 全力で『娘さんを下さい』なんてしちゃって、顔が熱い。ウルトラ恥ずかしい。

 

 一体、どんな顔して会えばいいんだってばよ……。


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