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うしろむき

いつの間にか目を覚ます、いやふつうにしていれば死なないかぎり教室と言うじつに起され易い環境であるならばなおさらそうであろうが、私はその普通がなかなかない、そして言うなれば、私は夕日に照らされた教室でふいに頭を上げた

それだけ私を皆毛嫌いしているのだろう、ふと時計を見る

五時三十八分、、、、、約七時間ほど寝ていたらしい、どう考えても起さない異常さから考えて私は確実に毛嫌いを恐ろしいレベルでされていた

私は仕方なしに眠たい体を起こし教室を出た

そこえ何かにぶち当たる

そこ瞬間イヤーな感じがする何かちりちりとした硬い毛に当たる

その刺すようなそれを見て悲鳴を上げそうにある

そこには黒い毛におおわれた何か大きいものが居た

それがクマだと分かることに時間を要したのはその大きすぎるなにかを考えていたせいもあったが、しかし第一はその肩から上がない事に起因する

その熊には首がないのに立っていた

私はそれに向きなおすと「すいません~~」と土下座した

もしかすると殺されるかもしれない、犬は棒に当たれど人は紙に当たったら何が起こるか分からない、あくまで拾う神はあっても、拾われる神は無いのだ

あくまでも自分主体、一人完結、こちらの行動が自分に触れるのを良しとしない

だから私は神頼みにお祈りをした

その結果、なぜか今、田舎にいた

ど田舎である、いやそこは田舎過ぎて道さえ見えない

いま私はそのなにもない森で唯一人工物っぽい地蔵の前にいた

森の中になぜか取り残されたようにあそれは実に不気味である

そしてそれにも熊と同じように首がない

そこで改めて気づく、それは地蔵のように見えたが、、


私はその首のない何かが本来なら首があったであろう場所を私を食べるかのごとく向けてきた、それは実に生々しく血がしたたり落ち一瞬嗚咽が走るが失礼にならないように飲み込み抑える、津日の瞬間その血が渦巻き引き込まれていた


私はその地蔵だと思っていたものを見て改めて違和感に気付く

「これって、くまだよね」

私は足元に置かれていた石に蹴躓く

それはほとんど暗闇に紛れていた森でもかすかに見える

こぶし大の熊の石でできた頭だった


私は何となくこうだろうとそれを胴体の首が当たったであろう場所んひっ付けた

いや置いた、次の瞬間それが体長二メートルほどの後ろ向きの熊なったと気付いた時わたしは元の教室で警備員さんのライトの明かりを見ていた


今にして思う、あの時の石のおき方は正しかったはずだ

しかし本物の熊になったそれの首は明らかに逆を向いていた

まさか、、私は地方の伝承の中で、幕という物を思い出す

それは「獏」がなまったものとされ、その生き物の首は後ろ向きにあり

それを見たものは死ぬと恐れられていたいわば怪物の類だが、、、

もしもあれが、その幕で、そして何らかの奇形で頭が後ろにひねてついた熊だとしたら、または本物の魔物を私は何らかの封印を解いて、、、

私は不好少女、無視して警備さんに怒られるままに家に帰宅した

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