第3話:魔法
サブタイトル考えるの難しいww
サブタイトルと内容が合わないときもよくあると思いますが気にせず読んでいただけると幸いです
この回は視点がコロコロ変わります
見づらいかもしれませんが気を悪くせずお読みください
服を探すこと数時間、やっと着れる服を見つけた。
「まさか、女になってるなんてな・・・」
先ほどの部屋までの道をトボトボと歩いていた。
ちなみに服を探していただけなのだがなぜか中に魔物が潜んでいて咄嗟に手を前にかざしたらそこから風の塊が発射され、魔物が木端微塵になったのでしばらく茫然としていると魔魔物がやってきて今度は水の刃が敵を切り裂くイメージをしたらその通りになって敵が粉々になった。またまたその光景に茫然としていると今度はリーダーらしき大きな魔物が先ほど殺した魔物とおなじ魔物十匹くらいひきつれてきたのにはっと意識を集中して一匹ずつ確実に殺していった。流石にリーダーの魔物にはてこずったが何とか両腕両足に爪で表面を軽く抉られただけの軽症ですんだ。先ほどの感覚を思い出し、この怪我に手をかざして怪我が治るイメージをすると手が光って痛みが和らいでいく。光がおさまると怪我をしていたところは何もなかったかのように綺麗なすべすべの肌がそこにあった。このことから自分の中で俺はイメージすればどんな魔法でも使えるという仮説をたてた。
「今日はほんとに厄日だよ・・・」
部屋に辿り着き、背伸びをしてからまた資料を読 みあさろうとした時、ふと何かが近づいてきているような気配がした。
「なんだ?敵か?」
俺は意識を集中し、迫ってくる気配に向けて話しかけるイメージで魔力を練る。
この魔力を練るという行為も先の魔物との戦いの最中に覚えたのである。
『誰だ?』
◆◆◆◆
騎士団side
私は王の命令により、東にある森の奥深くにある研究所へと隊の皆を引き連れやって来ていた。
研究所を目視で確認したと途端、頭に少女の声が響いた。
『誰だ?』
聞き間違いかと隊の皆を見るが皆も聞こえていたようできょろきょろとあたりを見回していた。
『聞こえているのだろう?返事くらいしてもいいのではないか?』
また聞こえたので幻聴の類ではないのだろう。
とすれば考えられるのは研究所に居ると思われる生物兵器、X-0028CVXが何らかの方法で魔法を覚え、念話魔法を通じて語りかけてきているか、この森の主の精霊王くらいだろう。
後者はまずないだろう。この地の精霊王は比較的友好的で害を与えなければ話しかけてくることがない。となれば前者か。
「魔術師の中で念話使えるやつはいるか!」
すると、部隊の後方に居る17歳くらいの魔術師が名乗りを上げた。
「はい、私ができます」
その青年は私の隣へとやってきた。
「うむ、ではつなげ」
「はっ!」
青年は目を閉じ精神を集中させて念話魔法を起動した。
『こちらガルシア帝国国王陛下直属近衛騎士団です。あなたは培養器から出てきましたか?』
◆◆◆◆
主人公side
二度目の問いかけから少し間が空いて相手から返事があった。
(培養器?・・・ああ、あの試験管みたいなやつか)
『ああ、培養器とかいうやつから出てきたが・・・それがどうした?』
『そうですか。ちなみに自分の個体番号は分かりますか?』
(個体番号・・・あれのことか?)
『X-0028CVX、でいいのか?』
◆◆◆◆
騎士団side
私はこの声の主から直接個体番号を聞いた時、憐憫の情を抱いた。
X-0028CVXが覚醒したということは私たちの知らぬ世界で一度死を迎えているということ、一度死んだというのに体は違えどまた生きなければならないまだ見ぬ少女の心の内を想像して同情の念が浮き出てくる
『ああ、確認が取れた。・・・まずはじめに謝らせてくれ。異世界の少女よ、我らグルーンの世界の民の身勝手で強制的に第2の生を与えてしまってすまない。そして我らとともに我らが仕える王の住む城へ来てはくれまいか?』
できるだけの誠意をこめて少女へ問いかける。
◆◆◆◆
主人公side
(異世界の少女、か・・・まあ、見た目は少女なんだが中身はれっきとした男・・・まあ、考えても詮無きことか。それより城へ来てくれだったな・・・ここにいてもいずれは食料が尽きるし丁度いい機会かな?)
『ああ、わかった。今からそっちへ行くよ』
そして、少女の波乱万丈な生活が幕を開ける。
主人公、何気に最強www
ちなみに名前はまだ考えておりませんww
でもサヤ・~てな感じにしようとは考えてます