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王女殿下が捨てた婚約者を押し付けられた?いいえ、彼は私の想い人なので寧ろご褒美です!

作者: くまのん

「クロード、わたくしはお前との婚約を破棄するわ。お前みたいな汚らわしい獣人などと結婚なんて冗談じゃなくてよ。」


……ええええ!?何言ってるんですか王女殿下あああ……!



私の名前はクレア。クレア・ルージュ。ルージュ辺境伯の一人娘です。この度、住み慣れた辺境の地から離れ、貴族の学園である此処に三年前、来たのです。正直、こんな腐った思想が蔓延る貴族の学園なんて来たくなかった。でも、貴族であればこの学園に入るのは決定事項。私に拒否権なんてないんです。


そして、今は記念すべき学園の卒業式……だというのに!!!


私と同じ学年の王女殿下・フリーナ様が突如婚約破棄を告げたんです!会場のど真ん中で!隣に何か見覚えのある青年を連れて!


フリーナ様は、少々傲慢で浪費癖のあるあばず…ゲフンゲフン異性関係が奔放な方です。赤っぽいピンクの髪に薄い黄色の瞳に豊満な胸。そこそこ美人ではあるが香水くさ…兎に角。色々と信じられない素行のお方です。こんなこと考えてるなんて知られれば処刑一択ですね……。


そして彼女の婚約者・クロード様。王家に継ぐ権力を持つルーマリア公爵家の次男です。ただ、彼の母上は隣国の獣人王国の王女殿下で、ライオンの獣人なんです。彼の顔はまさに絶世。その黒髪と対極の白い肌、整いすぎてる顔立ちはあまりにも格好良くて、その黄金の瞳は宝石のように美しい。そしてなによりも彼の耳としっぽ!!!獣人ヘイトの思想が蔓延るこの国では蔑まれていますがどこに蔑む要素が!?機嫌が良い時はゆらゆらと揺れ、イライラしてる時は床をぺちぺち叩く何と愛らしいしっぽ!そしてその可愛らしい形の良い耳は……っては!


途中から思いっきり本音が出てました……。お察しの通り私は彼に恋心を抱いています。一目惚れなんです。


まだ学園に入学していない頃。王都でザ・都会に戸惑っていた時、少々ナンパにからまれていたんですよね。子爵家の次男とか言ってましたね。うちは辺境伯。侯爵家と同じ程の権力を持っていますが、人見知りで臆病な自分にはそんなこと言い出せる訳もないし、戸惑っていたんです。その時に助けてくれたのが彼なんです。


『大丈夫か?』


そう言った彼に一目惚れ。あまりの美しさに息を飲みました。ああ今思い出しても身悶えします。最っ高にかっこよかった。


そんな思い人は現在婚約破棄中。


「わたくしは愛しい人と婚約するわ。お前なんかよりもずっとかっこよくて美しいこの人とね。ねえ、ギル♡」


「ああ、愛しのフリーナ。」


何やってるのギル!?


ギルバートは私の従兄弟だ。伯爵家の次男で、彼とは昔から家族ぐるみで仲が悪い。金髪と深紅の瞳で整った顔立ちは女性方に人気。彼女達によると色気が溢れているらしい。最近王女殿下とよく一緒にいると思ったら……!


「そういうことだから婚約は破棄よ。でも、そうねえ。貴方みたいな汚らわしい獣人には次の婚約者なんて探せないでしょうし。わたくしが選んであげましょうか?」


「フリーナ、そう言うことなら僕の従姉妹はどうだい?クレアならまだ婚約者もいないし。」


「まぁ!それはいいわね!確か貴方の従姉妹は辺境伯……田舎貴族じゃない!お似合いねぇ。」


突然聞こえてきた自分の名にギョッとした。大勢の人間の視線が集まるがそれどころではない。


私が、クロード様と結婚?あの、想い人の、クロード様と……。


かあっと急激に体温が上がった。おそらく今の私は耳まで真っ赤でしょう。


「待ってほしい、フリーナ。彼女の意見を無視して婚約を進めるなど…」


「誰がお前に口を開いていいといったの?クロード。コレはわたくしが決めたこと。お前にどうこう言われる筋合いはないわ。」


「だが……」


「おだまり!わたくしはもう行くわ。行きましょう、ギル?」


「ああ、これから熱い時間を過ごそう、フリーナ。」


「まぁ、ギルったら」 



こうして、私とクロード様との婚約が決まったのでした。



☆★☆




「本当に申し訳ない、クレア嬢。」 


「いえ、クロード様が謝ることじゃ……」


寧ろ謝りたいのはこっちです。私なんかと婚約させられるなんて。


あれから何処かへ行ってしまったギルとフリーナ様。会場に残された私達は校長によって家に帰されました。


それから実家に帰った私に、王命で正式なお見合いの書状が届けられたのです。そして今、実家の客室、眼の前に座る麗しき美貌の人はずっと片想いしてきたクロード様。


だめだ、物凄く格好いいです。それに物凄くいい香りがします。爽やかなかお……って、私は何考えてるんですか、しっかりしないと!


「クロード様。この度は、従兄弟が本当に申し訳ありませんでした。」


「……何故君が謝る?寧ろ君は被害者だろう。」


「いえ。私の身内が起こしたことなんですから、謝るのは当然です。」


「……そうか。」


確かに従兄弟といっても仲は良くないです。寧ろ不仲と言えます。というか、私の家族と彼の家族は仲が悪いんですよね。彼の母と私の母は姉妹なのですが、姉妹とは思えぬほど、仲が悪いんです。母によれば、


『あんな風に獣人を馬鹿にする奴、姉でも何でもありませんわ。』


とのこと。まぁ、気持ちはわかります。今まで何度か会ったことがありますが感じが物凄く悪かったんです。辺境出身だとか色々蔑んできたあの人のこと、私も嫌い。

何より獣人差別が許せないんです。隣に獣人王国がある私の領地は獣人は結構多いし、何よりあんなに可愛いのに。一度運命の人と決めたら生涯愛しぬく情熱と愛情も尊敬できます。私の専属メイドも、獣人なんですよ?

それに……



「それに、私は被害者なんかじゃないです。」


「だが、現に君は今、俺と見合いをさせられているだろう。おそらく婚約も決定事項になると思う。」


「別に私はこのお見合い、というか婚約に反対してるわけではないです!」


「……えっ」


「あっ。」


し、しまったああああ!!!思わず言ってしまいました!クロード様に私がこの婚約を嫌がってるなんて思ってほしくなかったから……!思わず!


ク、クロード様の顔、真っ赤です。始めて見た表情です!可愛い!そんなところも素敵です!


じゃなくて!あああもう、こうなったら思ってること全部言ってやります!


「私はこの見合いを命じられた時、嬉しかったんです!私、貴方様のことずっと慕っていましたから!」


「えっ」 


「クロード様の全てが好きです!お慕いしておりました!その綺麗な長いサラサラな黒髪も、宝石のような金色の瞳も整った顔立ちも!その形の整った口から紡ぐ声も!」


「あ、あの、クレア嬢」


「それにその美しいフワフワのしっぽと耳も!いつも撫でたくて仕方がありませんでした!嬉しいとピクピク動くその耳も!悲しいとペシャリと倒れる耳も怒ると床をペチペチ叩くそのしっぽも全部好きです!」


「……」


「それに貴方様のとても優しいところも!獣人だと蔑まれるのが分かってるのにわざわざ人助けしてしまうところも!落ちてるゴミを拾ったり、王女殿下に突き飛ばされても暴言一つ言わないところも!それから……あっ。」


やっ、やってしまいましたあああ!!!勢いで、勢いでえええええ!だって、だってえええ!


羞恥でぷるぷるしてしまいます。あああ、顔が上げられません!ぜ、絶対引かれました。クロード様に嫌われるなんて……想像しただけで死にます!


「ク、クレア嬢。」


「……はい。」


「あっ、その、何ていうか……有り難う。」


「!」


驚いて顔を上げるとそこには先程よりも顔を真っ赤にしたクロード様が。かっ、可愛い……!


「こちらこそ、その……御免なさい。」


「いや、その……」


変な空気になってしまいました。は、恥ずかしい……!


「……クレア嬢は、俺に好意を持ってくれている、という認識で間違いないだろうか。」


「ひゃ、ヒャイ……」


……変な声が出てしまいました……。そして改めて言われると物凄く恥ずかしいです。間違いではないのですが。


「……だが、俺は獣人だ。」


「?はい。存じております。」


言っている意味がわからず首を傾げる。


「……君は、やはり優しい人だな。」


「???」


「此方の話だ。……クレア嬢。俺はこの婚約を前向きに検討したいと思う。どうだろうか?」


「んえっ?」


さっきから淑女らしからぬ声が出てますがそれどころじゃないです!言葉が頭の中で反芻します。


つまり、クロード様は私と婚約したい、と……?


かあっと顔が耳まで真っ赤になります。バクバクと心臓が大きくなります。


「も、……勿論、お受けいたします……。」


「よかった!」


にっと照れたように微笑むクロード様、かっこ可愛すぎて死にそうです……。




☆★☆



それから正式に婚約が受理され、元々次男であったのでうちに婿養子に入ることになり、現在は家に滞在しているのですが……。


「ク、クロード様、あちらのカフェに行きませんか?」


「あっ、ああ。」


今現在、私はクロード様とデ、デート中です。きっかけは私が侍女のリーナに恋愛相談したことからです。クロード様と婚約できたはいいものの…なかなか距離が縮まらないんです。ろくに触れることもないんです。なんか変に照れてしまいまして、手が触れるだけでお互い顔が真っ赤になってしまい、変な空気になっちゃいます。会話は続くので友人以上恋人未満といったところ。このままは私も嫌だったのです。折角初恋が実ったかもしれないのに、攻めていかないでどうします!そこで婚約者のいるリーナに相談したのですが……


『それなら、デートとかどうですかあ?』


と、言われまして。数日前、誘ってみたのです。快い返事が貰え、今日、領地でデートすることになり、今は一通りの観光地を巡った後で、最後のお店として此処に来たんです。人気のお店らしいので。


「クレア嬢はどれがいい?」


「へっ?!え、えーっと、こ、このパンケーキがいいです!」


「分かった。それにしよう。」


ううう、変に照れていつも通りに会話ができません。クロード様はいつも通りでいてくださっているのに……。


「クロード様、申し訳御座いません……。」


「え?」


「私、緊張してしまって……デ、デートなんて、初めてなので。」


「……俺も同じだ。」


「えっ?」


「王女殿下は俺と居ることが嫌だったようだからな。デートは初めてだ。」


「で、でもクロード様いつも通りに振る舞ってくださってて」


「いや?滅茶苦茶緊張してるよ。」


「えええ!?」


「俺の胸に手を当ててみて。」


そう言い、私の手を机越しに胸に手を当てました。


布越しに伝わる音がドクドクと早くたてています。段々と顔が赤くなってきました。


「こ、これは……」


顔を上げて彼の方を見ると、滅茶苦茶顔を真っ赤にしてそっぽを向いていました。


「えっ!?ク、クロード様大丈夫ですか!?」


「あっ、ああ。だが……ちょっと近くて……」


「へっ!?あっ、すみません!」


更に顔が真っ赤になります。すごく、何というか……甘い雰囲気?といいますか。自分で言ってて凄く恥ずかしいです。二人して真っ赤になります。


「……クレア嬢。ずっと言おうと思っていたことがある。」


「は、はい」


「俺はーー君のことが好きだ。」


「……え?」


「一緒に過ごしているうちに惹かれていった。君の誰にでも分け隔てなく優しいところや、少し御人好し過ぎる所。ふわっと笑う笑顔や、触れるだけで顔が真っ赤になる所、全てが愛おしかった。君に触れるだけで照れてしまったし、緊張して中々思いを伝えることができなかったんだ。ーー愛してるよ、クレア。君は、今でも俺のことを好きでいてくれてるだろうか。」


「……はい。私は今でも、いえ。これから先もずっと、貴方のことが好きです。あ、愛しています。クロード。」


急に告白されて、とても動揺してしまいましたが、私も精一杯思いを伝えられました。長年の思いを伝えられて、それも初恋が叶って。嬉しくて、涙が滲んできました。私は今、最高潮に幸せです。


「おめでとー!」

「お嬢様おめでとうございます!」

「クロード様、やっと思いを伝えましたか。爺は信じておりましたぞ。」

「クレアさまあ、おめでとうございますう。」


「えっ、何で皆がいるんです?!」


「いやあ、デートってリーナに聞いたんで。お嬢様と坊ちゃん見守り隊である使用人一同、お二方の恋路にやきもきしてたんで居ても立っても居られなかったんですよ、はっはっはっ」


「まったく……」


二人で顔を見合わせて笑った。



☆★☆



「おお、クレア嬢とクロード殿が婚約したという話は真だったのだな。」

「随分仲睦まじそうですな。」

「辺境は獣人が多いですからね。」

「それにしてもクレア嬢は美しいですね。クロード様も、大変お綺麗……獣人で無ければ良かったですのに」


「目立っていますね。」


貴族たちがこちらをちらちらうかがっております。今、私たちはクロード様のお姉さまと王太子殿下の結婚パーティーに来ております。


「クレア、俺から離れないでくれ。余計な虫がつきそうだ。」


「虫……?はい、分かりました。」


両想いとなってから、触れ合いも多くなってきて、クロード様が過保護になってきています。クロード様は大変一途で、リーナから、『ぞっこんですねえ。これが溺愛ってやつですかあ』と言っておりました。正直、物凄く恥ずかしいですがそれ以上に物凄く嬉しいです。もう結婚の日取りも決まっていて、心が物凄く浮き立っております。


「あっ、あの、クロー「クロード!」」


クロード様に声をかけようとしたら突然声が聞こえてきて、二人で驚いてそちらを見ます。


「……フリーナ様。どうされました?婚約者様は今日はいらっしゃらないのですか?」


「ふん、あんな男、もう別れましたわ。他の女に目移りしてばかり。嫌になりましたのよ」


えっ、国王陛下が決められた婚約を反故にしてまで婚約したのに……?!


「そういえば。クロードは一度も他の女に浮気なんてしなかったわね。どう、わたくしとまた婚約しなおさないかしら?」


「は?」


「え?」


フリーナ様、何言ってるんですか……?クロード様とフリーナ様が結婚……。嫌、絶対に。折角思いが叶ったのに。それを、今までクロード様に酷い扱いをしていたフリーナ様にだけは、絶対に渡したくないです。でも、彼女は王族です。彼女の横暴が許されるのも、それが理由なんですから。二人が再婚約したら私は、クロードとは触れ合えなくなってしまいます。気軽に話すこともできません。目の前が真っ暗になりました。


「お前、獣人だけど顔はいいし、家柄もわたくしにふさわしいのよね。」


そういいながら、彼女はクロード様の腕に自分の手をのっけます。嫉妬心でしょうか、仄暗い気持ちが溢れてきます。


「だから「お言葉ですが。」


クロード様の凛と通った声にはっと顔を上げます。そこには、大変顔を険しくしたクロード様が、フリーナ様の手をそっとどけました。


「俺の心はもう、クレアにあります。婚約を破棄したのは貴方だ。俺はもう、クレア以外と婚約も結婚もしない。」


「クロード様……」


じわじわとその言葉が理解できて、目の前が明るくなっていきます。嬉しい、今はその一言です。


「無礼な!わたくしがこんな田舎娘に劣るというの?!だれか、こいつを捕らえて牢にいれなさい!」


その言葉にこちらに騎士達が近づいてきます。終わりです。せめて、せめてクロード様は助けて……。その時、クロード様がぎゅっと手を握ってくださいました。私も握り返します。


「待て。」


その重厚な声が広間い響き渡ります。ざわついていた会場が一瞬で静かになりました。国王夫妻及び王太子夫妻の登場です。しかもこちらに来ます。


「衛兵、フリーナを連れていけ。それとクロード殿、クレア嬢。愚娘が済まなかった。」


「お、お父様?!何故?こいつはわたくしを、王家を侮辱したのですよ?!」


「フリーナ。これ以上王家の品位を貶めるような発言はやめろ。」


「お兄様まで……!」


「フリーナ、お前はやりすぎた。暫くの謹慎を命じる。暫く反省しておけ。」


「そ、そんな……お父様、待って!この、無礼よ!放しなさい!」


フリーナ様は衛兵に連れていかれてしまいました。あまりの出来事に呆然としてしまいます。


「改めて、愚娘が失礼した。だが、今日は息子の結婚パーティーだ。正式な謝罪は後日でいいだろうか。」


「勿論です、陛下。」


クロード様が膝をつき、首を垂れます。私も慌ててそれに合わせます。それに国王陛下は微笑みました。


「それにしても、クロード。随分婚約者にぞっこんのようだな。王家に忠実なお前がフリーナに刃向かうなんてな。」


「ええ。俺はクレアを世界で一番愛しているので。クレアとの仲を引き裂くものは神であろうと刃向かいます。」


「まあ、姉様焼いちゃうわ。ふふっ、クロード。そこまで言うなら、絶対に幸せにしなさいよ?」


「勿論、そのつもりです。」


「クレア様、あなたも弟をよろしくね。」


重鎮揃いな上に、先ほどからのクロード様の言葉に照れまくっていましたが、クロード様のお姉さまであり王太子妃であるエステル様の言葉に、私はエステル様の目を見つめ、


「勿論です。」


と答えた。



☆★☆



あれから、こってり国王夫妻に絞られ、フリーナ様は一年程の謹慎が命じられたそうです。そして、月日が経ち、今日は私達の結婚式。指輪を交換し、誓いを立てた後、クロード様がゆっくり私のベールをめくりました。


「クレア、愛している。俺は君にこの身を捧げ、一生をかけて愛しぬくことを誓う。」


「私もです、クロード様。愛しています。この身が朽ち果てようと、魂だけになろうと。愛しています。」


そうそれぞれは誓い、口づけを交わした。


                                    ーーーーEND.

後日談ですが、彼女たちの婚約で獣人の一途な所やらで獣人との結婚が増えました。


また、王家がフリーナとクロードの婚約破棄を認めたのは、クロードのお姉さま、エステル様が王太子殿下と結婚することになったので、権力が傾きすぎるのを防ぐためにも元々解消予定だったからです。

あと余談ですがエステルは獣人じゃないです。血は入ってるけど見た目は人間。もう一人跡継ぎの長男がいるけどこちらも(見た目は)人間。三兄弟とも好きな人には超一途。


これを読んで下さった方、本当にありがとうございます!

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