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【マテリアラーズ】 惑星を巡る素材集め屋が、大陸が全て消失した地球を再興するため、宇宙をまたにかけ、地球を復興する  作者: 紫電のチュウニー


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94th どうしてここへ?

 久しぶりに再会した友人ニッキー。

 アルバメデスへ来た目的を聞くと、内容は深刻なものだった。


「現在惑星シドーでは不穏な活動が多くみられ、危険な状態なのです。それゆえ

許可が無ければ侵入できない上に、まず許可がおりないこの星を選択しました。

ちょうどエレヴィン中将に一隻、艦を提供していたためスムーズにお話を通して頂けたのです。

息子も来ていると聞いて、ニッキー様が年齢指定付けで護衛任務を命令された……といった所存で」

「それでか……色々繋がったよ。着陸地点をここに設定したのは?」

「ニッキー様が戦闘シーンを再現したいため火山がいいと」

「……本当にバシフィッツ好きが治ってないんだな」

「エレットだってそうでしょ? どう見たって中二病の恰好してるじゃん」

「これは軍用の服だって! 中二病ってバシフィッツの設定キャラの服だろ」


 俺とニッキーがはまっていたバシフィッツという格闘ゲーム。

 その世界観は地球の二千年頃のアニメや漫画をモチーフとした描写だった。

 ニッキーは長髪ピンク髪のロングの軍福にミニスカのキャラが好きで、よくパンチラをさせて

遊び、挑んで来る男共をこてんぱんに倒していた。

 倒されていた方はなぜか喜んでいたが……。


「ねぇねぇ、ここ格闘場所とかある? ニッキーもっとエレットと戦いたいんだけどぉ」

「まだ未開拓の星だぞ。危ない場所だらけなんだ。ひとまず基地に……」

「未開拓なのは知ってるから来たんだよぉ? 散策もしたいからちゃんと護衛してねっ。

後基地に行くのは嫌っ。エレットと冒険しにきたんだから!」

「しかしお嬢様、危ない事はダメだと会長にも言われておりまして……」

「じいじは黙ってて! いっつも子供扱いして。そんなじいじ嫌い!」


 嫌いという言葉がじいじの頭の中に児玉する。

 灼熱地帯にも関わらず、膝から崩れ落ちそうになるじいじ。

 いや、名前を聞いておくべきだ。


「あの、じいじさんのお名前は?」

「これは失礼。申し遅れました。私はハノ・ダドゥイユク・オッソルと申します」

「オッソルさん……でいいのかな」

「構いません。こ、これで嫌わないでもらえますか、お嬢様……」

「んー、どうしよっかなぁー。じゃあエレットと二人にしてくれたらいいよ!」

「そればかりは! 私の首が飛ぶだけでは足りませんぞ!」

「じゃあ嫌ーい」

「ううっ……こうなったお嬢様は手がつけられませぬ。

仕方ありません。私は艦におります。最悪この艦でいつでもお迎えに行けるよう発信機だけは

持ってもらいますからな! これ以上はひけません!」

「いいよーぉ。発信機頂戴」

「エレット様。くれぐれも! お嬢様に変な事をしたり変な場所に連れて行ったりしませんように!」

「あ、ああ。変な事ってなんだ? ここは既に変な場所なんだけど」

「もう、発信機渡したらじいじはあっち行ってて! ねえねえエレットのあの乗り物。

もしかしてミシーハ製のものじゃない?」

「ああ。ねえ……じゃなかった、そうそう、最新のモデルだ。乗り心地も悪くないし

かなり優れた乗り物だよ」

「いやったぁーー! それじゃ早く乗せて。それで冒険しよ! 冒険!」

「わかったから押すなって……これはかなりつらい任務になりそうだな……」


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