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【マテリアラーズ】 惑星を巡る素材集め屋が、大陸が全て消失した地球を再興するため、宇宙をまたにかけ、地球を復興する  作者: 紫電のチュウニー


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82th  エンパイア・レゾナ内休憩所

 エンパイア・レゾナ内を案内を受ける皆と別れて、一足先に自室へと戻ったエレット。

 大分疲れたのかベッドへと倒れこむ。


「色々ありすぎて疲れたな。明日また不足分の素材集めしないと」

「マスター。素材の補充を提案シマス。このままでは装備換装できまセン」

「そうだった。ライチェ先輩のとこへ行って受け取っておいてくれるか。

どうも力が入らなくて」

「マスター。大丈夫デスカ? 栄養ドリンクも受け取っておきまスネ」

「いやいい! 飲んだら死ぬ」

「ライチェ先輩は実験好きですカラネ。前にアレを飲んだ時のマスター、楽しそうデシタ」


 嫌な記憶が蘇る。マテリアラーズ入りたての頃にライチェ先輩が作ってくれた

栄養ドリンクを飲んだら、あまりのまずさに気を失った。

 原材料は怖すぎて聞けなかった。


「はは。そんなことも……あった……な」

「マスター? マスター? ……余程お疲れだったのでショウ。ゆっくりお休みくだサイ」



 ――――――――。


「う……ん? あれ、寝ちゃってたのか。ふああー……もう一度寝ようかな」

「マスター、お早うございマス。急ぎご支度くだサイ。遅刻シマス」

「えー……遅刻って何だー……? ふああ……」


 再び眠りにつける幸せ……最高だなー……。

 

「マスター……どうしまショウ。こんな幸せそうなマスターを起こすのは忍びないデス」


 ――――ドタドタという足音が聞こえてきた。

 うるさいなー。もう少しゆっくり寝かせてくれ……。


「いい寝顔だねー。エレット。まさか隊長命令を直ぐに破るとは、追加任務が

そんなに欲しいのかなー?」

「うーん後一分」

「そうかそうか。もう一本追加任務が欲しいか。喜んで追加してあげよう」

「追加……任務?」


 がばっと起きて目をこすると、腕を組んだままにっこり微笑むぱーぷたー隊長が

目の前にいた。


「あれ? 隊長お早うございます。随分早いですね」

「そうだね。もう八時十五分だけど早いかな?」

「八時……十五分。八時十五分?」

「他の皆には朝食を先に取るよう伝えてある。エレットは朝食抜き!」

「わーーー! すんませんすんません! セイソー、何で起こしてくれなかったんだ!」

「起こしたのですが、マスターがあまりにも幸せそうに眠っていたノデ」

「まぁ激務で疲れていたのはわかるが、他の皆を待たせてはいけないよ。

以降、気を付けるように。ちゃんと君への報告があるからね。八時四十分より

昨晩と同じ場所で叙勲式を行う。以上」

「はいっ! 気を付けます!」


 身支度を整えると、昨日と同じ場所へ向かう。

 全員にクスクス笑われてしまった。はぁ……無理もない。


「では引き続き連絡事項を伝える。まずエレット。フラー。君たちは先の

月における事象で、クルエルクラウドと対峙。戦果を挙げている。

故に昇進指令がエレヴィン中将より下されているよ。

その戦果を称え表彰及び位階を授ける。

エレットを軍曹。フラーを伍長へ任命。おめでとう」

「寝坊助軍曹さん。おめでとう。うふふっ」

「ライチェ先輩ー!」

「ごめんごめん。はい、どうぞ。フラーもよくやったわね。先輩として

鼻が高いわ」

「べ、別にあたしはそんな……ありがとうございます」

「照れちゃって。可愛いんだから、もう。いじりたくなっちゃうわ」

「コホン。レグア君に関してはまだ入隊していなかったため、伏せられていたようだ。

本来叙勲するに相応しいと考えるが、今回は目を瞑って欲しい。

次に、まだ正式ではないが君たちのアッシェンM。

こちらを専用艦として認めた上、エレットを隊長に探索活動を行ってもらう

予定……なのだが、エレットはまだ階級が低い。そのため今しばらくは

ライチェ、パルスナーを隊長として任命。探索活動にあたってもらう。

ただそのためには不知火・青井、シロ・コボルト、レグア両三名を

マテリアラーズとして正式な隊員に導かなければならない。

本日中にランクC、Dの素材を大量に集めてもらう」

「大量に……ですか?」

「そう、大量にだ。というのもスポンサーより至急ランクD以上の素材要求が

行われている。これに対する見返りが大きい。どういうことか想像つくかい?」

「高ランク素材大量納品依頼は……そうか! 新しい装備素材の搬入と実験ですね!」

「その通り。マテリアラーズ覚書。ちゃんと目を通しているようだね。関心関心」


 マテリアラーズ覚書とは、定期的にマテリアラーズのお偉いさんが発行している

通信だ。読むことを強制されるものではないが、見ておくと世情に詳しくなる。

 

「では君たちの部隊を二つに分ける。これには理由がある。

一つは、素材として求められているのが海洋にある物質と地上にある物質にわけられている。

もう一つは、君たちの特性を知りたい。地上をライチェ、エレット、レグア。

海洋をパルスナー、フラー、不知火・青井、シロ・コボルトで探索してもらう。

物資の補給などを行い、各自十三時には活動開始できるように。以上解散!」



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