75th 手つかずの宝
部屋の謎を解き、無事扉を開いたエレットたち。
絵をはめた順番通りに部屋を見て回ることにした。
一つ目は火山の絵を取り付けた部屋。
ここにはその当時のものかは定かではないが、火山岩らしきものがゴロゴロと置いてあった。
それと白骨した何か。
セイソーに火山岩を調べてみてもらったところ、成分はほぼ間違いなく火山岩。
この星の火山はまだ見たことが無いが、昔はこのあたりにも存在していたのだろうか。
貴重な参考物として収容してもらった。
「マスター。こちらはパルスナー様のいいお土産がデキマシタ。
きっとお喜びになるでショウ」
「そうだな。こっちの白骨物も持っていこうか」
「ええ。そうしまショウ。他に変わったものはこの部屋にはないようデス」
「この扉だけだと少し外れな感じがあるな。次の部屋へ行こう」
次は火山のマグマが流れる通路のような絵の扉。
最初は水路だと思ったんだが。
「これは! 何かの装置か?」
「文明的な遺物デス。ここは図書館のようなものだったのでショウカ?」
「凄い」
その部屋にはマグマを流すために用いられたような装置が置いてあった。
巨大すぎてとてもじゃないが持ち帰れそうにない。
本棚のようなものがあり、そこへ二冊、書物のようなボロボロのものを見つける。
「これ、本じゃないか!? 文字は……うっ、ボロボロすぎだ。
でも何か書いてあるのは間違いない。これも持っていこう」
「大発見デスネ。そうしまショウ」
次の部屋は中央にはめた絵。これが一番気になるところだが……。
「あれ? この部屋は下に降りてく道みたいなものしかないな」
「もしかして入口に通じているのかもしれない」
「それならここは後回しかな」




