74th 配置場所
他の絵を探してみると、先ほど見た絵とあわせて六枚の絵があることがわかった。
追加で見つかった絵は、何かの道具を作るような絵。
水か何かが流れる水路のような絵。
そして、巨大な何かの一部分が映った絵だった。
「絵だけみてもよくわからないな。せめて扉が開いてくれればいいんだけど」
「びくともシマセン。どういう仕組みでショウカ?」
「セイソーでわからないならさっぱりわからないな。剣を出してぶった切るのも怖いし……」
「……ドルノールによりアドノ山は鎮められ、ミナカドは地にひれ伏す。
ドルノールってこの建物なのかな」
「うーん。アドノ山ってのはあの山のことだよなきっと。ミナカドってのは綺麗な絵に映っていた
動物かな? 地にひれ伏すってことは絶滅したって意味か?」
「絵の内容がわかればその通りになるように絵を配置したらいいのかな」
「わからない。この建物がドルノールってものだとすると、並べようがないぞ?」
「他の絵はドウデショウカ? 何かヒントがあるかもしれまセン」
「これは何の道具だろうな。さっぱりわからない。この巨大な何かの一部も」
「山が噴火するとどうなるの」
「火山なら爆発して噴煙が起こり、場合によっちゃマグマが……待てよ?
アドノ山が噴火し、マグマが流れて……ドルノールを通し噴火は収まったがミナカドは
絶滅したってこと……か?」
周囲をもう一度よく見てみる。絵をはめ込む場所があるといいんだが……。
だがそれらしい場所は見当たらない。
「うーん。絵をはめ込む場所がこの吹き抜けた場所には見当たらないな」
「あら。それなら部屋の扉がその絵のサイズと同じじゃないの」
「本当か? ……おお、ぴったりっぽい。どこをどこにはめたらいいのかな。
まずはどれか一つ絵を……えーとアドノ山から始まってるんだろうしこれからか」
部屋は全部で六つちょうどある。
それぞれに対応する絵を扉に合わせたらいいのか。
山は最も高い所にあるはずだ。なら……一番上の扉に取り付けてみよう。
「本当にぴったりはまるな。でも……さすがに一枚じゃ何もおこらないか」
「次はこれかな」
レグアは水か何かが流れる水路のような絵を取ると、左奥の扉か右奥の扉かで悩んでいる。
アドノ山の噴火している方向は西へと噴火しているように見えたので、左奥の扉へ
合わせるように指示する。
「ここまでは何となくわかるが……後はどう配置したらいいんだろう。
北に山、西奥にマグマの流れる道。後は西中央付近、西手前、東手前、そして部屋の中央か」
「きっとドルノールは中央」
「そうだな。そうすると後は……ミナカド、道具のような絵、巨大な何かの一部か……待てよ。
この巨大な何かはマグマが固まったものか? そうすると西中央はこの巨大な何かか?
「それならその後にミナカドなの」
「配置してみよう。この道具のような絵が何なのかきになるところだが……」
それぞれの位置に絵を配置していく。
これであっている保証はないが……果たしてどうか。
すべての絵を配置すると、押しても引いても開かない扉から激しい音がしだす。
すると扉はゆっくりと下へめり込んでいった。
「そりゃ開かないわけだ。地面に潜っていく扉じゃ……」
「でもよかった。部屋へ入れそう。中を一つずつ調べてみよう」




