34th 二次試験、爆発機雷のドンタス。内容は
一次試験通過者発表から暫くたち、いよいよ二次試験が開始される。
気合が入っているかどうかは、レグアの表情を見てもさっぱりわからない。
レグアならきっと大丈夫……だと思いたい。
「父さんや姉ちゃんが関わらなきゃ、多分楽勝だったんだろうけどなぁ」
「なんであの二人は試験を難しくしたがってるわけ?」
「レグアを楽しませるためね」
「なーんか嫌な予感するんだよね。特に姉ちゃんはとんでもないことしでかすからさ」
そんな話をしていると、再び映像が映し出される。
「いやこりゃ待たせたねぇ。二次試験担当、ドランス星人のドンタスだ。
ドランス星人知ってる? 見たことある?」
「ドンタス! 早く始めろ!」
「いやこりゃハノイはせっかちだねぇ。うるさく言われるの嫌だし、説明するかね。
二次試験は一次試験合格者を二つに分ける。青いバッジをつけた方がブルー。
赤いバッジを付けた方がレッド。双方でバッジの奪い合いをしてもらうよ。
バッジを奪われた者はその時点で離脱。どちらかのバッジが無くなるまで
続く。つまりだよ? 最悪一人しか残らない可能性もあるってワケ。この意味、わかる?」
「おいおい。いきなり潰しあいになりかねないやつだな」
「ただ、これだとチーム同士で潰しあいかねないからね。ルールをいくつか入れるよ。
同じチームのバッジは奪えない。それと奪われたバッジを奪い返す事が一度だけ出来る
可能性がある。こいつはうちのチームに必要だ! っていうやつのバッジを奪い返せば
そいつは復帰できるってワケ。この意味、わかる?」
「一人だけ、復活? それは揉めそうだな」
「この復活には意味があってねぇ。マテリアラーズに必要な事なのよ。
マテリアラーズは基本チームで動く。誰を回復させて戦線復帰させるか。
この判断は実に難しい。しかしそういったケースが起こる可能性も想定できる。
この意味、わかる?」
「説明が長いぞ! ドンタス! もっと簡潔に説明しろ!」
「そう言われてもねぇ。怒られちゃったよ。それぞれのチームは
ランダムで決まる。運が悪いとそれだけで勝敗が決まっちゃうかもねぇ。
それと、武器は自由だが禁止は毒、麻痺、致命傷、急所潰しは無し。
さらにもう一つ! バッジの奪い合いを盛り上げるためにも、一次試験上位
三名には遅れて登場してもらおう。つまり上位三名がいるチームが
偏っていれば、そちらは多いに不利となる出だしってワケ。この意味、わかる?」
最後にとんでもないルールが加わった。これ、絶対エレヴィンのせいだろ。
「マップは四方に木が生い茂るジャングルだ。見つけづらい上トラップも多い。
さらになんと! ミシーハ製の護衛ロボがうろついている。足元すくわれないようにねぇ。
スタートは三分後。各々どっちのチームか確認を忘れないように。
上位三名は十分後にマップへ移動する。それまで高みの見物。いい身分だねぇ。
さて二次試験、一体何名残るか。どちらが勝つか。非常に楽しみ……」
「おいドンタス! 貴様もついでにマップのトラップとして戦ってこい!」
「命令されちゃった。困ったねぇ。そんな楽しい役目、言いつけられたらさぁ」
【燃えるよねぇ。爆発機雷のドンタスがマップに現れたら】




