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151th アッシェンM改で出来る事の説明

すみません、投稿したはずがっ!

うまくできてませんでしたm(__)m

 惑星ギンギールへ向けて出発してしまった俺たち一行。 

 ひとまず全員着替えて、誰が何を行うのか……そしてアッシェンM改では

何ができるのかを確認。

 その後、アクシスバリエーションが展開できそうなら、直ぐにギンギールへ最も近い場所へ

移動して補給を済ませたい。

 作戦指示室へ再招集をかけたので、時期に全員来るだろう。

 現在は俺と、既に支度をすませたパープラー隊長だけだ。


「やっぱり心配ですか?」

「ああ。ミキサス君が一番ね。彼女は熱くなりやすいから、真っ先に死に急ぐタイプだ。

それとレイザー。彼は気付かないうちに踏み潰してしまいそうでね……それがとにかく心配」

「ああ、それはわかりますよ。だって、ここに居たとしてもわからないですもんね」

「はぁ……これからも多くの種族がマテリアラーズに参加するかもしれない。

我々のようなもと地球人であれば特徴はとらえやすいのだが、そうもいかない。

惑星シドーにいい人材はいなかったかな?」

「ええと、宇宙開発担当のレブラさんという方ですね。今回の取引に関する相手でも

あります」

「エレットがその人物を推薦する理由はあるか?」

「はい。彼女に闇のブローカーガウスが惚れているからです。命も平気で投げ出す

でしょうね」

「はっはっは。それはいいかもしれないね。少し手をまわしておこうか。

どういった人物かおおまかにでいいから話せるかな」

「はい……実は……」


 レブラさんについてをパープラー隊長に報告すると、確かにその人物ならと

大きく頷いた。

 

「掛け合ってみる価値はありそうだね。我々もマテリアルを集めていく過程で

今回のような第三種危険生命体以上の存在が確認される惑星へと向かう事にもなる。

彼女がアンネ同様、そういった惑星を救いたいと願う気持ちがあるなら、我々の

組織で宇宙開発担当を行ってもらう方が、都合がいいかもしれない。

何せ我々にはミシーハ博士もいる。彼女の右腕となるような存在がいてもいいのではないか?」

「そうですね……姉ちゃんはヘッツに頼りすぎてるところがあるし、結構アホなんです」

「それは……なんとなくわかるかもしれないな。今回の件もそうだが……少しエレヴィン中将にも

似ている。さすが親子というかなんというか」

「確かに、姉ちゃんは父さんんに似てますね……そういえば父さんは?」

「それが連絡がまたつかなくてね。本当に困ってるんだよねえ……」


 凄い怖い笑顔になった! この話は振ったらまずかったな。

 パープラー隊長と話してる間に、続々とメンバーが集まって来る。

 まだ来てないのは仁・青井とアオアシラか。


「エレット。全員集まったようだよ」

「あれ? まだ仁さんとアオアシラがいませんよ?」

「よく見てみなさい」

「え?」

 

 周囲をぐるーっと見てみると、壁の端っこの方に二人は立っていた。

 忍者、恐るべし……全く気配がない。


「それじゃ早速なんだけど、時空。全員に、このアッシェンM改の構造とか教えてくれないか」

「システム時空より皆さまへお伝えします。本艦は

全高百六十二メートル、全長四百二十メートル全幅三百二メートルの

大型艦です。総重量は四万五千トンに達し、パドロニウムエンジンを十二基搭載。

それぞれが独立して動き、超高出力を可能にした、屈指の艦となっております。

また、本機は新、アクシズバリエーションの実験機として開発された

宇宙間吸収システム、ドライヘヴンの実験も兼ねており……」

「ストップストップストップ! 姉ちゃん! なんだこれ!」

「参ったね……頭がパンクしそうだ」

「凄い……凄すぎて訳が分からないわ……」

「ばう?」

「さすがは博士! シャクシャクシャクシャク」

「ジョーゴン様、今のわかったでヤンスか?」

「当たり前だろう、誰だと思っているのだ!」

「ジョーゴン様、すっごぉーい!」

「どう見ても嘘だってニッキーにはわかるよぉ?」


 話を止めさせたらガヤガヤと騒がしくなってしまった。

 冷静に聞いているのは仁・青井さんだけだが、彼も口には出していないが

顔では少し驚いているように見える。

 こんな顔もするんだな……。


 しかし一番顔がよくない……怖いのはパープラー隊長だ。

 それはそうだ。こんな報告しないとやばそうな内容を詰め込みまくった

艦で、勝手に持ち場を離れ出発してしまったんだから。


「あ、あのー。とりあえずこの艦の設備を知りたいんですけどぉ……お手洗いとかぁ」

「ちょっと待ってね。エレット、それより私が説明するよりアルバについてシステム

に聞いてみてくれる? エレットがアルバから離れてる間に、色々調べたの。

隊長さんもそんな顔しないで、ちゃんと聞いてね?」

「……よし。もう何を聞いてもここだけの話として聞かなかった事にしよう。

その後エレヴィン中将に連絡がついたら丸投げだ」

『いいアイデア!』


 俺と姉ちゃんがハモって応じた後、システム時空に違う質問をしてみた。


「ひとまずアッシェンM改のことはおいておいて、積載されたアルバについて

教えてもらえるか?」

「承知しました。それでは……」

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