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十 〜仙術〜



 

 まさかまさか絵本みたいな昔話。童話の世界じゃん。鬼と一手交えた後には天狗狩りと。何処の何太郎だっつうの。


 メイド服、召喚士、鬼と殴り合い……


「私の方向性について議論が必要よ」


「良子さんは良子さんのままで宜しいかと」


 ぐぬぬ、話にならん、何が天狗やねん、何と戦わせるつもりなのか。影の中の人もダンマリだし。なんか薄ら角生えてるなーぐらいの人なら、まあ見てみぬフリしてやり過ごそうかと思うけど。


 天狗って、鼻にょーんの赤ら顔でお面なのかしらあれ。せめてお面でどうにかして欲しい。羽が生えてるとかは勘弁して欲しい……でも水嶋のやつは顔生やしてたしねぇ。今更なのかなぁ。


 なんかもう車乗って向かってるんですけどね。さっきのやり取り通り、運転席のミラー越しの会話じゃ、私の言いたい事は一ミリも伝わらなかったね。


 ついでに言うなら、さっきまで血を吐いてた奴に運転させられないから、一応免許あるし私が運転しようか? という問いかけに対して、賦活術式がどうたら言いながら顔についてた擦り傷とかみるみる治っていくもんだから、困惑も収まらない。


 この高そうなSUVも誰の車なのかというのを聞きたいけど。聞いたら負けな気がして聞けてない。

 

 別に嫌じゃないのよ? 咲夜さんと希望ちゃんにアタイに任せなって啖呵切ってきたし。蕎麦も美味しかったし、また行きたいじゃん? 


 でもね、何故わたしが人外と戦う路線が定着しつつあるのか、そこんとこ疑問な訳ですよ……いや、手伝うって言ったけど。八尋の仕事。 


 身の危険は無いってそこの運転してる奴が豪語したし、実際問題、私のこれまでに培った物で何とか出来ちゃってるんですけども。


 でもさ、頭部がリポップする奴を手下にして、体当たりがダンプカー並みの人を殴り倒して、挙げ句、妖怪枠の方とも戦うの? 咲夜さん鬼だったし今更だけど。それを言うなら首が取れても平気なヤツが初手だったわね……。


 それで思い出したけど水嶋さん? ワタクシ先程、掠ったら死ぬような攻撃に晒されていたのだけど、貴方は何をしてらっしゃったの? ワタクシは寛大ですから弁明の機会を差し上げましてよ? 


 「影の中にずっと居て、咲夜さんから放たれる瘴気を水嶋の障壁で無効化」する仕事をしてたと。あのオーラ相当ヤバい代物だったのね。


 顔バレーー水嶋、結構有名人みたいーーしてより事態が悪化したら駄目だから隠れていた。との弁。


 うーん、まあ納得できない事もないけど出て来て言いなさいよ。……影の中入ってる時、何となく思考のやり取りできるからって横着してない? まあ、いいや。

 

 喫緊の問題としては、さっき、振り込みましたって言われて確認したネット預金の残高。コンマがニ個ついてたんだよね。


 うーん、迷う、色々迷う。続けてみたい自分が怖い。


 この一件終わったら師匠に相談ね。一体何を私に仕込んだんだあの人は。両親死んじゃって五歳から引き取って貰って入門して毎日、毎日、来る日も来る日も言われた通りの型稽古して、組手して、途中から力の加減とか手加減の仕方とかをもう反射レベルになるまで繰り返して、ん? ……休んだことないわね、稽古。


 何が楽しくて毎日あんなに身体を苛めてたんだろう……大学入学してからは一人暮らし始めたから毎日通しの稽古は辞めたけど、朝起きたら型稽古だけは未だに続けてるし、やんないと調子出ないし。


 プロ格闘家とか微塵も興味ないし、強くなりたいとかこれっぽっちも思ってないんだけど、何を糧にあの苦行を乗り越えていたのかワタシ……稽古終わわりのご飯? ……これがまた、超美味しいのよね。他に継続する動機がないからまさかの餌付け疑惑だけど。


 いや師匠は超優しいし大好きだからそれだけじゃないけど。


 しっかし、ここまで金に弱いとは、我ながら情け無いわね、ほんと。


 就職して真っ当な仕事が出来るのかな私。うーんセーフ、セーフ、たぶんセーフ、犯罪に加担した訳じゃないし、ちょっと変わった人達とひと時絡んでるだけだよね?


「そろそろ着きます」


 そんな考えをウダウダ捏ねて小一時間、目的地に着いちゃうのね、そうね、そりゃ着くよね。帰りたぁーい。


 ◇ ◇ ◇


「打ち合わせ通り動いて頂ければすぐに片付くかと思います、準備はよろしいでしょうか」


「双六勝負を挑む! 戦闘マスに止まったら頭領を指名する! ぶちのめす! そんでもって王様を指名する! ぶちのめした奴を指名する事!」


「声に出して確認する事はとてもいい事だと思います。打ち合わせ通りで大変嬉しく思います」


 万が一負けたら奴隷とか言われたらそりゃ覚えるわよ。大事な事だから指差し確認よ。

 

「ところで身の危険は無いって豪語したのは何処のどなたかしらね」


「今は言えませんが保険もありますので冷静に事を進めて下さい」


 保険あるならそっちが良いんだけど。先に安全にしてからチャレンジする発想で、もう一度検討しませんか。という気持ちを視線に込めてジロジロり。


「保険はあくまでも保険です、良子さんが打ち合わせ通りに事を進めて頂くのが八方丸く収まる最善手となります」


「まだ何も言ってないけど分かったわよ、言われた通りするわよ」


 ホント何か言う前に被せてくるの良くないよ八尋くん。


「そろそろ、御用向きをお伺いしても宜しいでしょうか、お客人方」


 ……そう、着いてんのよねー。何かごっつい寺社みたいなところの前。看板とか無いから何の寺院なのかさっぱり分かんないけど。


 高速降りて直ぐに山道向かったまでは分かるけど、此処は山の中腹らへんかな? 凄い敷地広いんだけど……奥に見える三重塔、何個あんのあれ。


 そしてもうそろそろ夕闇に入る時刻。奥に見える灯籠の並びが強調されてとても良い具合の寂寥感。


 それと門構え、なんなんコレ。門の左右に阿吽の像? 八メートルはある立像って、普通に国宝じゃ無いの?


「無視とは恐れ入る」


 ですよねー。車を門のとこ止めてから、すぐ出てきたお爺ちゃんに八尋が声かけないから、私もついつい同じ対応しちゃってだけど、そりゃそうよね。


 普通は声かけなきゃダメよね。ガン無視だもん。気まずいんだけども、八尋怒ってる時の雰囲気だし、なんか動きづらいんですけどー。


「応えてはいけません、既にこちらに対して仕掛ける気です」


「お歴々は中でお待ちだが、お客人はどうなされる、帰られるので有れば何も言いますまい、進もうとなされるなら、覚悟されよ」


 ちょっとー、ピリピリしちゃダメだってば、お腹減るよ? お爺ちゃんもそんな人殺しそうな顔して睨んじゃダメだって。


「そこな娘御も、はよう去れ。死にたくないならのぉ」


 いや、まぁアンタとこの大将、ぶちのめしに来たから帰らないんだけどね? ……なんかめっちゃピリついてんだけど。どうすんのよ? 


 ありゃ? 八尋さんってば、何か手かざして、いんやダメだってそんな指さしてグルグルしたら、余計怒らせるって。


「貴方は今から私達を奥まで案内します」


「わたしはいまからあなたたちをあんないします」


「うっわ……目が虚ろなんですけど……何したの……?」


「私は案内をお願いしただけです」


 それはちょっと……言い訳としては零点じゃないの? まさかの門番あじゃぱーからの推して参るって。お爺ちゃんお目目グルグルーってなってるわよ? 


 明らか何かしたでしょうに"お願いしただけですっ"とか強弁するってどんだけ鬼メンタルなのよ。


 でも今の流れ好きかも。共にあらんことをって言っちゃいそうになるくらいスペースオペラなムーブだったし。


 その映画シリーズ大好きだし、全部観てるし、もっかいやってくんない? いまの。ダメ? 急ぐ? そうね、そういやそうね、でももう一回ぐらい見せてくんない? ダメ? やっぱりだめ? そう言わずにさぁー。


 あっ! ほらっ! また来たよ、来た来た! ほら一人、二人、三人……めっちゃ走ってきたわね。


 まだきてるじゃん、十人、十五人……三十人ぐらい? いやぁー囲まれましたなぁ。何よ……こっち見ないでよ。


「取り敢えず私のせいではない。ないったらない」


「良子さんのせいにはしていませんよ」


 分かってるなら良し。


 随分と人がいるのね? でもみんなちょっと背が高いくらいで、天狗に見える人いないんだけど。


「ねえねえ、さっきのをもう一度やってチャチャッと終わらせられない?」


「あまり得意な術でも有りませんので、ご期待には添えないかと、先程のは私でも術が通る環境が整っていただけですので」


 勿体ぶっちゃってさ、何よ、何よ、本当はできるんでしょー。


「それのやり方、今度教えてくんない?」


 えっ? 「ダメ?」 ケチ。 何がダメなのよー、ちゃんと理由言いなさいよー。ほらほら、ささっと要点だけ教えてよ。気? どうなの? 丹田とか龍門なら分かるわよ? どうやんのよ。


「気血の巡り以外に要諦がありまして……資質が無いと理解出来ないものですから……」


 あのね、あれよ! あれ! あれ! 二刀流っぽいやつよ! ブゥーン、ブゥーンって、闇堕ちしてる人の動きなら完コピ出来るし、後足りないの不思議パワーだけなのよっ!


「こういう動きのやつよ、わかる?」


「……貴様ら我々を舐めておるのか?」


 うるさいわね。私は今大事な話をしてるんだから静かにしなさいよ。


「まあ、舐めては無いけど相手にして無いって、そこのお兄さんが言ってましたよ。今忙しいんで、後で」


「……良子さん、話が拗れますので、お控え頂きたく」


 ありゃ、怒られた。でもねぇ? だってさっきまで推定ダンプカーより強いのと闘ってたのに今はあちょっと良いとこ入ったら瀕死になっちゃう程度の人たち何人集められてもねぇ?


「黙ってても良いけど、さっさっとしてよ、私は、んなことよりさっきの不思議パワーの事が知りたいのよ!」


「この人数を前にして中々の堂の入りよう、腹の座りが尋常では無いな」


 いやいや、アンタそんな事よりさ。そこでお口パクパクしてあうあうしてる同僚なんとかしたげなさいよ。


 八尋の怪しげな術? 食らって始めは目の焦点ボヤけてお目目グルグルぐらいだったけど、今お口アワアワよ? 


 そろそろ処置しないとヤバそうだけど? そんな事に気も回せない感じだから相手すんの嫌なのよ。


「爺様っ!?」


 爺様気付いて貰って良かったじゃん。


「おのれ! 貴様ら爺様になんと言うことを! お館様の御用人である爺様に手を出すとは! 命の保証は無いと思え!」


 ありゃりゃ? 速攻で光もの出してきたわ。ぬるい人達かと思ったけど、ちょっと認識改めないとダメかな。そうねぇ、武闘派ヤクザの事務所にカチ込むぐらいの心持ちで良いかな?


 作務衣の男達が長ドス振り翳して凄んでるこの絵面は芸術性に欠けるわねー。


「八尋。これ全部黙らせても良いのよね? 武器を持った相手には手加減しないって決めてるから全部急所に打ち込むわよ? ただし絶対死なないとこに打ち込むからあんまりやりたくないけど」


 何よ? 股間抑えて青い顔して、しゃあないじゃん、別にアンタに打ち込む訳じゃ無いでしょ。うら若き乙女に刃物向けたんだから、それ相応の報いも受けて貰うわよ。


「小娘が! 我らを黙らせるだと?! 愚弄するにも程がある! 可哀想だが……はっきゅぅ」


 まず一人目。乾いた良い音がしたわね。

 

 刃物は危ないから人に向けちゃ駄目ってお母さんやお父さんに教えて貰ったでしょうに親不孝な人ね全く。


 全力寸止め打ち込みだからギリギリ触って無いわよ? 一瞬音速を超える速度で蹴り込んで足先で空気を掴むのがこの技のコツね。


 メンズの大事なとこ触りたく無いし。多分、某猫型ロボットの空気発射兵器ぐらいの威力は有ると思うけど。形が残ってたら良いね。


「刑部様! おいっ、誰か! ぎょうぎゃばぶ!」


 だから喋ってちゃ駄目だって。さては、こいつら自分より強いのと闘った事無いな? 囲むの慣れてたけど、やられるの慣れて無いじゃん。


 「はひゅっ」三人目「んんんぅ!」四、「アビァァ……」五っと、おっ? ちょっとだけこの人強いな、反応してる……けど「ひぃっ」六っと。


 七、八、九数えんのめんどい。同じ技見せてるのに対応出来ないのが悪い。ほいっほいっほいっとな。後は……よしよし、逃げたいうか一旦引いたわね。残った最後の一人はお話しだね。


「あっあっ……何が……お……お役目様に……」


 おーい聞いてますかー? ちょっと、こっち見てみ?


「化け物……化け物め! うわぁぁ!!」


 乙女に刃物を向けるなっちゅうに。話しになんないじゃないのよ、しゃあない。必殺スリーパーっ!『キュッ!』とっな。


「素晴らしいお手並みでしたね」


 さっきまで股間抑えてた癖に、ドヤ顔すんじゃないの。しかも、もう歩き出してるし! どうすんのよ。


「この人達は放置かまして良いの?」


「構いません。それより早く終わらせないと」


 八尋が指差す方向には大きな鳥居。あそこに向かうと。


「あのさ? 聞いて欲しそうだったから敢えて聞かなかったけど、何で天狗みたいなお面してるの? まさかアンタが、お館様とかいうオチはつまんないわよ?」


 ここに着いた時におもむろに着けだしたそれ。口元は見えてるタイプのお面。修学旅行のお土産とかに並んでたら私は買っちゃうタイプのヤツ。服装によっては和洋中全部に対応出来そうなデザイン。


「少々事情がございまして、此方にいる間は私はこの面を被る必要があります」


「ふーん、まあ良いけど、大事な事は先に言わないとダメよ?」


「問題ありません」


 顔を隠さないと入れない場所に来てるのに何故問題が無いと言い切れるのか。


「私の中で信用出来ない人ランキングのぶっちぎり一位の人発表していい?」


「大変気になりますが、後ほど伺いたいかと思います」


 この見事な回避力気取りよ。どういう神経してんの? どう考えても直撃してますよー。質問に答えるというのは大事ですよー。


「天狗っていうから身構えてたけど、出てこないじゃない。いつ出てくんのよ?」


「この先です。ここで一度立ち止まって下さい」


 鳥居に着いたけど? 入口のとこも門構えからして立派だったけどこの鳥居も大っきいわね。ここ過ぎるとイベント開始って感じかしら? 視線? 


「……? 八尋、ここ何か嫌な感じするんだけど。何か誰かに見られてるっていうか、ありゃ? 八尋ー?」


 あら? あら? グニャグニャ空間が、気持ち悪ぅ! なになになんなの? さっきまで隣にいたのに八尋いないんですけど?!


 辺り一面モノクロ、いや、夜? さっきまで陽の光が残ってたのに。屋敷の庭先、日本庭園と言うか、公園? さっき居た場所じゃないのは間違いないけど、さっきの空間グニャグニャで移動した?


「おーい! やーひーろーくーん!」


「彼奴は来ぬぞ」


 嘘でしょ! 気配無かったわよ! ヤバッ!! 遠足気分でマヌケだったとしても、こんなデカいのに後ろ取られるとか! 遮蔽する様な物も無いのにどうやって!?


「まあ待て、そう身構えるな」


 久しぶりね、このレベルの相手。天狗のお面よね? 暗くて被り物なのか顔そのものか判断出来ない。


 修験装束? 三メートル用とかどこで売ってるのかしら、人間やめてるサイズよ?


「そこまで警戒するとは買い被りよのぅ、主ほどの腕前はこの老いぼれ、持ち合わせておらんよ。背後を取れたのは其方に仕掛ける気が無かったからに過ぎぬ」


 だからそれがヤバいってのよ! 殺気やら意識向けずに攻撃出来るって事じゃないの!


「完全には意は消せぬし、主なら返しも万全であろう?」


「……あれ? 私、喋って無いのに? 何で?」


「儂の結界に入っておるからのぉ、思念が相手に伝わるようになっておる、それが儂の結界の特性じゃ」


「……あっ双六! アナタ此処の頭領でしょ! そうだ! 双六で勝負よ!」


「いや、それはせぬよ、負けると分かっている勝負は受けぬ、負けるのなら被害を抑えるのが賢いとは思わんか?」


 ちょいちょいちょい。話が違うんですけど。勝負に乗ってくるんじゃ無いの? 何? 私、アドリブ苦手なんだけど。いや、かといって決まり事とかあんまり守れませんけども。


「じゃあどうすんのよ! あんまりややこしいと暴れるわよ!」


「それは困るのぉ、もうあと四半刻ほど、ただここにおってくれれば良いんじゃがのぅ」


「それが罠かもしれないじゃない?」


「うむ、疑いは最もじゃの、ではこれを見て貰おう」


 スマホ持ってんの? 何? 見ろって、写真? お爺ちゃん超笑顔じゃん、女の人。咲夜さんと師匠がお爺ちゃん挟んで立ってる……。


「これが儂の素顔じゃ、面を取るのは久しぶりじゃ」


 ……身体のサイズは違うけど、顔が写真のお爺ちゃんじゃん。


「咲夜も藤堂の嬢ちゃんも儂に取っては孫みたいなもんじゃ、咲夜とは今は行き違いでどうにも上手くないがのぅ……」


 これ、お仕事内容変わってない? 







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