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エルフとガイノイドの百合劇場  作者: B・T
スイートピー編
332/343

魔物の宴 前編

 降下作戦が開始した頃。

 教会の地下にて、ルドベキアは手放していた意識を取り戻した。

 リリィ達の作戦開始を直感で感じ取り、観測を始める。


「……ウ……ふ、フフフ、ようやく、始まるのね」


 目を覚ました彼女に襲いかかったのは、猛烈な飢餓。

 食欲も何もかも、とっくに無くしている筈だった。

 しかしこの三か月間の絶食を前にしては、流石に飢えを感じてしまう。


「大丈夫、きっと、彼女達なら……」


 声はかすれ、もはや他人に聞こえない声しか出てこなかった。

 身体の一部は、既にミイラ化しており、もう長くない事を暗示している。

 未だに絶命していないのは、彼女の生命力と意思だろう。


「……これで、全てが決まる」


 そうつぶやくと、ルドベキアはもう一度意識を手放した。


 ――――――


 その頃。

 ヴァーベナを出撃したリリィ達は、大気圏を超え、地上を目指していた。

 前線司令部となる揚陸艇にて、少佐は降下の衝撃に耐えていた。

 だが、今回は何時もの衝撃より長いように思える。

 相変わらず赤い空が広がっているが、それ程天気が荒れているようには思えない


「……凄い揺れだな、もう大気圏は抜けた筈だが」

「エーテルが物理的な干渉も行える濃度になっています、おかげで常時乱気流が起きているような大気になっているんです」

「クソ、それ程とは……だが、予定通りの高度に移動した後、通信用ドローンを展開しろ」

「了解」


 パイロットからの報告を耳にしながら、少佐は指示を下した。

 どうやら彼の報告の通り、常時乱気流が吹き荒れているような状態らしい。

 少佐自身の解る範囲で高度を確認するが、もう安定して飛行を行える高度。

 だというのに、未だに激しい揺れが起きている。

 その時、より激しい揺れが少佐達を襲う。


「グ!な、なんだ!」

「揚陸艇底部に被弾!対空砲火を受けています!」

「何だと!まだ上空千メートルにも来ていないというのに」

「いや、底部だけじゃない、全方位から攻撃を受けています!グア!」

「チ、フィールドを展開し、砲門も全て開け!アリサシリーズは作戦通り降下!遊撃部隊も続けて出撃しろ!!」


 再び起きた振動で、攻撃を受けている事を確信した少佐は、早速戦闘の指示を下した。

 確認できるだけでも、外に居る魔物は虫型やドラゴン等、種類も数も豊富だ。

 このままでは、地上に付く前に撃墜されかねない。

 しかし、そう簡単に事は運ばない事を思い知らされる。

 多少収まった揺れの中で、クルー達は報告を開始する。


「防御フィールド出力、推奨値まで上昇しません!」

「エーテルによる迎撃、有効射程距離二百メートル、それ以上は霧散してしまい、効果がありません」

「チ、個人携行火器程度の射程か……構わん!射撃を続けろ!無いよりマシだ!」


 次々と味方の部隊が出撃して行き、直接外の敵を叩いてくれている。

 地上でも、リリィを除いたアリサシリーズの攻撃が行われ、物凄い轟音が響いて来た。

 しかし、響いてくるのは攻撃の音だけではない。

 出撃した部隊からの報告も上がっている。


『こちらコンドル!まるでハチの巣の中だ!空に敵!地上に敵!対処しきれねぇよ!』

『ファイターより通達!アースドラゴンを確認!』

『ドラゴンだけじゃない、デカい魔物のオンパレードだ!アリサシリーズだけじゃ手が足らねぇよ!』

「次から次へと……」


 確かに、怒ったハチの巣の中に入ったような気分だ。

 四方八方から魔物の攻撃を受け、地上にもアースドラゴンのような強力な個体が見られている。

 しかし、既にこれだけの守りが敷かれているという事は、絶対に守りたい物があるのだろう。

 ならば、引くわけにいかない。


「……予定高度に到着!」

「良いタイミングだ!爆雷投下!その後降下部隊を下ろせ!」


 少佐の一声で、五隻の揚陸艇から爆雷が投下された。

 本来は整地の為の物だが、ある程度の攻撃力も有る。

 その爆発で魔物を爆破しつつ、部隊の降下を援護する。


 ――――――


 地上にて。

 デュラウス達は、アキレア達を率いて一足先に降下。

 同時に大量の魔物達を撃破したが、焼け石に水どころではなかった。

 大気中のエーテルのせいで、エーテルを使用した攻撃は思うような威力が出ていない。

 ロケット等の実弾兵器を持つカルミア達も、この状態に表情を強張らせる。


「クソが!実弾多めの装備にしたが、この濃度だと縦穴の確保は難しいぞ!」

「でも倒せない訳じゃない!せめて脅威になる魔物を僕達で倒そう!」

「それもそうだな!」


 レッドクラウンに言われ、カルミアは見える限りの魔物を認識する。

 タイラントやドラゴノイド等の高等な魔物だけでなく、ドラゴン系の魔物が複数。

 それだけでなく、体長五十メートルはある巨人、タイタンまで居る。

 どれもダンジョンの深部で見られる、強力な魔物だ。

 カルミア達は、突入の邪魔になりそうな個体を中心に挑んでいると、巨大なイノシシに目を付けられる。


「カルミア!横!」

「グ!ベヒーモスか!」


 丸太のように太い牙を振り回しながら、戦車のような馬力で突っ込んできた巨大なイノシシ。

 カルミアの記憶が正しければ、以前リリィが逃れたベヒーモス。

 その突進を受け止め、コックピット内は激しく揺れ動く。

 レッドクラウンの力を以てしても、猛進は止めきれず、数十メートル程押し出される。


「クソイノシシが!」

「大丈夫!この程度じゃ、僕の身体は潰れたりしないよ!!」

「分かっている!まぁこの状況だ、手心は加えねぇ!」


 確実に撃破するべく、カルミア達は直進を止めないベヒーモスを持ち上げる。

 牙をがっしりと掴み取り、数十トンは有る巨体を浮かび上がらせると、口内を頭部へ向ける。

 レッドクラウンの口内のビーム砲にエーテルを集中させ、至近距離で撃ちだす。


「くたばれ!!」

「至近距離からなら!!」


 口内から放たれたビーム砲は、ベヒーモスを貫いた。

 しかし、揚陸艇のエーテル砲よりも射程は有るが、途中ですぐに霧散。

 オーバー・ドライヴを使用していないとは言え、予想以上に短い距離しか伸びなかった。


「……クソが、レッドクラウンの主砲でもすぐに途切れやがる」

「以前みたいに、僕達が進路を開くことは難しそうだね」


 ベヒーモスの牙を武器代わりに、カルミア達は戦闘を再開する。


 ――――――


 カルミア達が戦闘を続ける傍らで、デュラウスはアースドラゴンに釘付けとなっていた。


「アースドラゴン……あの時の借り、返してもらおうか!」


 周りの魔物を切り裂きながら、デュラウスはアースドラゴンへと向かっていく。

 単機で挑む何て、正気の沙汰ではないが、前例はある。

 それ以前に、目の前の個体には辛酸を舐めさせられた何て物ではない。

 嫌味のように町をブレスで消し飛ばされ、カルミアから檄を飛ばされたのだ。

 その雪辱を晴らす意味合いでも、自分の手で倒したかった。


「くたばりやがれ!トカゲ野郎が!!」


 バーサーカーのように距離を詰めたデュラウスは、全力でアースドラゴンに斬り掛かる。

 以前の義体では、切り裂く事が精々だったが、今は抉り取る位の損傷を与えられた。

 火花をまき散らしながら、金属のような肉体が辺りに飛び散る。


「チ、やっぱ硬いな」


 振り抜いた腕は、無数の針を刺されたような刺激が走った。

 下手をしたら、剣が折れていたかもしれない。

 だが、刃が通るのであれば、十分に勝算はある。

 大剣を構え直したデュラウスは、再度戦闘を再開する。


 ――――――


 アースドラゴンを相手取るデュラウスを横目に、イビアとヘリアンのコンビはナイフによる戦闘を繰り広げていた。


「大丈夫なの?アイツ」

「大丈夫、むしろ手を貸したら、殴られる」

「確かにね、それじゃ、私達は露払いで貢献しますか!」


 ナイフを振り回すイビアは、こんな状況でありながら、身体の調子は好調だった。

 重しが取れたように体が軽く、以前まで苦戦していた魔物は一刀両断できる。

 銃は効果が薄いという事だったので、ルシーラからコレクションのナイフをいくつか譲り受けたおかげでもある。


「調子良さそう!」

「まぁね、さてと、あれを片付けるとしますか」

「うん」


 周辺の雑魚を片付けた二人は、一際異彩を放つ魔物に目をやる。

 大量の触手を持った、イカのような魔物。

 本来なら深海に生息する筈の大型の魔物、クラーケン。

 一般的なタコでも、表面の粘液などで、ある程度の無呼吸でも生存は可能

 だが、出現している魔物達は、魔石の無いゾンビのような存在。

 今のクラーケンは、呼吸うんぬんで活動が停止する事は無いようだ。


「来るよ!」


 ヘリアンの喚起と共に、クラーケンの触手が襲い掛かる。

 二人はすんなり回避しつつ、同時に風魔法を込めた斬撃を繰りだす。

 やはり射程距離は短く、斬撃は途中で消えてしまう。


「チ、やっぱり魔法が消えちゃう」

「ルシーラに、頼んで、風と相性がいい、ナイフを貰ったけど、これを使っても、二メートルも、届かない」

「ふ~ん、なら……」


 ルシーラから貰ったナイフは、風の斬撃の威力や射程を伸ばしてくれる。

 完全な状態であれば、触手は全て斬り落とせていた筈だ。

 そう考える二人だったが、うごめく触手の上を飛び回りつつ、そのハンデを覆す手数を繰りだし始める。


「直接全部切り裂く!」

「今は、それが、最適!」


 襲い掛かる一面の触手を切り裂いていくが、同時に別の魔物も襲い掛かる。


「チ、こんな時に!」


 包囲されかけたところで、イビアは広範囲魔法の準備をした。

 その瞬間、周辺の魔物達は爆散する。


「おや」

「雑魚は任せろ!大物をやりな!!」

「ありがとう!」


 魔物を爆破させたのは、後続の部隊。

 多種多様なエーテル・ギアが散見され、武器のほとんどが大剣や実弾兵器。

 ロケットやレールガンによって、魔物達をハチの巣にしていく。

 彼らに礼を述べながら、二人はクラーケンの懐に飛び込む。


「切り裂く!」


 ヘリアンが狙ったのは、本体下部の中央にある円形の口。

 口内を守る牙は、ヘリアンの斬撃によって切り開かれた。

 間髪入れる事無く、イビアの魔法が体内に直接撃ちだされる。


「トルネード・ブラスター!」


 イビアの両手から、強烈な勢いの竜巻が発生。

 直接体内に打ち込まれた事で、内部から切り裂かれる。

 クラーケンは、辺りに切り身をばらまきながら事切れた。

 その時、ヘリアンは妙な物を目にする。


「……ん?」

「ふぅ、クラーケン何て狩れる日が来るなんてね」


 体液を拭きとるイビア、彼女の姿が、一瞬白銀に輝いているように見えたのだ。

 しかし、今の彼女の姿は、何時も通り普通のエルフ。


「(……まさかね)」

「ん?ちょ!ヘリアン後ろ!」

「え?」


 見間違いだったと自己完結するヘリアンの後ろから、血のように赤い外殻を持つヘビが出現。

 丸太のように太い体を動かしながら、ヘリアンを丸飲みにする。


「ブラッド・サーペント!こんな奴まで!」

「クソ!あの嬢ちゃん食われちまったぞ!」

「待って!外殻は異常に硬いから!体内を狙って!」

「チ、面倒な奴だ!」


 ヘリアンを救出するべく、イビアは攻撃部隊と連携して攻撃を開始する。

 しかし、丸飲みにされたヘリアンは、ヘビの体内銃を乱射。

 自力で撃破に成功するが、救出は少し骨が折れる事となる。


 ――――――


 血反吐を吐くブラッド・サーペントから、ヘリアンを引っ張りだしている頃。

 彼女達の頭上では、イベリスが単身でタイタンを撃破していた。


「先ずは、一匹!!」


 今のイベリスが使用するエーテル・ギアは、大型のセンペルビレンス。

 本来は宇宙用で、地上では使用できないのだが、この事態を前に、重装化と高出力化を実現し、大気圏内でも使用できるようになった。

 地上用に使用していた物と無理矢理ドッキングさせた事で、主砲の数は計六門。

 連邦の巡洋艦二隻を同時に吹き飛ばせる威力の攻撃は、タイタンの巨体に集約。

 同時に大量のミサイルやレールガンを撃ち込み、タイタンの上半身が消し飛んだ。


「(わたくしのブラスターやキャノンなら、この濃度でも扱えますが、消耗が……ですが、今回は彼女達も居りますし)」


 エーテル兵器主体のイベリスだが、持ち前の莫大な出力によって、無理矢理威力を維持している。

 お得意の一斉射は消耗が激しいので、何度も扱える芸当ではない。

 だが、この戦場に居るのは、彼女達アリサシリーズだけではない。

 イベリスの居る場所より、少し離れた所のタイタンも、体中から血を吹き出し始めている。

 よく見てみれば、薔薇騎士団の面々だ。


「デカい的だ!気合入れて行くぞ!」


 大振りな近接武器と、空軍が支援しているとはいえ、たったの五人でタイタンを圧倒していた。

 一体で国を壊滅させたという伝説を持つ魔物であるだけに、通常の攻撃では、皮一枚が精々。

 傷はすぐに塞がれてしまうが、ロゼの技の溜めの時間稼ぎには十分だ。


「団長の邪魔はさせない!」

「ヒヒヒヒ!!その顔、吹き飛ばしてあげる!!」


 騎士団の連携で足を止めたところに、ミシェルの鉄球が直撃。

 彼女の怪力と、鉄球の質量と遠心力が合わさり、タイタンの顔を半壊させる。

 完全に動きの止まった所に、ロゼの大剣による一撃が繰り出される。


「これで!!」


 紫色の電撃をまとった強烈な一撃によって、タイタンの首は吹き飛ぶ。

 しかし、首の皮一枚で止まってしまい、ギリギリ生存する。

 そこにアンクルたちの追撃が加わり、何とか切断に成功する。


「よし、タイタン撃破!」

「ここまで来ると、英雄扱いされるな」


 空中で滑空しながら、倒れ込むタイタンに目をやっていると、彼女達の付近を別の部隊が通りすぎる。

 音速並の速さの物体が通り過ぎたおかげで、彼女達は衝撃波で吹き飛ばされてしまう。

 スーツやヘルメットが無ければ、鼓膜が破裂していた所だ。


「きゃ!何!?」

「オイ!コラ!もうちょっと周り見て飛びやがれ!!」

「あんなに飛べるのは羨ましいですね」

「それより、着地失敗するなよ」


 薔薇騎士団はエーテル・ギアを装備していないので、自由落下するのみ。

 地上に待ち構えている魔物に警戒しつつ、彼女達は地上に降り立つ。

 彼女達とは違い、空中のファイターやバルチャー隊は、空の相手を片付けている。


「あ、今の薔薇騎士団の」

「プラム!集中しろ!ファイターがピンチだ!」

「は、はい!」


 バルチャー隊の欠員は、ウィルソンの加入で抑えているとは言え、数が多い。

 戦闘機に乗るファイター達と連携し、魔物達を相手にドッグファイトが繰り広げられる。

 誘導ミサイルが役に立たないので、実弾兵器を用いた戦闘が主体。

 バルチャー隊も、エーテル式のライフルではなく、個人携行式のレールガンを使用している。

 さながら、第二次大戦のようである。


「これで、五体目!」


 レールガンによって牽制しつつ、ブレードによって斬る。

 これを基本戦術として、ドレイクやプラム達は戦っていた。

 今回の戦いのために、通常より強化されたレールガンを使用しているが、ドラゴノイドの強固な外殻の前には豆鉄砲も同然。

 最後には、ブレードによる攻撃が有効打となる。

 五体程斬ったプラムだが、ドレイクは彼女に檄を飛ばす。


「気を抜くな!まだ来るぞ!」

「はい!」

「こいつ等は強敵や!気ぃ抜いたらアカンで!」


 ウィルソンからも注意を受けつつ、プラム達は空中の敵を撃破して行く。

 優先的に排除しなければならないのは、やはりドラゴノイド。

 他にも強力な魔物は確認できるが、他の部隊がアキレア達と共に撃破している。


「それは解りますが、後どれくらい倒せば……」

「少佐からの指示が来るまでだ!耐えろ!」


 障害となる魔物は、極力排除しなければならない。

 一番脅威なのは、デュラウスが相手しているアースドラゴン。

 リリィ達の消耗を抑えたい少佐の事を考えれば、アースドラゴンの撃破は最低条件だろう。

 しかし、デュラウスの気迫に押されて、誰も手伝おうとしていなかった。

 デュラウスの様子を見ながら、ドレイクはドラゴノイドを一体撃破する。


「チ、デュラウスの奴、一人で無茶しやがって」

「けど、一人であれとやれる何て、随分成長したやん」


 ドレイクと背を合わせたウィルソンは、デュラウスの成長に笑みを浮かべた。

 しかし、反対にドレイクは、どこか寂しそうだった。


「ああ」

「……やっぱ、ちぃと寂しいか?」

「寂しくない、と言えばウソになる」

「そうか」


 仲間は次々減っており、噂ではネロもやられたというのだ。

 特にジャックの死は、部隊全体に影響を与えている。

 ドレイク自身、気軽に仲を深められるような性格ではない。

 そのせいで、部隊の中の昔なじみは、もうウィルソンしか居ない。


「……ま、こういう話は、また後や、あんまりしんみりしながら殺されてもうたら、大尉にドヤされてまう」

「そうだな、それに、貴様がマジメな話をしていると、どうも鼻につく」

「誉め言葉として受け取っとくで!」


 襲い掛かるドラゴノイドやグリフォンを前に、二人は戦闘を再開。

 一瞬にして、二人にまとわりついていた魔物は撃破された。

 強敵は徐々に減ってきているが、裂け目から追加の魔物はどんどん出現している。

 その数に反比例するように、撃破されている者もいる。

 極力短期で任務を完了するよう、全体的に動きだす。



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