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エルフとガイノイドの百合劇場  作者: B・T
モミジガサ編
279/343

王都奪還 中編

 歓迎ムードは終わりを迎え、カルミア達もレリアの元へと駆け付けた。

 涙をぬぐったレリアは、ぶっ倒れてしまっていたロゼの元へと向かい、ヘトヘトの彼女を抱きしめる。


「ロゼ、良かった、帰って来れたのよ、私達」

「ええ、良かったです……けど、こんな戦いは、もうごめんです」

「ふふ、そうね、今は、たっぷり休んでちょうだい」


 レリアの膝枕という、最高のご褒美を受けるロゼだが、もう喜ぶ元気が無かった。

 もう抱きしめるだけで殺せてしまいそうな程、弱ってしまっている彼女の事を、レリアは看護する。

 鎧の効力が無くなってしまうので、彼女だけはスーツを着ておらず、出血がひどい。

 鎧は痛みを抑えるだけで、治療まではしてくれない。

 なので、レリアは持参した救急箱から止血材を取りだし、血を止めていく。


「流石騎士だ、これだけのヴァルキリー隊を排除するとは、おい!早く手当してやれ!」

「了解!」


 謁見の間の壁をぶち破って、レッドクラウンと一緒に入って来たカルミアは、薔薇騎士団の面々を称賛した。

 一緒に連れて来た医療班に命令し、彼女達も治療を受けさせる。

 そして、金属音をたてながら、レリア達の方へと向かう。


「……ロゼ、今回はご苦労だったな」

「ああ……けど、ちょっとダメみたいだ、カルミアが幼く見えるし、磯臭い」

「……えっと、大丈夫よ、私にも幼く見えるわ」

「磯臭くて悪かったな」


 冷や汗をかくレリアの視線の先に居るのは、以前の義体を使用しているカルミア。

 なんだかんだ言って、二人が本来の彼女の姿を見るのは、これが初めてだ。

 磯臭いのは、潜水艦の中にずっと放置していたからだろう。

 事情を説明するより、見た方が早いと思い、カルミアは背後のレッドクラウンに親指で指さす。


「……あれだよ」

「え?」

「……おっと……小さいと、本当に軽いね、それに、尻尾が無いから、バランスもおかしい」

「えっと、カルミア?」

「レッドクラウン、アタシの……」


 アセビをモデルとしている義体を使っているのは、レッドクラウンである。

 彼女の事も紹介したいが、途中で言葉を詰まらせてしまった。

 一言で説明するのは難しいので、何と説明すればいいのか解らない。

 指をさすカルミアに気付いたレッドクラウンは、笑顔になりながら、カルミアの元へと近寄る。


「どうも!僕はレッドクラウン、カルミアの姉でぇす」

「……誰が妹だ、クソが」


 笑顔でカルミアに抱き着いたレッドクラウンは、レリアに自己紹介をした。

 しかし、カルミアは妹呼びには反対な様子で、結構不機嫌に成ってしまう。

 レッドクラウンにとっては、カルミアは妹だ。

 否定されようとも、笑みを浮かべながら頬ずりする。


「も~う、そんな事言わないでって~」

「ッ……ロリコンが増えた」

「ロリコンじゃなくてシスコン!」

「どっちもロクなもんじゃねぇよ!」

「……貴女も大変ね」


 レッドクラウンに嫌々抱き着かれるカルミアに、レリアは薄っすらと同情した。

 何時もはエーテル・アームズとして、ずっと自由が無かった身。

 それが、こうして肉体を得た事で、舞い上がっているようにも見える。


「オレア陛下、並びに、ルアンダ殿下を発見しました!」

「二人共、既にナノマシンの支配を逃れております!」


 不機嫌なカルミアに、レリアの家族を連れて来た兵士の報告が入る。

 二人共、とても王族とは言えないような恰好だったのか、黒いスーツに着替えている。

 付きまとうレッドクラウンを振り払い、笑顔で彼らを迎え入れる。


「よくやった!そこの筋肉マンはどうだ!?」

「えっと、ナノマシンの支配からは逃れましたが、下アゴに重症を負っておりまして、気絶したままです」

「……」


 医療班の報告を受け、カルミアは細めた目でレリアを見る。

 流石のロゼ達でも、王族を殴るとは思えない。

 できるとすれば、レリア位だと思ったが、どうやら正解だったようで、レリアは目を逸らす。

 というか、カルミアから見ても、アルセアは結構鍛えている。

 それを一撃で潰している辺り、そうとう強く殴ったようだ。


「弟だろ?」

「そ、そうなんだけど……そんなに強く殴っちゃった?」

「えっと、脳震とうに見えますが……これは、車にはねられた位の症状ですね、下手したら死んでました」

「……」


 医療班からの診断に、レリアは顔を真っ青にした。

 一歩間違えていたら、最愛の弟の一人を殺してしまっていたのだ。

 実際、医療班の診断によれば、鍛えていたから無事だった、としか言えない状態。

 この発言を、ルアンダも聞いていたらしく、冷や汗まみれになりながら、レリアに近寄る。


「姉上、暴力は二度とやらないと、誓ったではありませんか」

「い、いや!これはあれだから、正当防衛ってやつだから!セーフよ!セーフ!」

「現に兄上が死にかけているではありませんか!!」

「う……ね、ねぇ?軍医の方、大丈夫よね?その子、死なないわよね!?」

「……えっと、町の施設で治療すれば、何とか……でも、下手したら、自分の力で、口を開けられなくなる恐れが……」


 医療班の告知に、レリアは真っ白になりかけた。

 もう城の財宝なんて幾らでも渡すので、完治する治療をしてほしい位だ。

 というか、ちょっと小突いた程度で、ここまで重傷を負うとは思っていなかった。


「お、弟を、どうかよろしくお願いします」

「は、はい、最善は尽くします」


 レリアは、頭を下げて医療班に頼み込んだ。

 頭を下げる彼女を、オレアは通り過ぎ、カルミアの前に立っていた。

 先ほどからの話ぶりを見て、彼女が部隊の頭目であると、何となく察していた。


「君かね?この部隊の頭目は」

「……ん、ああ、えっと……貴方が、オレア陛下ですね」

「ウム、いかにも」

「私は、AS-103-02カルミア、この部隊の指揮をしております」

「(凄い、カルミアが敬語使ってる)」

「(アタシだって敬語位使える)」


 少しやつれているというのに、威厳のある顔に、連邦の黒いスーツと、なんともアンバランスな老人。

 しかし、あふれ出るオーラは、レリアよりも王族の風格が有る。

 そんな彼に近寄られたカルミアは、敬礼をしながら自己紹介をした。


「それで、君は?」

「え?」

「……」


 オレアの視線がレッドクラウンに向くと、カルミアは彼女の事を小突く。

 状況に気付いたレッドクラウンは、慣れないながらも、敬礼をする。


「あ、えっと、レッド、クラウンです、よろしく」

「ああ、こちらこそ、よろしく頼む、しかし、君達には大変な借りを作ってしまったな、褒美は、可能な限り、好きな物をやろう」

「それはありがたいです、では、その話については後程詳しく」


 オレアの言葉に、カルミアは心の中で不気味にほほ笑んだ。

 レリアだけではなく、この国の王である人物からも、良い話が出来た。

 元々、レリア達の城を奪還したら、飲んでもらいたい要求もあった。

 これでカルミアの望みは、叶えられた事も同然だ。


「そうしよう……ところで、お主たちは、一体何者だ?娘を匿ってくれたようだが、どう見ても、異世界の恰好だな」

「あ、父上、彼女達は」

「ただのテロリストですよ、こっちの世界で、反政府勢力」

「カルミア」

「事実だ、革命とかだって、テロリスト共が正義面してるだけで、やってることはただのテロだ」


 カルミアにとって、今自分たちがやっている事は、どう言いつくろおうとも、テロでしかない。

 しかし、国家の転覆を狙っている訳ではない。

 あくまでも、自分たちの自由の保障が、一番の目的だ。


「……そうか、それは、君達の身体に、関わる事かね?」

「ええ、お察しが良くて助かります」


 オレアは、カルミア達の身体を見て、彼女達が何故テロリスト紛いの事をするのかを察した。

 今のカルミアの身体は、以前の四肢が機械となっている物。

 そして、レッドクラウンの義体も、先の戦いの損傷で、頭部の機械部分が、少し露出している。


「……父上、彼女達は、人間ではないのです」

「……」

「身体の全てを機械で構成した、アンドロイドと言う種族、それが、彼女達です……彼女達は、向こうの世界では嫌悪の対象、その不条理より抗うべく、私達に力を貸してくれたのです」

「……そうか、しかし、何故君達は、嫌悪されているのかね?それを聞かない事には、やはり、褒美の話も、考え直さなければならない」


 レリアの演説とも言えるような説明に、オレアは少し同情した。

 だが、助けを求める程、嫌悪の対象となっていると聞けば、猜疑心も出てきてしまう。

 下らない理由で、こんな事をしでかすような人物に、報酬を渡す事はできない。

 その気持ちも最もと思い、カルミアは話を始める。


「……アタシ達は、彼らにとって、自然の摂理に反しているらしいのです」

「自然の摂理?」

「はい、彼らは自然に生まれていない存在を認めない、ちゃんと腹から生まれた存在こそが、崇高な世界を作れる位、優れている……そうでないアタシ達は、信じる事すらできない、ただの人形、だという事です」


 所々丁寧な言葉を忘れる程の怒りを持ちながら、カルミアは説明した。

 拳をさすりながら、辛そうにする彼女を、レッドクラウンは見逃さない。


「……カルミア」


 右の拳をさするカルミアを見ながら、レッドクラウンも拳を握る。

 先ほど、ファナティクを殴った拳だ。

 強い憎悪と、現政権のトップであるザイーム達への、異常なまでの尊敬。

 コックピットを原型が無くなる程、強く殴り飛ばした時、彼の残留思念のような物が、二人に伝わって来た。


「(彼はとても素直だった、いや、異常なほどに純粋だった……形が違えば、僕達の味方にも成りえたかもしれない……)」


 拳をさするレッドクラウンは、伝わって来た彼の遺志を思い出した。

 先ほどカルミアが言っていたように、人類がどれだけ素晴らしいのかを説かれた。

 その考えに、彼は強い感銘を受け、今のように成ってしまった。

 まるで、カルト教団に洗脳されてしまったかのように、彼はその考えを崇拝するようになったのだ。


「……どうした?」

「あ、いや……」

「……ともかく、君達は、苦労していたのだな……それで、君達は、何を望んでいたのかね?」


 どこか和らいだ表情となったオレアは、カルミアの肩に手を乗せた。

 レリアとは、この城を取り戻したら、自分たちの存在を認める事を条件としていた。

 一国の姫との約束だったとはいえ、公式の約束ではない。

 この際、この国の本当のトップに、口添えしていても良いと考えた。


「……どうか、この世界は、アタシ達を受け入れて欲しい」

「……それだけでいいのか?」

「はい」


 レリアに対して約束していた事を、オレアにも告げた。

 採掘の権限がどうたら、小難しい事をまた聞かれるかと思ったが、存在を認めればいい。

 つまり、彼女達に人権を与えればいいだけだ。

 込み入った話は後でするが、オレアはカルミアの中の毒蛇を見つける。


「……そうか……幼い見た目ながら、とんだ毒蛇お嬢さんだ……いいだろう、それ位なら、容易い事だ」

「随分と丸くなったねぇ、イリス王」

「ッ」


 カルミアと話していたオレアの背後に、いつの間にかハイライトを消したキレンが佇んでいた。

 まるで暗殺者のような気配と、聞き覚えのある声に、オレアは身体をビクつかせた。

 何しろ、彼も数年程前に、キレンに無茶な討伐依頼をしていた人間の一人。

 ずっと行方をくらませていた彼女が、急に現れたのだ。

 思わず身体を硬直させたオレアは、錆びたブリキ人形のように、身体を後ろに向ける。


「こ、これは、キレン殿、お久しぶりで……」

「うん……君とそのお父さんには、ほんとーにお世話になったよ」

「……あ、いや、当時の私も、少々、考えが甘く」

「へぇ~……まぁいいや、昔の事でいちいち怒ってられないし……」

「ほ、本当に申し訳なかった!」

「(コイツ、本当に何されたんだ?)」


 怒っていないと言っているが、キレンの目は、怒りを通りこして殺意が見えている。

 勇者として扱われる事や、人助けを拒否している辺り、相当嫌な事があったのだろう。

 その事を思い出したのか、オレアは深々と頭を下げた。

 彼らを横目に、カルミアは医療班の方を向く。


「(……見たところ、アイツは内部事情に詳しそうだ、回復を待って、アイツから事情聴取をするか)」


 医療班が運ぶアルセアを見て、カルミアは目を鋭くする。

 レリア達からの話によれば、アルセアは側近に近い扱いを受けていた。

 ナノマシンで支配されていたとは言え、ある程度の記憶は有る筈だ。


「(妙な胸騒ぎがする……あの傲慢なジジイが、アタシらを相手に、あんな戦力を持って来るのか?誰かの後押しがあったとしか思えない)」


 一緒に運ばれているマクスウェルを見て、カルミアは胸騒ぎを抑えられなかった。

 カルミアだって、連邦政府の全てを知っている訳ではない。

 それでも、マクスウェルのように傲慢な奴が、町に送ったような戦力を思いつくとは考えにくい。

 第三者の介入を疑っていた。


「(そう言えば、イベリスの話だと、アイツらはヴァーベナの位置を正確に特定していた、バレる筈がないと思っていたが……通信を傍受された?いや、それならもっと早く気付いていた筈)」


 ふと気づいた事だった。

 イベリスによれば、向こうはヴァーベナの位置を正確に特定し、艦隊を集結させた。

 仮に通信を傍受されたとしても、彼らが見つかったのは、最後の通信の、かなり後の事だった。

 何らかの方法でヴァーベナを見つけていたのなら、カルミアの町も見つけていた筈だ。

 それなのに、彼らは血眼になって町を探していた。


「……カルミア?」

「(……あいつ等、どうやって情報を……まさか、裏切り?)」


 不安を募らせるカルミアは、レリアの開けた穴から空を見上げる。

 太陽の隣に映る夕月、そこでは今もリリィ達が戦っている。

 空からの増援が来ない辺り、上手く行っているようだ。

 だが、カルミアの中の不安はぬぐい切れない。


「(……クソが、以前までの一件で、疑り深くなったおかげで、神経質になって仕方がない)」


 突如浮上してきた、裏切り者の存在。

 現状を考えると、ヴァーベナの中に居る可能性が高い。

 避難する時に、スタッフに紛れて侵入した。

 あるいは、ずっと前から連邦側の人間として、ストレンジャーズに混ざり込んでいた。

 カルミアの疑心は、巡り巡っていた。

 彼女の疑いは、一週まわって、シルフィへの心配に変わっていく。


「……シルフィ、頼む、無事で居てくれ」

「……カルミア」

「ッ」


 胸を押さえながら、シルフィの心配をするカルミアの背後から、レッドクラウンが抱き着く。

 義体のおかげで、まるでアセビに抱き着かれているかのような感覚になる。

 大切な人を失う、それがどれだけ、カルミアを苦しめたのか、レッドクラウンはよく知っている。

 今できるのは、ただ抱きしめる事だけだった。


「はぁ……大丈夫、あっちにはリリィもいるよ、心配はない」

「……そう、だよな、きっと、大丈夫……それはそうと」

「ん?」


 抱き着くレッドクラウンの手を掴んだカルミアは、ずっと秘めていた疑問を打ち明ける。


「ライラックの動力はアタシのドライヴだった筈なんだが……お前が来ても大丈夫なのか?」


 そう、ライラックの動力は、カルミアのドライヴ。

 切り離されても、多少は動けるが、戦闘用の砲台等を使えば、あまり長くはもたない。

 特に、何が起きるか解らない今の状態では、できれば、ドライヴを乗せて起きたい所だ。

 心配するカルミアであったが、レッドクラウンは笑みを浮かべる。


「スゥ……あ~、それなら大丈夫だよ、ルシーラが代わりの物置いて行ってくれたから」

「代わりの物?」

「うん、あの人の魔力を大量に凝縮した物を置いて行ってくれたよ、あの量なら、大規模の戦闘を三回はやれるよ」


 カルミアのドライヴを使い、ライラックを動かしている事位、ルシーラも解っていた。

 なので、彼女は自分の魔力を練り固めた物を、艦内に残していた。

 レッドクラウンが起動した際に、それを接続して来たので、戦闘は問題無い。

 その事を聞いて安心したカルミアだが、その表情は晴れない。


「あのエセ魔王……ま、それなら良いけど……もう一つ」

「ん?」

「息荒い」


 何故なら、先ほどからレッドクラウンの息が荒いのだ。

 この息の荒さには、身に覚えが有る。

 ジャックがロリコンを発揮した時の息遣いに似ているのだ。

 それを思い出したカルミアは、息遣いの荒いレッドクラウンを引き離そうとする。


「え~、いいじゃん、だって、折角カルミアと触れ合えるんだよ!」

「いいわけあるか!変態二号!」


 引き離されまいと、レッドクラウンはカルミアを抱く力を強めた。

 だが、いくらレッドクラウンであっても、カルミアは許容しなかった。

 普通に抱きしめる分には良いが、こうも気持ち悪い事をされれば、流石に気分が悪い。

 もうレッドクラウンは、抱き着きついでに、キスの一つでもしようと、口をすぼめだす。


「もう、お姉ちゃんにもっと甘えてよぉ~」

「誰が姉だ!ジャックみたいな事言いやがって!!」


 初めてマトモに話したが、こんな性格だとは思いもしなかった。

 死んだジャックの怨念でも、乗り移ったのではないかと思えてしまう位だ。

 というか、レッドクラウンが姉なのが、色々気にくわない。


「てか、何でお前が姉なんだよ!?作られた時期ほとんど同じだろうが!!」

「でもロールアウトしたのは僕が先でしょ!」


 いつの間にか、喧嘩まで発展してしまった二人。

 そんな彼女達を、七美は眺めていた。


「(そう言えば、あたしもジャックとは喧嘩ばかりだったか……案外、ああしていたのが、一番幸せだったのかもな)」


 七美も、空を見上げながら、ジャックとの日々を夢想する。

 できる事であれば、こんな悲しみは、これ以上増やしたくはなかった。


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