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エルフとガイノイドの百合劇場  作者: B・T
モミジガサ編
273/343

戦う理由 中編

 カルミア達が通信を行った翌日。

 エーラとイベリスの二名は、ヴァーベナの転移装置から、カルミアの町へと降りた。

 人工重力のおかげで、足の衰えはないが、本物の重力は足と腰に来る。


「ッ、やっぱり本物の重力は違うな」

「お気をつけくださいよ、ただでさえ貴女の身体は貧弱なのですから」

「はいはい」


 イベリスとスーツの補助を受けながら、エーラは久しぶりの重力を噛み締める。

 多少のリハビリも行っていたとは言っても、やはり、ぜい弱な彼女の身体は、ちょっと歩いただけで息が上がってしまう。


「……やば、最近はマジで座りっぱなしだったからな……イベリス、おぶってくれ」


 等と言っているが、エーラが持つ筈だった機材や荷物は、既にイベリスが持っている。

 その上にエーラまで背負うのは、流石に都合がよすぎる。


「嫌です」

「いけずぅ~」

「はぁ……それはさておき、案内役の方が、お見えになられていることなのですが……あ」


 倉庫内を見渡すイベリスの視線に、二つの灯火が映る。

 揺らめく人魂の如く、その二つの光は近寄って来る。

 その光の正体が何なのか、それを視認したイベリスは、絶句しながら口を開けてしまう。


「(なんでよりによって、あのお方が)」

「どうした?イベリス……ん?」


 ゆらゆらと歩いて来たのは、顔が半分程蜘蛛のようになっている女性。

 茶色い髪と白装束が、頭に括りつけてあるロウソク型の電球に照らされ、異様な不気味さを放っている。

 まるで丑の刻参りでも行おうとしているかのようなアラクネが、二人の前に現れた。


「過ぎ去りし我が時間、募りに募り、鍛え抜きし我が研究の御霊、特と味わうがよい狂犬」


 ノートの隅にでも書いていそうな、痛々しい言葉を述べるアラクネ。

 彼女は、あやとりのように糸を引っ張り、エーラの事を睨む。

 くっきりと見えた彼女の顔は、何時も以上に怖い。


「(なんでよりによってこの方!?いや、どちらにせよこうなるでしょうけど……その前に!このままだと!)」

「……誰だ?コイツ」

「エーラさん!早くお逃げになってくださいませ!!」

「は?」


 もう二十年以上前の事、そのうえ、今のアラクネは、昔の姿とはかなり異なる。

 流石のエーラも覚えていないのは仕方ないとは言え、彼女の言葉を聞いた途端、アラクネは手を振るう。


「……え?」


 細く青白い光が、エーラの周囲を取り囲んだと思うと、彼女が着ていた白衣がバラバラになる。

 紙ふぶきのように散る白衣を見て、エーラは尻餅をつきながら顔面を蒼白させた。

 今、明らかに攻撃された。

 しかも、地味に殺意が強い。

 その気になれば、今の攻撃でエーラの首が飛んでいただろう。


「ちょ!ちょっと待て!私は蜘蛛の化け物に恨まれる覚えは無いぞ!」

「……そう、二十三年も前だものね、覚えてないわよねぇ」

「あ、あの、アラクネさん?こ、ここは、どうか、穏便に」


 仕方ない部分もあるとはいえ、もう彼女の怒りは行くところまで行っている。

 何とか穏便に済ませようと、彼女をなだめようとするイベリスであるが、やたらと怖い笑みを浮かべる。


「……人って、死の間際になると昔の事よく思い出すのよねぇ~」

「(だめだこりゃ)」


 目からハイライトを消しながら、アラクネは糸をたゆませた。

 エーラに走馬灯の一つでも見る位の恐怖を与えないと、気が済まないだろう。

 そんな彼女を、恐怖で一杯にしなあら見るエーラは、見覚えが有る事に気付く。


「(……まてよ、コイツどこかで……)あ」


 随分と前に見た論文。

 その著者は、蜘蛛とその糸に関係する事を研究していた。

 見かけよりもはるかに強靭な糸を研究し、新たな複合材を生み出していた。

 研究者の名前は、ニア・フラウ。

 試作品の転移装置の実験中に、蜘蛛と一体化してしまった人物だ。

 その事を思い出したエーラは、転移装置の方に走りだす。

 同時に、アラクネは糸で攻撃を開始する。


「ああああ!コイツ思い出したぁぁ!」

「やっと思い出したか!マッドドッグサイエンティストォォォ!!」

「……どうなっても知りませんわよ」


 糸を振り回しながら、アラクネはエーラの事を追い立てる。

 彼女を相手に、リリィの時のような素早い操作は必要無い。

 むしろ、彼女の低い身体能力のせいで、当たるか外れるかが余計に解りづらい。

 だが、逃がさないようにすることはできる。


「ふふ、ふはははは!逃げ惑いなさい!狂犬は狂犬らしく、地べたを這いずって居ればいいわ!!」

「悪かったって!あの時の私はどうかしていた!!」

「(こんなアラクネさん、初めて見ましたわ)」


 二十年間、募り続けた憎しみを発散するアラクネは、恍惚な表情を浮かべていた。

 転移装置へ逃げられないように、糸を巧みに操り、とにかくなぶり続ける。

 殺す気は無いのだろうが、趣味が悪い。


「(そう言えば、こんな事七美さんが容認するのでしょうか?)」


 イベリスの不安は、的外れだった。

 こうする事の許可は、予め七美に取っていた。

 転移装置に勝手にぶち込み、研究中の蜘蛛と融合させた挙句、事故だったとは言え、この世界へ転移させてしまった。

 恋仲の七美でも、流石に容認できなかったので、糸で皮以上を切らない事を条件に、少し痛い目を見せて良い、との事だった。


 ――――――


 十分後。

 顔を青ざめ、呼吸困難に陥る程にエーラを追いかけたアラクネは、気が済んだようだった。

 不気味な姿はやめ、戦闘スーツに着替え、イベリス達を案内していく。

 肌をツヤツヤとさせるアラクネの案内を受けながら、イベリスはエーラの事を運ぶ。


「ふぅ~、スッとしたわ」

「……」

「そ、それは、良かったですわ、ね?」


 結局彼女の事を運ぶ事に成ったが、背中のエーラは既に死にかけ。

 これ以上運動させたらどうなるか解らない。

 代わりに、イベリスが持っていた物を、アラクネが持っているので、仕方なく容認。

 彼女の後ろにつきながら、議事堂内を歩く。


「それにしても、三年ぶりね」

「ッ、え、ええ、そちらも、大変だったようで」

「ほんと、連邦の艦隊が来たのに、リリィもジャックも来ない物だから、ずっとヒヤヒヤしていたわ」


 この三年、大変だったのはレリアだけではない。

 アラクネも、レリアとの癒着や、リリィとの関係がバレないようにひっそりとしていた。

 カルミアから誘いが来るなり、ラズカを連れて、さっさと身を隠したのだ。


「さて、この先に、みんな集まっているわ」

「はい、案内ご苦労様です」


 適当に話していると、この施設の会議室へたどり着き、アラクネと共に入室。

 広めの部屋には、既にリリィやラズカ達がスタンバイしていた。

 だが、その空気は、どんよりとしていた


「……どうしたのかしら?」

「なにやら、お葬式のような空気ですが」

「(一体何が有ったのかしら?)」


 アラクネは、葬式のような空気の中、機材を長めのテーブルに置きながら、周りを見る。

 落ち込んでいる様子なのは、アリサシリーズとシルフィ、そして七美。

 中でも、シルフィと七美に至っては、周りよりどんより具合が強い。

 まるで、肉親が死んだような顔付きだ。


「……あの、イベリスを、連れて来たのだけど」

「……あ、そうか、すまん、気づかなかった」


 話しかけたカルミアは比較的楽そうであるが、どこか名残惜しそうだった。

 彼女がここまで落ち込むのは珍しいので、思わず理由を聞いてしまう。


「……何かあったの?」

「……」


 アラクネの質問に、カルミアはチラリとシルフィと七美の方を向く。

 その視線に気付いたのか、シルフィは涙を目に貯めながら笑みを浮かべ、頷く。

 七美も、同様の反応だった。

 涙もろいシルフィはともかく、七美までこの反応。

 ただ事でないと、アラクネは覚悟した。


「……ジャックが、死んだ」

「ッ!?」

「そんな!?」


 絶望を押し殺すかのように発した彼女のセリフに、アラクネとイベリスは驚愕した。

 イベリスに背負われるエーラも、無言ながらも絶句。

 カルミアの質の悪い冗談であると、三人は願った。

 だが、シルフィと七美が居る中で、そんな物はブラックジョークにもならない。


「……カルミア、シルフィが居るのですよ、そんなセリフは、冗談にもなりませんわ」

「事実だ」

「ッ」

昨日(さくじつ)、連邦の将校を捕えた、押せど引けどゲロしないもんだから、直接脳から情報を引き出した、その結果だ」


 カルミアのセリフに、イベリスは息を飲んだ。

 連邦の将校の生死はどうでも良いが、脳から直接抜き取ったという事は、その情報は事実だろう。

 今の技術を使えば、抜き取った記憶の偽造は可能だが、情報の内容を考えれば、隅から隅まで調べる筈。

 その上で言っていたとしたら、事実でしかない。


「……まさか、彼女が……」


 この事実を、イベリスは受け止められずにいた。

 いや、彼女だけでない、この場に居る、ジャックとの所縁が強い者は、みんな同じだ。

 特に、肉親である七美とシルフィは、その傾向が強い。

 その中で、七美は涙をぬぐいながら喋る。


「さぁ、役者はそろった、さっさと始めよう」


 明らかに強がっている七美を見て、カルミアは目に影を落とす。


「……もう大丈夫なのか?」

「うるさい、死んだかどうか、そんな物は死体を見てから決める、あんな地獄から出禁くらいそうな奴が、そう簡単に死ぬかよ」

「(ミアナ……)」


 七美の言葉に、カルミアは笑みを浮かべた。

 どう見ても無理をしているのは、彼女のそばに居るキレン以外からも解る。

 それでも、彼女も一介の軍人。

 肉親の死だけで、立ち止まる程、弱い覚悟は持ち合わせていない。

 それに、死んだというのは、あくまでも書面の内容。

 実際に死体の写真が有った訳でもない。


「……そうだな、シルフィ、続けて大丈夫か?」

「……」


 カルミアの言葉に、シルフィは頷いた。

 言葉も出ない程に辛いのだろうが、七美同様に立ち止まる気は無いらしい。

 それどころか、涙に溺れていた目に、光と力が戻っている。

 彼女だけではない、ジャックの死を悲しんでいた者たちの瞳に、力がこもる。


「(……悲しむより、進む方を選ぶよな、このバカ共は)」


 カルミアも作り笑いをすると、本題に入るべく、情報の共有を始める。


 議題は、直近の課題である、リングの奪取と、レリアの城の奪還。

 一番の問題は、この二つの作戦を同時に行わなければならない、という事だ。

 蜘蛛達からの知らせだと、城には揚陸艦隊が未だに駐屯。

 月、というより、リングの周辺にも、まだ連邦の艦隊は居る。

 前回の戦いによって、連邦側も警戒を強めている事は想像に容易い。

 既に一度目の増援が、城に集結した後だ。


 会議室の電気を消し、ホログラムを使用して、これらの事をまとめた。

 それらの情報を元に、カルミアは話を進める。


「ま、情報はこんな物か……城だけを叩いても、また宇宙から増援が来る、かといって、宇宙だけをやっても、地上の部隊が増援として上がり、下手したら挟み撃ちだ」


 どちらに転んでも、頭数の少ない彼女達には、分が悪い。

 リリィとマリーも、全ての味方を守り切れるとも限らない。

 一方だけを相手にしても、結局は駐屯している連邦全てを相手取る可能性の方が高い。


「つまり、戦力を公平に分けて、両者を攻めるしか、方法はない」

「そうだ、城の方は、揚陸艇を使った電撃作戦でどうにかするとして、問題はリングだ」


 リリィの発言に賛同したカルミアは、ホログラムにリングを映し出す。

 偵察班が捉えた、現状最新の写真。

 既にリングの周囲には、艦隊が陣を整えている。

 巨大な転移装置であるリングを使えば、更に量は増えるだろう。

 だが、城の方も、既に増援が到着しているとの事。

 それを踏まえて、戦力を分ける必要がある。

 考えこんだカルミアは、エーラの方を見る。


「……現状最強戦力のリリィとマリーは、そっちにくれてやる」

「い、良いのか?」

「ああ、それと、シルフィとデュラウスも付けよう、こっちは異世界人共とヘリアン、それと、七美とウィルでどうにかする」


 随分と大盤振る舞いをするカルミアの発言に、エーラは頭をボリボリとかいた。

 リリィ達も加わるとなれば、戦力の向上は確実。

 むしろ、地上の方が心配になる位だ。

 ロゼや葵等、強者が揃っていても、不安要素は多い。


「だが、七美達が居ても、頭数が」

「レリアの城の近くには城下町が有る、下手に戦闘を長引かせれば、住民に被害が出る、だったら、少数精鋭の電撃作戦で終わらせるしかない」

「……そうか」


 確かに、地上の部隊は宇宙に比べて少ない。

 少数精鋭による作戦も、迅速に行えば成功するかもしれない。

 それでも、敵陣は王族の住まう城。

 何度か改築は行っているが、内部構造は人類同士の戦争が有った時の名残が有る。

 そして、今や連邦の兵器による防御が敷かれている。

 突破するのは容易ではないだろう。


「方法に関しては心配しないで、手はあるから」


 その心配を消すために、レリアは手を上げた。

 この中では、誰よりも城の構造に詳しいだけに、ちょっとした手が有った。


「城には、いざという時のために、王族用の抜け道が有るの、アラクネに調べさせたら、そこの警備は手薄らしいわ」

「だそうだ、そこに城の構造に詳しい連中を行かせて、外で陽動でも行えば、この城は取れる」

「成程」


 大雑把に言えば、城へ揚陸艇を使って奇襲を仕掛け、相手の注意が外に向いている間に、ロゼ達が落とす。

 細かい部分は後で考えるが、一先ずはこれが地上での作戦だ。

 これには、エーラも頷き、聞いていた葵とロゼは闘志を燃やす。

 とは言え、同時に行われる作戦は、一筋縄ではいかない。


「けど、問題はリングですね」

「そうですわね……ヴァーベナの主砲はもうじき完成いたします、それを使えば、艦隊はどうにか出来るかもしれませんが、奪取となると……」


 ホログラムを操作しながら発せられたリリィの発言に、イベリスの目に影が落ちる。

 リングの破壊であれば、ヴァーベナの主砲でどうにかなる。

 だが、今回の作戦で使える場面は艦隊の殲滅。

 こちら側の艦隊を壊滅させても、向こう側の艦隊が居る筈だ。


「こちらと向こう、両者の艦隊を抑える……確かに、私とマリーが居なければ、成し遂げられませんね」

「ああ、それと、ライラックも出そう、そいつと艦載機を使えば、ちょっとは足しになるだろう」


 リング奪取は、城の奪還よりも頭数が必要になる。

 広大な宇宙では、リリィとマリーの力をもってしても、カバーしきれる保証はない。

 であれば、もう一つの大型艦であるライラックも必要だろう。

 後は、精鋭たちの布陣を如何するかである。


「貴女方二人を前に出すとして、守りはわたくしとデュラウスが行う、これでどうにかなるでしょう」

「俺は後方かよ」

「二隻のサイズから考えて、アリサシリーズも二機程必要でしょうね、それも、飛び切り早い方が必要です」

「アキレアの援護が有っても、二隻を守り切れる保証は無いからな」

「チ」


 リリィの反論に、デュラウスは渋々了承した。

 連邦もリングを攻められる事位予想しているだろう。

 であれば、何らかの防衛装備が有っても不思議ではない。

 他に目立った戦力が無い以上は、その布陣にするしかない。

 そんな彼女を横目に、マリーはずっと疑問に思っていた事を打ち明ける。


「でも、何でそのリングってやつを壊さないの?その方が早くない?」


 実際の所、増援の遮断だけであれば、リングは破壊した方が早い。

 それこそ、ヴァーベナで敵陣を突っ切り、主砲を撃ちこんでしまえばすぐだ。

 彼女の発言に、リリィは首を横に振る。


「それでは、向こうにいる仲間と通信ができません……向こうと連絡が取れなければ、連邦の目的も解りませんので、こちらも動きようが無くなるんですよ」

「ふ~ん、戦うのに、そんなに色々考えないとだめなの?」

「ええ、とかく、戦争においては、色々と理由やらなんやらが必要なんですよ」


 なんだかんだ言って、マリーは戦争の経験は浅い。

 それどころか、政府のイザコザに巻き込まれた事も無い。

 必要な時に魔物と戦うだけで、他人の思惑の為に戦う事も無い。


「……他人の思惑のために戦うなんて、バカみたい」

「ええ、バカな事ですよ、他人の定めた大義だのなんだの、そんな事のために戦うなんて、私は嫌です……私はただ」


 マリーの発言に賛同しながら、リリィは座るシルフィに、後ろから抱き着く。

 会議中は黙りながら涙を流していたシルフィだが、今やすっかり落ち着いている。

 その事に安心しながら、今のリリィが戦う理由を告げる。


「シルフィ達と、幸せに暮らせる未来が有るのなら、戦う理由なんて、それで十分ですよ」


 穏やかな表情を浮かべるリリィの言葉。

 それが複数系である事に気付いたシルフィは微笑んだ。


「私達、ね」

「ッ」


 思わずマリーの事も含めてしまっていたのだろう。

 その事に気付いたリリィは、柄にもなく顔を赤くした。


「べ、別に、マリーの事ではありませんよ!」

「マリーちゃんの事とは言ってないけどね」


 急に始まった痴話喧嘩を止める様に、カルミアは手を叩いた。

 乾いた音が二回会議室の中に響き渡り、イチャイチャしていた二人は我に返る。

 そして、ちょっと不機嫌になったカルミアは、指示を下す。


「配置はさっき言った通りだ!二日以内に作戦の詳細を決める!それまで、各員は装備のチェックを怠るな!」


 カルミアの言葉に、部屋にいた面々は敬礼する。

 キレンとマリーも、周りのマネをして、同じポーズを取った。

 その後で、部隊は解散する。


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