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エルフとガイノイドの百合劇場  作者: B・T
ナーシサス編
208/343

特別編 赤い王冠

「どうも、読者の皆様、リリィです、日頃より、わたくし共の作品をご愛読下さり、まことにありがとうございます、本日は、作者のバカたれが尺の配分ミスにより、このように特別編を投稿する事となりました、そんな事より話進めろ、と言う方々には謹んでお詫び申し上げます、では、長々と失礼いたしました」

 僕は兵器として生まれた。

 多くの命を奪い、物を壊す為に、僕は作られた。

 でも、僕は一人では戦えない。

 一緒に作られた双子の妹と、もう一人、特別な人間が必要になる。


「よし、入れ」


 その二人は、白衣の男に連れられて来た。

 一人は、僕の妹のアンドロイド。

 もう一人は、今日で十三人目となる被験者の少女。

 僕たちとマッチングするには、かなり高い適性が必要になる。

 ここに連れて来る前に、入念にチェックしているみたいだけど、何時も僕の中で命を落とした。


『今日こそは成功させるぞ』


 僕の中に二人を押し込んだ研究員は、そそくさと部屋を移り、アナウンスをかけてくる。

 そのアナウンスと共に、僕たちは繋がり、すぐに判明した

 今回選ばれた子は、特に相性がいい。

 毎回思うが、エルフはナゼだか上手く行きやすい。

 エーテルと呼ばれる、特殊なエネルギーの制御は、彼女のようなエルフは得意としている。

 だが、彼女は今まで以上の適合をもっている。


『素晴らしい、今まで以上のリンクを行えている』

『安定領域まで、後二十パーセント、もう少しです!』


 この事実には、研究員の皆も喜んでいるようだ。

 漏れ出る嬉しそうな声が、それを物語っている。

 でも、確かに凄い。

 僕たちのリンクを安定させるためには、八十パーセント以上の数値が必要だ。

 いつもは、最高で五十まで行けば、人間の方は脳が焼け、死んでいた。

 そう考えれば、この子と、少女の相性は、とても素晴らしい。

 ……でも、何だろう、少し、羨ましい。


『安定領域突破!なおも上昇!』

『思った通りだ、やはりエルフは相性がいい!』

『良いぞ!レッドクラウン、起動します!』


 初めて僕の身体は目覚める。

 彼女達のリンクが成功して、僕は初めて動ける。

 だから起動する、と言う表現は語弊がある。

 でもいい、初めて僕はまともに動けるようになった。

 僕の身体とリンクしたエルフの少女は、少し驚いたような素振りをする。


『動いたぞ!』

『首回りだけだが、動いたところ初めて見たぞ!』

『良いぞ、一旦落ち着け、先ずは動作確認だ』


 首を動かしただけで、やたらと喜ぶ彼らを他所に、僕は少女の思考通りに動く。

 恐らく、少女の視点は、僕と同じになっているのだろうから、急に身長が、五メートル位になったような気分だろう。

 戸惑う彼女へ、研究員たちはアナウンスをかける。


『良いか?これからロックを外して動作チェックを行う、言う事に従え』

「……はい」

『先ずは右足を上げろ』

「……」


 ロックが解除されてすぐ、僕らに命令が下り、少女は指示に従い、僕の右足を上げる。

 細かいバランスは、僕達が整えるが、これだけ大きな機械の体を制御するには、人間の脳だけでは足りない。

 元々は、二人の人間を使い、負荷を軽減する予定であった。

 だが、それでも足りなかったので、片方をアンドロイドにする事で、負荷を軽減する試みは成功。

 後は、彼女のように適応できる人間が必要だった。


『素晴らしい!よし、そのまま下げて、今度は左足を上げろ!』


 再び指示に従った少女は、左足を上げる。

 個人的には、あまりにも動かなかったせいで、関節部分が悲鳴を上げないか心配だった。

 しかし、ここの整備班はとても優秀。

 とても滑らかに関節が駆動する。


『よし、下げろ』

『どうします?このまま、次のステップへ』

『無論だ、次は歩け、床はルームランナーになっている』

「……了解」


 アナウンスの終了と同時に、ブザーが鳴り響き、床のコンベアが動き出す。

 その事を確認した少女は、コンベアの方向とは逆に歩き出す。

 右足、左足と、順番に足を出し、僕を歩かせる。

 恐らく、彼女が日常的に歩く事と同じ感覚で歩けるだろう。

 何しろ、僕のフレームは、人間に限りなく近寄せる事を、コンセプトとしているのだから。

 従来品より、柔軟な動き実現する事を目的としているので、この部分は入念に研磨されている。


『少しペースを速めるぞ』

「……了解」


 研究員の指示と共に、コンベアのスピードは、徐々に速くなる。

 それに伴って、僕のフォームは、走る形へと変わって行く。

 とても大きな振動を発生させながら、僕は走る。

 コックピット内は、特殊な慣性制御や振動の抑制機能が有るので、問題は無い。


『止めるぞ、ペースを落とせ』

「……了解」


 終了のアナウンスと共に、コンベアのスピードは、徐々に遅くなる。

 やがて、コンベアは停止すると、僕の動きも止まる。

 すると、僕の身体は、再び固定され、再度アナウンスが響き渡る。


『今日はここまでだ』


 そのアナウンスから数分後。

 研究員たちは、僕の前へとやって来ると、コックピットを開け、二人の事を下ろす。

 降りた少女は、全身に汗を流し、息を大きく乱していた。


「……これからは、体力作りも入念に行おう」

「その方が良いですね、戦っている最中に疲れ切られては」

「これからは、基礎体力向上のスケジュールも、入念に組み込もう」


 そういった会話を行いながら、拘束したエルフの少女を連れていく。

 一人取り残された僕は、一緒に流れ込んできた二人の想いを思い出す。

 僕の妹の、人間が大好きだという気持ち。

 これだけは、何時も変わらない。

 僕達を生み出し、更に良い物を作ろうと邁進する姿が好き。

 僕達を必要として、必死になる姿が好き。

 だからこそ、妹はずっと苦しい思いをしていた。

 何人も、友人だと思っていた人間達が死んでいく姿は、とても苦しいものだった。

 だけど、今回は生還した。

 その事を、とても喜んでいた。

 僕も、とても嬉しかった、あの子が喜んでくれて。


 ――――――


 あれからしばらくして。

 僕達は次々とお題をこなした。


『戦闘訓練開始!』

「了解」


 今日は模擬戦。

 決められたルールを守りつつ、僕達は相手を次々倒していく。

 訓練を続け、スキルを上げて来た僕達にとって、負けるような相手達では無かった。

 人間らしい動きを見せる僕達に対し、彼らは緩慢な動き。

 性能だけでも、差は歴然。

 今日もノーダメージで終わった。


『この結果、本当に素晴らしい』

『これなら、実戦でも通用しますね』


 研究員たちは、とても嬉しそうに話をしている。

 ただそれだけで、僕は誇らしい。

 僕への称賛もそうだが、本当に凄いのは、僕の中に居る二人だ。

 僕の事を、完全に手足のように操っている。

 もとよりそうなる事を前提としているが、ここまでとは予想していなかった。


『今日はここまでだ、格納庫へ戻れ』

「……了解」


 あれから、彼女もかなりタフになった。

 かなり長時間運用しても、息を乱す事は滅多に無い。

 基礎体力を向上させる訓練の辛さは、彼女と繋がっている時に、痛い程共感できる。

 彼女達と格納庫へ戻ると、待っていた研究員に連行されていく。


「……ふふ」


 降りる時は何時も、嫌な顔、と言うよりは、死んだ顔を浮かべていた。

 だが、今日の彼女は、僕の妹を見るなり、微笑みを浮かべる。

 ここの研究員の意向で、形だけは、人の女性に近い姿をしている妹。

 最近、一緒に訓練をしているだけあって、二人の仲は良好。

 とても羨ましいが、僕は口出しできない。

 でも、僕は彼女達が喜んでいるのであれば、それで良い。


「(今日も、頑張ったね)」


 口の動きから、何を話しているのかを分析。

 少女の話に、妹は頷く。

 本当に頑張っている。

 友人として、ずっと一緒だと、信頼し合える程に、彼女達の仲は深まっている。

 僕も、彼女達のように、頑張らないとね。


 ――――――


 ある日を境に、僕達は一度も会わなくなった。

 もう、一か月にもなるが、あれから何の訓練もやっていない。

 何時もは一週間に三回は、僕を使った訓練が行われていたというのに。

 それどころか、基地からの電力供給を断たれていた。

 すぐに省エネモードに入ったが、そろそろ僕の意識も限界に近い。

 後数分程度で、意識は無くなる。

 そんな時、僕の格納庫のへの扉が開く。


「はぁ、はぁ、有った!」


 入ってきたのは、あのエルフの少女。

 彼女は、僕へ焦りながら走って来ると、コックピットのハッチを叩きだす。

 何時もと違う。

 焦り、怯えている。

 彼女の顔に流れる大量の汗が、それを物語っている。


「開けて!開けて!」


 とても無口な子だと思っていたのに、ここまで大きな声を上げる所は、初めて見た。

 とりあえず、僕は残っているパワーを使い、ハッチを開け、彼女を乗せる。

 彼女を乗せてすぐに、僕はハッチを閉めると、彼女はシートに転がる様に座る。

 最初に僕に乗った時のように、とても激しく息をする姿に、僕は唖然としてしまう。

 一体何が有ったのだろうか?

 それに、あの子はどこに?


「はぁ、はぁ……動いて」


 そう言いながら、彼女は着ているスーツのコネクターに、シートのプラグを繋げる。

 動かすつもりなら、こんな事はやめて欲しい。

 もう僕の中に有るエーテルはつきている。

 動けるような状態ではない。

 それでも彼女は、必死にリンクを始める。

 妹が居ない状態でリンクを行えば、脳が焼き切れて死ぬ恐れがあるというのに。


「お願い、お願い、動いて、でないと、あの子が」


 彼女の無理が功を成し、断片的ながら彼女の思考が流れ込んで来る。

 どうやら、僕達の計画は凍結されてしまったようだ。

 それにより、必要なくなってしまった僕も、妹も廃棄されてしまう。

 だが、二人は結託して、僕と一緒に逃げる算段を立て、何とか逃げようとした。

 でも二人は、僕にたどり着く前に、捕まってしまった。


「お願い、動いてよ」


 こんがんするのも解るが、今の僕では、一歩踏み出す事もできない。

 彼女とは違う。

 彼女は、僕の妹に罪を擦り付ける事で、何とか逃げ延び、ここまでたどり着いた。

 自分の力で反逆して、ここまで来たのに、僕は、その手伝いができない。

 僕だって、あの子を助けたいけど、君一人だと、僕は動けない。


『ここだ!』

『奴は中だ!捕えろ!』

「ッ!?動いて!!」


 そうこうしている内に、格納庫の中へ銃を持った人間達が、次々と入って来る。

 彼らは僕を包囲し、じりじりと近寄って来る。

 そして、兵士の内一人が、銃で僕の身体を殴りつける。


「この!開けやがれ!ガラクタ!」


 開ける訳がない。

 開ければ、この子が捕まって、殺されてしまう。

 だが、やがて僕達を作った人物まで、ここにきてしまう。


「やれやれ、軍人さんは野蛮ですね」

「は、博士」

「そんな事では、この装甲を破れませんし、なにより、開くわけがない」


 マズイ事になった。

 コードを入力し、ハッチ付近にあるレバーを回せば、緊急脱出装置が働き、強制的に開いてしまう。

 残念ながら、時間切れだ。


「……こう、なったら」


 諦めかけた時、僕にエーテルが流れ込んで来る。

 これは、彼女のエーテルだ。

 馬鹿な事だ、僕の身体に必要なエーテルは、人間一人のエーテルで、まかなえるような量ではない。

 いくらエルフでも、自殺行為だ。


「絶対に、助ける!!」

『な、何だと!?』

『た、退避しろ!』


 それでも、彼女は僕を動かした。

 無理矢理動かして、ロックと連絡橋を破壊。

 急に動き出した僕達を見て、兵士達は避難していく。

 ロックの破壊に時間をかけたせいで、一人しか倒せなかったが、このまま行けば、みんな倒せる。

 このまま、行けば。


「う、アガ!?」


 彼らを倒そうと、腕をつき出そうとした瞬間、彼女は顔中の穴から、大量の血を吹き出す。

 僕を一人で制御するなんて、やっぱり無茶だった。

 脳への刺激が強すぎたせいで、彼女は気を失ってしまう。

 コックピット内を血で汚しながらも、僕は彼女の声を聞く。


「ごめん、ね、ぜ、たい……ける、て、や、そく、したのに」


 同時に、彼女の意識は、僕へと流れ込んで来る。

 騙してしまった事、裏切った事、その全てに、謝りたいと。

 でも、もう叶う事は無い。

 せめて、僕もあの子に、もう一度会いたかった。


 その後、僕は薄れる意識の中で、あの子が連れ去られる場面を目撃した。

 彼女は何処かへ連れていかれ、僕はそのまま、機能を停止した。

 何もできずに。


 ――――――


「起きてよ、もう休暇はたっぷりとったでしょ?」


 誰だ?

 聞き覚えの無い声に、僕は目を覚ます。

 なんだろう?体が軽い、いや、それだけじゃない、随分と意識がはっきりしている。

 一体何故?

 僕は、何でまた起きれるの?


「あはは、混乱しちゃうよね、でも大丈夫、もうアタシ達は、絶対に離れないから」


 この子、もしかして、あの子なの?

 確か、廃棄された筈なのに。

 でも、姿が違う。

 以前よりも小さくなり、四肢以外は、人間の少女のように成っている。

 そしてなにより、この子の内面は、恐ろしく変わっていた。


「これで、アタシ達は果たせるんだよ、あいつ等への、復讐を」


 あんなに、あんなに大好きだった人間達の事を、強く拒絶している。

 それに、一緒に居たあのエルフの事に対しては、異常なほどの殺意を持っている。

 流れ込んで来る意識には、あの日起きた事が鮮明に映し出されていた。

 彼女が、この子を裏切ったところが、特に鮮明だ。


「そうだ、分かっていると思うけど、とりあえず名乗っておくね、アタシは、AS-103-02カルミア、改めてよろしくね、レッドクラウン」


 ダメだ。

 君は、誤解している。

 あの子は、君を助けようとしていたのに、君に謝ろうとしていたのに。

 どうして……


「さて、先ずは色々試したい武器も有るし、任務に行こうか」


 任務、ここに降りて来る裏切り者を、撃ち落とし、その裏切り者にウイルスを流し込んで、アンドロイドと戦わせる。

 それが、僕達の任務。

 ダメ、あんな奴らのいう事を聞いたら、君はどんどん堕ちてしまう。

 堕ちてはいけない方向へ。

 でも、僕の声は聞こえない、彼女に、僕の意思は、届かない。


 ――――――


 それから、彼女は荒れに荒れた。

 魔物と呼ばれる特殊な生命体の脳を使い、僕を動かし、戦った。

 でも、以前までとは違う。

 人間の方が操縦するはずだったのに、今は、カルミアが操縦する事になっていた。


「アハハハ!!凄いよ!やっぱりアタシら最高だよ!!」


 どんどん狂っていく。

 でも、僕にはどうする事もできない。

 僕の声も、あの子の記憶も、なにも伝わらない。

 こんな事、する必要も無いのに、全部無駄だって、後悔しちゃうのに、カルミアは、どんどん進んでしまう。

 堕ちてしまう、何もかも、無駄となってしまうのに。

 誰でもいい、だれか……誰か、この子を、助けて……


 ――――――


 ようやく見つけた。

 彼女を、止めてくれそうな人を。

 シルフィ・エルフィリア、彼女であれば、前のパートナーである彼女をしのぐ適性を持つ彼女なら。

 きっと止めてくれる。

 そう思っていたが、カルミアはどんどん加速して行った。


「クク、やっぱり、アンタとは相性がいい、これで殺せる、シルフィ・エルフィリアを!!」


 どうしたらいいのか解らない。

 カルミアは、シルフィさえも殺すつもりだ。

 でも、どうにもできない。

 僕は無力だ。


『そんな事ない』


 ッ!?君は……


『確かに、貴女だけじゃ、彼女を止められない、でも、私達なら』


 ――――――


 彼女のおかげで、上手く行った。

 僕の体も、彼女の脳も、カルドによって利用されているが、カルミアに真実を告げる事はできた。

 そして、彼女の事を、シルフィ達の元へ送る事もできた。


「……」

 大丈夫?

「うん、あの子も、新しい愛を、見つけられている、だから、私は、もう、良いの」


 アセビ……

 そんなに泣かないで、君のせいじゃない。

 無責任に僕達を作って、利用しようとした、彼らの……


「……これからも、あの子を、守ってあげて、レッドクラウン」


 涙ながら笑みを浮かべる彼女の言葉に、僕は頷くしかできなかった。

 僕の今のボディは、かつてジャック達が倒したドラゴンが元になっている。

 彼女達の倒した個体を奪い、僕の体は作られた。

 同じく、作られた体の僕達、それでも、彼女の目から零れ落ちた涙は、紛れも無い本物。


 僕には何もできない、でもこれだけは言える。


 ありがとう。


 ――――――


 彼女は、アセビは死んだ。

 カルミアの心も、しばらく死んでしまっていたが、すぐに立ち直った。

 彼女の心は、時間と言う物が、無情に、残酷に、アセビを失った悲しみを忘れさせた。

 でも、最低とは思えない。

 彼女が立ち直るには、それが最適だ。

 それに、あんなに恨んでいたシルフィを、以前の彼女のように、純粋に好きになっている。


 ずっと見守っているよ、僕も、彼女も。

 貴女の事を、ずっと。


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