表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/70

楽会終了

なんだか更新するのが一年ぶりのような気がしますが、まだ二週間ほどしか経ってませんでした。

いやぁ実は大学入学があったので、結構忙しかったから時間の流れが長く感じている現状です。それまでずっとニート状態だったので、時間感覚全くなかったんです。本当に。


でもまあ他作品の更新とか、短編とか、実は忙しい期間でもちょっとだけなんかしてたりした自分です。はい。

すいません。今深夜テンションで書いてるんでなんかおかしい文章かもしれませんw


兎にも角にも、新生活始まった感じです。

キャンパスライフです。

英語の講義が死ぬほど大変。大学辞めたくなった。


ご祝儀の代わりに評価とブックマークください。

以上です。

「終わった……? お楽しみ会が、……オワタ?」

 大見え切って再スタートを切った瞬間、無慈悲にも行事終了の校内アナウンスが流れた。

 その後、放送の指示で教職員によるポイント集計が行われている一方、全校児童は体育館に集められていた。


 え? 普通このタイミングで終わります? むしろこっからが本番って感じでしょ?

 地球が俺中心に回っているわけじゃないのはわかってるけどさ、もう少し時間の流れも空気読んでくれないかな?

 今の漫画とかアニメとかだったら、自分と向き合えてなんかいろいろ吹っ切れて覚醒するみたいなシーンじゃん。それに触発された相棒も相対的に強くなる的なあれじゃん。

 なのに、……このタイミングで終わります?

 普通はここから「今までの展開がなんだったの?」ってくらいあり得ないような逆転の目が見つかって、奇跡的に優勝する流れだったじゃん。


何故こんな打ち切り漫画みたいに無理矢理中断されるわけ?

 不人気という残酷なる理由で連載作品を中断されてしまった漫画家の気持ちが今わかった。

 登壇している先生の話が右から左へと空虚に流れていく。

 ただ俺は不完全燃焼で終わったやる気の置き場に困り、茫然自失となっていた。

 悔しさとかやりきれなさとか、そういう接戦での敗北みたいな感情は湧かない。だって圧倒的且つ決定的な格差での敗北だし……。


 今までポジティブ思考で何とかやって来たけど、流石に持ち点ゼロで優勝を期待できるほど馬鹿にはなれなかった。

 全力でやった後の敗北は清々しいもの、なんてスポコン漫画で読んだことあるが、あんなの嘘っぱちだ。清々しさのすの字もない。むしろ靄で心が覆われたままだ。


「だ、大丈夫……?」

 田島先輩が心配そうに抜け殻になったような俺の顔を覗き込む。

「……まあ、大丈夫……ですよ」

 メンヘラ女子の裏垢ツイッターばりに落ち込みアピールをしておいてなんだが、実際大丈夫だ。

 確かに意気消沈しているし、やりきれない気持ちで一杯だが、人に心配されるほどの落ち込みはしていない。


 失敗してしまったら失敗してしまったで、「こうなったらこうなったで仕方ないか……」と思える自分も何処かにはいた。

 だからまあ、大丈夫か否かの二択なら、「大丈夫」である。


 そうだよ、たかが優勝できなかっただけじゃないか!

 それによるデメリットも生じないし、むしろ失敗からの方がより多くのことを学べる!

 うん、前向きにいこう! 全然問題ない! ノープログレムさ!


「それでは、優勝ペア発表です。——優勝ペアには総額2万円の学習教材をプレゼント!」


「(2万かぁああああああああああ……っ!!)」

 額の大きさに思わず膝から崩れ落ちる。

「ほ、本当に大丈夫なの!?」

驚愕と心配が入り混じった表情で心配してくれる田島くん。


 フリーター時代の俺にとっての2万も超がつくほどの大金だが、小学一年生にとっての2万など更に夢のまた夢。大人でいう国家予算と同等の額だ。

 現在の俺の月のお小遣い700円だぞ? 二年間全額貯金しても足りないぞ。

 それがこのビックチャンスを掴められたらと思うと……、もう立ち上がれる気がしない。


 膝と地面が接着剤でくっついたように離れようとしない。というか離れられない。

 金という最も残酷な現実を突きつけられ、一発KO。

 金に苦労した人生を送ってきたせいか、受けたダメージは増大だ。

 金という理由でショック受けるとは、俺もなかなかに現金な奴だった。

 …………どうやらしょうもないオヤジギャグを言えるぐらいには大丈夫なようだった。

 とはいっても、2万の大きさには圧倒されるしかない小学一年生の俺。

 逃した魚は想像より大きかったようだ。


 立ち上がれずにその場で留まる俺とは裏腹に、司会の進行は着々と進んでいく。

「では、優勝ペアの発表です!」

 「「「おおー!!」」」と、お楽しみ会参加者こと児童らが盛り上がりを見せる。

 司会進行の教師も、盛り上げようと声のトーンを上げている。

 最高潮の会場。絶不調の俺。この温度差はもはや計り知れない。


 もう優勝ペア発表とかなしで、早くこの行事を終わらせて欲しい。

 やさぐれた心境で結果発表をまるで無関係の人間のように傍観する。


「優勝ペアは…………—————




 四年生の佐藤奈美ちゃん! ————それと、三年生の糸崎優愛ちゃん!」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 物語の進みが遅すぎるため、ロード・オブ・ザ・リングを読んでいる気分になる [一言] 内容が面白いだけに残念
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ