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リブレット  作者: 中西 ユウ
1/12

はじまり

彼女からの突然のメール。

それにルールを作った自分。


そんな俺と彼女のやりとり。

ある日突然、俺のスマホに


「ひさしぶり❤︎覚えてる??」

とメールが来た。


それは、

以前に付き合いで行ったキャバクラの女の子から

だった。


俺は、

「覚えてるよ。久しぶり!!元気してた?」

「逆に俺の事覚えてる?」

と、返信した。


その日はこのまま彼女からの返信は無く、

朝になると、


「もちろん、覚えてるよ。

        抱っこして欲しいなぁ」

と、返信があった。


俺は、勘が鈍い方ではない。


何かあると思い、普段ならこのまま既読スルーで

終わるのだが、少し自分にルールを作った。


それは、

自分のターンで終わらす。


と言うルールだった。


なので、その問いの返事として、

「覚えててくれたん!?ありがとう。

       抱っこしてあげたいけどねー」

と返信した。


その日は、彼女からの返信は無かった。

                 2へつづく

かずある作品の中から、リブレットを読んで頂き

ありがとうございます。

続きの方も是非ご覧下さい。

#実話か実話じゃないかはアナタが決める事よ

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