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早良 凌二と言う男

「きゃああああああああああああああ!!!!!!」


その叫び声を聞いた瞬間、 皆が察する。 あぁ、 またか、 と。ドアの向こうでは叫び声に向かって慌ただしく風紀委、 生徒会が動き始めるていた。 ちなみにクラスの人達も動き始めたが、 目標はただのガヤか風紀委員と生徒会に居る美女達を見に行っただけだ。


辿り着いた時には時すでにお寿司。 そこには女子人気度第22位の竹林 刈尽草がいた。 この学校には女子、 男子人気度があり竹林は22位なので勿論イケメンだ。 たが、 性格に難がある。 それは竹に異常な執着心があり、 そのせいでランキングも22位止まりになって居る事だ。 だが、 裏を返すとソレを補う程のルックスがあるという事だ。 柔道部に所属しており、 強いはずの彼が壁に寄り掛かって真っ白になって居た。


「おい! 童貞! 一体何をした! この男に!」


風紀委員と見られる女が力強い口調で尋ねる。


「ドドドド童貞ちゃうわ! 俺には早良 凌二という名前がある! それに此奴の竹を折っただけだ!」


「何故?」


「……え? イケメンだからに決まってるじゃん」


全員が呆れと諦め。 そして失望が入り混じる顔をした後全員がさっていった。


「皆!? どうした!? せめて竹林は持ってけやぁ!!!」


大声が廊下にこだまする。

この時彼は気付いてなかった。 彼自身が一番イケメンだと言うことに。







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