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真剣に読まないように。

にぶみ。

作者: caem
掲載日:2018/01/27




 ちくり。


 痛みが棘げ指した。


 じわり。


 滲む血潮。


 ぷくり。


 浮かぶ溜まり。


 ぱくり。


 吸わう指先。


 赤々と垂れる血液。


 まな板は強烈な包丁を携えて。


 人差し指を喰わう。


 鉄分が乏しい。


 それは当然のようにモニタを観て


 ゲラゲラと嗤う。


 奴は。


 何処からともなく


 殺気は漂い。


 怒りが煮えたぎるのだ。


 斯くして得物を携えり


 深く刺さった鬼包丁。


 真っ赤に染まるリビングルーム。


 後悔は押し寄せ頚に宛がう。






 ただ、微かな音が響き。


 私は横たわる。


 ごめんね。


 ありがとう。


 でも……


 愛していたよ。






 壁に飛び散る戦慄。






 窓の外から ──


 ── ずうっと視ています。




 血の涙を流しながら。






突発的にあげました。

(;゜∇゜)

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― 新着の感想 ―
[一言] 真剣に読んでしまいました。 ……わりと怖かったです( ノД`)… 思いつきでこれだけ書けるって、すごいですよ。 えびっ!!
[良い点]  窓の外から ──  ── ずうっと視ています。 が絶妙な怖さでした。しんみりしつつもゾワッとします。 短い言葉の中で細やかに描かれる赤が良かったです。 血の涙を流す状況が気になり…
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