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追放勇者と隠された賢者屋敷  作者: 縮緬雑魚


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2.チートスキル

クラスメイトたちのざわめきが、広間の空気を重く淀ませていた。ある生徒は床にへたり込み、別の生徒は騎士たちを指さして叫び声を上げている。「ここどこ!?」「夢だろ、絶対!」「親呼んでくれよぉ……」――混乱の渦中で、沖山修だけが冷静に状況を分析していた。

異世界転移。頭に浮かんだその言葉に、自分でも苦笑した。ありきたりなライトノベル展開そのものだ。とはいえ、目の前の光景があまりに物語めいていて、他の可能性が浮かばない。周囲を見回し、試しに心の中で呟いてみる。「ステータス」。

すると、視界の端に青白い光が浮かび上がり、半透明の画面が目の前に広がった。まるでゲームのUIのように、他の生徒たちには見えないようだ。修はそっと瞬きを繰り返し、内容を読み取る。

オキヤマ・シュウ (17)

人族 Lv.1

体力 200

魔力 1000

力 200

素早さ 300

知力 1000

スキル:

全属性魔法適正

経験値増加

成長促進

鑑定

「おお、お約束のチートスキルってか」。内心でつぶやきながら、修は小さく頷いた。魔力と知力が飛び抜け、スキルも万能型揃い。こりゃ、生き残るための最低限の装備は整ってるな。

その時、絨毯の上に立つ美女が、優雅に一歩進み出た。深い紺色のドレスが揺れ、宝石の輝きが広間を照らす。彼女は穏やかな微笑を浮かべ、澄んだ声で話し始めた。

「勇者様たち、ようこそ我がエステリア王国へ。突然のお呼び出し、誠に恐縮ですが、世界の危機を救うため、どうかお力をお貸しください……」


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