世界をひっくり返そうぜ
こんな事書いてないで本編書かなきゃ
でもどうしてもこれだけ
変わったな俺
——白銀鏡はネギという食べ物を心底嫌悪している。
しかしそれは昔の話で、今はもうネギなしでは生きられないぐらいにまでなっている。
まあ三、四年の事だから昔でもないな……。
——きっかけは大した事はない。
俺が嫌悪していた物を、周りの人たちはうまいうまいと言って食う。
月日が経ち、色んな人と出会う中そんな輩がどんどん増えてきやがる。
ネギはうまい。
何を言ってんだか……。
しかし、ふと考る様になる。
俺の舌がおかしいのだろうか?
そう考えずっと昔から封印していた、ネギの摂取を試みるに至った。
試したのは皆さんご存知“ネギ玉牛丼”。
まさに、騙されたと思って口に運び……。
…………
気がつけば無心で完食していた。
俺は、手を合わせ己の食わず嫌いを恥じる。
その日から、世界がひっくり返った——。
——私の伝えたい事。
これは何も食べ物だけの話じゃないと私は考えます。
他人の好みとか考え、理解できない事っていくらでもありますよね。
でもそれ、理解しようとしていないだけではありませんか?
一見理解できない事も、本気で見つめ、向き合えば案外理解できるもんです。
私はこのネギ玉事変により、そうではないかと考えました。
自分の世界をひっくり返すのは自分次第で、結構簡単なんです。
理解できない物が理解できる。
嫌いな物が好きに変わる。
素敵ですやん?
さあ皆さんも、私とご一緒に——
世界をひっくり返そうぜ!!!