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初恋だったのかなぁ

またまたきっしょい事を思い出しました。

まあ執筆の練習です。

 ——小学校。


 ついこないだまでは幼稚園児だった俺にとっては、そこは新しい世界そのものだった。


 おっきなランドセルをしょっておっきな机でお勉強。校舎の中にはおっきなお兄ちゃんにお姉ちゃんもいる。

 おっきな黒板にチョークに、窓の外を見ればおっきな運動場にバスケやサッカーゴールが立ち並ぶ。


 一日一日、一瞬一瞬がおっきな体験の連続で、俺は早くも学生生活を楽しんでいた。


 だがそんな中……一つだけ嫌なことがあった——。


 ——ある一人の少女が、守護霊の如く俺についてくる。

 天真爛漫だった彼女は、恥ずかしげもなく俺に好きと言い、常に俺のそばにいた。

 だが、色恋を知らない俺からしたら、そんな好意は求めていないし迷惑でしかない。


 そんな不満はお構いなしに、俺にベタベタする光景を見て周りはもはやヒューヒュー状態。

 許可も得ずに俺に触れてきて、ひどい時にはほっぺたにキスまでしやがる。

 ——2月14日。

 当然その日は無事で済むわけはなく、気がつけば俺の机にプレゼント箱がドン。

 相変わらずのヒューヒュー状態で呆れ返っていたが、友達の助言によりその日初めてバレンタインデーってのを知った。

 彼女を見ると顔を赤らめ、周りの女子は「やったじゃん!」と賞賛の声をあげている始末。


 まあチョコは好きだったし、それはありがたく受け取ったけど、それでも俺は決して彼女の気持ちを受け取ることはなかった。


 ——ある日の事、移動教室があるってんで俺は同じ班の友達と教室を移動して廊下を歩いていた。

 当然俺の背中には、いつもの如く守護霊がついている。

 その時友人が……。

「やっべ、忘れもんしたわ!」


 そう言って教室に戻る友人を見て俺は、「しめた!」と思い彼に付き添うことにした。

 同じ班の彼に付き添うのはとても自然な流れ、忌まわしい守護霊を振り払うチャンスだと俺は考えた。


 まあもちろん守護霊様にそんなルールは通用せず、いつも通り俺の後をついてくる。


 そんな彼女に——ついに俺は痺れを切らし、全てを吐き出した。


「お前のことは決して好きじゃない。鬱陶しいから向こうへいけ——」

 そう言い残し、彼女に背を向け友達の後を追って行った。

 その時の彼女の顔はよく覚えている。

 笑顔しか見せない彼女が初めて見せた悲しい表情。

 俺の中で一番古かった罪悪感の記憶は多分そこだったと今でも思う。


 そして、罪悪感童貞を卒業したその日から、俺の守護霊はいなくなった——。


 ——月日が経ち、小5ぐらいかな?

 それぐらいの時期に、家で寝転がりながら何気なくテレビをつけた俺は飛びあがった。


 なんとそこに、あの守護霊女が映っていたのだ——。


 なんでもその番組は、地方の小学生アイドルを取り上げ報道するというものだったらしい。


 今までずっと忘れていたけど、画面の向こうで歌って踊り、インタビューを受ける守護霊を見て、俺は彼女を再認識した。


 よく見たら……まあ可愛い顔立ちだし、ありえなくもない話か。


 ——そこからは彼女の知名度は鰻登り。

 学校の放送などには彼女が歌った曲が何回も流れ、狭い地域の中だが、彼女の存在を知らぬ者はいなくなった。


 さらに月日が流れた中学時代では、皆色恋を求めるお年頃。

 男子どもの女子を見る目の色が徐々に変わっていく。


 そうなると当然、有名人の守護霊ちゃんは格好の標的にされてしまう。

 可愛い可愛いと持て囃され、いつも彼女の周りには人だかり。


 そんな光景を遠目で見ながら、昔の記憶を思い起こした俺の心に、ズキンと何かが走った。


 やっぱりあの時の胸の痛みって、初恋だったのかなぁ?

 と今にして思う白銀鏡でした。

すこーしだけ続きがありますがしょーもないし恥ずかしいのでここまで。

ちなみにアイドルいうても地方のなんで大したあれじゃないですよ?

白銀鏡の最初で最後のモテ期でした〜。


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― 新着の感想 ―
 いいな〜。  こういうのいいな〜  とても良きです  何気ないことにストーリーってありますよね  Jetts家もなんか垂れ流そうかと思ってしまいます。  良き話ごちそうさまでした。
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