ヒデくん
親友のヒデくんのお話
後半のとこはマジで私のために書いただけなので読まなくていいですよ〜
私は常に私を“私なんか”って思っていました。
なので私なんかが幸せになるより、他の人が幸せになる方が私は好きです。
それを優しさと言ってくれる人もいますが、こんなものは私が逃げた先の偽物の優しさであって決して本物の優しさではないと思います。
それはさておきそんな私に最近、誇りに思える出来事が起きました。
それは友達だったヒデくんの結婚式の際、友人代表の挨拶を任された事です。
どうして私なんかにと思いましたが。
「鏡しかいない」
その言葉に背中を押され引き受けました。
私なんか、と思う理由の一つとして、ヒデくんはいわゆる成功者と呼ばれる人種だったからというのがありました。
ヒデくんは渡米し、昔からの夢だったアメリカンドリームを掴んでいました。
結婚式に参列するのは、海外のお偉いさんとか、背の高いナイスガイばかり、ヒデくんはそんな勝ち組連中に肩を並べていました。
日に日に迫る結婚式に、ますます私なんかという思いが募り本当に死ぬほど緊張しました。
でも、そんな事は無意味だと考え、私はその場で、私なりのありがとうを彼に伝えました。
それが正解なのかはわからず楽しく披露宴を終え、家に帰宅。
電話がなり、出るとヒデくんの声。
お互い緊張の糸が解けて色々話していましたが最後に彼は、
「鏡でよかった」
と言ってくれました。
その言葉に私の心は救われました。
ヒデくんの友達でよかったと。
幼少期から本当に出来るのかわからない大きな夢を絶対に叶えてやると言い続けてたヒデくん。
内心、出来るわけないだろうと私は思っていましたが、信じていれば夢は叶うのだと、ヒデくんはずっと隣にいた私に教えてくれました。
そんな彼が、鏡が友達でよかったと言うのです。
あの日から私の心の中で、ある変化が起きました。
これまでは“私なんか”と思っていた私が、今度は“私でも”と思えるようになったのです。
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ここからは自分の為に書くので読まなくていいですよ〜
私が今書いている物語で、一番書きたいヒロインがいるんですよねぇ〜。
鏡の頭ん中に既に世界はできていていろんなキャラがいっぱい蔓延ってるんですがその子が私一推しのかわいいかわいいキャラなんです。
簡単に言うとその子、いつも私なんかって思ってるんです。
でもある事をきっかけにそれが、私でも……変わっていくんですね〜
多分その子が私に似てるからなにかほっとけなくて好きになっちゃだたんだろうなぁ。
まだ脳内からリリースされてないんですけどね笑
でも必ずその子を書き上げます。
時期的に三年はかかるかなぁ〜
多分皆んな忘れてるだろうなぁ〜笑
でも自分だけは忘れないように、私なんか、が私でも、に変わったあの日の出来事と共にタイムカプセルにしてみました。
楽しみぃ〜
以上!!!
白銀鏡でした。
何度も挫けたときに掘り起こそう