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数寄野屋先生

    16話








前日と同じようにお昼を利根川村で食べ、夕方には目的地の陽だまり湖村へ到着した。


「ここに転生者が生き残っているので、合流します!」


『そんな話、聞いてないんですけどぉ?』


「まあ、言ってなかったしねw」



とりあえず素泊まりで宿を取って、2人を宿において増来美優さんを探しに出る。








MAPが示す光点は、この家の中からみたいだな・・・。


どーやって呼び出そうか?名前もわかんないしなぁ・・・。



!(・。・)b



≫数寄野屋先生~!≪


≫すきのやせんせ~~いませんかぁ~≪


この世界の言葉でなんて訳されるのかは知らないが、日本語がわかるなら気づいてくれるはず!



ん? なんか違和感があった・・・?





『なんて名前を大声で叫んでるんですかっ!』



やったー


「元増来美優さんですね?」


『え、ええ・・・。』


(・ノ「ちょっと目立ってるので、こっちに来て下さい。」


強引に手を取りその場を離れた。


「サプロム様から貴方と合流する様に言われて来ました。」

「色々と話さなきゃいけない事があるんですけど、お時間ありますか?」

「良かったら食事でもしながら、どおですか?」


『わかりました。でも家にひと言いって来ないとなので』


「ああ、こっちも連れが宿で待ってるので、連れてきます。」

「で、どこかお勧めのお店ありますか?」


『じゃあ、2本向こうの通りを100mくらい湖に向かったとこに

[肉の里]ってお店があるので、そこにしましょう。』


「了解です。それとコレを渡しておきます。」


『スマホ!!』


「詳しくは食事中に!」


『はいっ』





◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





[肉の里]にて



<<鑑定>>



○名前:ミュー

○状態:良好

○種族:人族(転生者)

○性別:女性 

○年齢:13歳

○レベル:3

○体力:200/200

○気力:300/300

○知力:200

○敏捷:70

○耐久:100

○幸運:60

○スキル:技能同調(シンクロアビリティ) Lv0

     毛髪自在(ヘアスタイリスト) Lv1

     鑑定・探知 Lv3

     言語理解

○加護:サプロムの加護




○名前:マサト

○状態:友好

○種族:人族

○性別:男性 

○年齢:14歳

○レベル:3

○スキル:剣術 Lv4

     体毛自在(ヘアマスター)Lv2

○称号:サプロムの使徒


○名前:マリー

○状態:普通

○種族:人族

○性別:女性 

○年齢:15歳

○レベル:3

○スキル:剣術 Lv3


○名前:ミリィ

○状態:普通

○種族:人族

○性別:女性 

○年齢:14歳

○レベル:3

○スキル:水魔法 Lv2

     回復(ヒール) Lv2

    

※マサトの鑑定結果はサプロムの加護により偽装されています。



また、違和感が・・・。

これはアレか?鑑定持ってるし、鑑定されたって事だな。




「鑑定でわかったと思うけど、サプロム様の使徒をやってますマサトです。

この2人はマリーとミリィたまたま旅の目的地が一緒だったから

旅の道連れに誘って一緒に行動してる。」


『『よろしくね!』』


『わかるんですね・・・。ミューです。よろしくお願いします。』


「じゃ、挨拶は終わったから注文しちゃおう」


「お勧めはある?」


『ここは、私のアイディアでやってるお店なんです。

焼肉屋ですよ?この世界には無かったのでこの町の名物になってます。』


「へぇー 肉の部位の名称は一緒?」


『勿論です』


「でもまあいいや、注文は任せる。払いは俺が持つから気にしないで注文して」


『まかされました^^』


    ・

    ・

    ・

    ・


「この2人は俺が異世界人なのを知ってるから、遠慮しないで話してね」


『はい』




肉を焼きながら、まずは経緯(いきさつ)を説明した。


「この世界に送り込まれた女性声優は20人前後、ナビの光点を見ると22人だね。

エンプルが話してない又は覚えていないだけで他にも居るかも知れないし、22人も居ないかも知れない。」


「ミューさんを含むその女性声優()達を無事に保護して、彼女達の力を借りて、

この世界に張られている結界を解除するのが、サプロム様から託された使命です。」


「俺がもらった力は、この世界を生き抜いていくのに便利な力であって、

絶対的な強さじゃ無いからね・・・。あ、鑑定の結果は偽装されてるからね?^^」


「滅多な事じゃやられないとは思うけど、相手は曲がりなりにも神の1柱だからね、

何があるかわかんない。独りじゃ無理だと思うわけだ。」


「ミューさんは同行は可能かな?できる限り一緒に居て保護したいと考えてるんだけど」



『同行は可能、いえむしろお願いしたいです。』


「ありがとう。良かったよ、断られたらどうしようかと思ってたから^^」



『マリーさんミリィさんもこれからよろしくお願いします』


『はーい、よろしくね』

『こちらこそ、よろしくです』


「急いでるので、明日の朝5時には出発するけど大丈夫かな?」


『多分、大丈夫だと思います。』



「何かあったら、スマホで連絡を下さい。

電話番号なんて無いので、名前で掛けられる様になってるし、LINEも出来ます。」

「一晩でバッテリー無くなる程使わない様にね!充電方法に関しては明日教えます。」


『あはは・・・、善処します!w』








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