表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神様に選ばれました。  作者: 松本 彰
第0章 はじまりは放置とツッコミとボケ少々
1/68

0 プロローグ

なんとなく書いてみました。

初挑戦で手探り状態ですが読んで頂けたら嬉しいです。

気がつけば白い部屋?空間にいた。


見渡す限り真っ白で床も白く、自分の影さえも見えないので浮いているようにも見えるが、立っている感覚があるのでどうにか部屋?だと思える。


「こ、ここはもしかしなくても、厨二的な希望的観測でいう所のアレか?」


いわゆる、異世界でアレコレする前の神様と御対面的なイベント。

転生前にチートな力やらなにやら、中にはハズレ的な扱いで苦労するけど、結果的に一番チートだったとか……ってか俺、死んだ記憶ないし、普通に家の自分の部屋でベットで寝たし。


「死んでないなら、転生じゃなくて召喚か?イヤイヤ、普通に寝てても死ぬし。寝た後にハルマゲ的なアレがあったとか!」


普通、ベットで寝たなら夢だろう。

心臓麻痺とかじゃなくハルマゲ的なアレの方がコイツにとって死ぬ確率が高いのか!?

そんなツッコミは誰も居ないので『妄想列車は走り続けるyo♪』


「どういうチートがいいか?って言われたらどうしよう。」

「無限の魔力貰って、魔法で無双!とか無限の体力で、剣で無双!なんかも捨てがたい。他にも無限の〜……」


コイツにとって無限で無双ならいいらしい。


「ってか遅いな、いい加減に何かリアクションが欲しいんだが…‥」


妄想列車もネタが無くなれば停車出来るみたいである。

時間的に1時間は暴走していたのだが。


「おーい、誰か~?」


何の反応もない。

真ん中から斜線が入ってクルっと回転して『私達にお任せ下さい』

的な人達も現れない。


「あの~…」

「その~…」

「……………」

「…………」

「………」

「……」

「…」





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


『おめでとうございます!貴方は神様に選ばれました!!』


「………………」


『なんじゃ?リアクションがなくて面白くないのう~、ここはホレ、驚愕する場面じゃろう?』


「………………」



突然、女の人の声が聞こえ、その後に男の人の言葉が続く。

待ちに待った言葉ではあるが、言葉ではあるのだが……


「………ぉぉっ」


『『ん?』』


「…おぉっ、……遅ぉーーーーーーーーーーーいっっ!!!!!!!!」


何時間もこの何も無い真っ白な部屋に放置プレイされて喜ぶ程のMでは無いらしい。


『あらあらっ』


『…な、なんじゃ、5時間程度待たせた位で短気じゃの』


女の人ののんびりした声と男のセリフ。

普通5時間もこんな場所に放置されたら精神異常で錯乱してもおかしくないが暢気である。


「そっちから呼び出して5時間って…、普通に無いよね?無いよねきっと、俺がおかしい訳じゃ無いよね。」


『まぁまぁ』


『普通はありえんのぉ』


「あり得んのかよ!」


『うふふふっ』


『呼び出してすぐに、儂らの可愛い可愛い娘のシルヴィエールちゃんがグズりだしてのぉ~、不可抗力じゃ』


「どちらか一人が対応すれば良かったのでは…」


『……………………』


『…んっ、コホンっ。』


『あなたは、星見秀一 16歳。私立永清高校(中々いい学校に通ってますね)普通科2年生、いきものがかり(笑)で間違いありませんね?』


「普通にスルーしたな!あと、『いきものがかり』なめんな!うちの学校は、犬に猫はもとより、牛、馬、豚、山羊、羊、鶏に鳩。鯉に金魚、亀、メダカ、ザリガニ……進学校なのに多いなっ!おいっ!」


今更ながら突っ込んでいるが、情操教育の一環で動物と触れ合うのは大事な事である。と学校の偉い誰かが言い出したが、言っただけで適当に指示して放置したため、この様なカオスになっている。

言った本人はこうなっているとは予想もしていないし気付いてもいないだろう。偉い人は下々の事など気にしないのだ…多分。


そもそも、この高校は成績最優先、有名大学進学率上位が売りの学校なのに動物の世話で勉強時間を削っていいのか?とOHANASIしたくなる。


『まぁ、その情熱は認めるが、話が進まんので答えて貰っていいかの。星見秀一で間違いないな。』


「情熱なんて無いよ!?寧ろ投げ出したいよ!何で睡眠時間削って世話なんて……っと、ああ星見秀一で間違いない。」


『では改めまして。星見秀一さん!あなたは神様に選ばれました!おめでとうございます。』


『いきものがかりの話のせいで時間が無くなってしまったようじゃな。詳しくはナビを付けるのでソイツに聞いてくれ』


「いきものがかり関係ないよね!?会ってから数分しか経ってないよね?寧ろ時間はたっぷりあったよね??」


まだ本人確認のみで、どういう状況でどういう経緯でこれからどうなるのかなどの説明は無く話は進むようだ。

おまけに拒否権も無いらしい。


『うふふふっ、頑張ってね。カ・ミ・サ・マw』


読んで頂きありがとうございます。

行き当たりばったりで見切り発車のストックなし。


ゆる~い感じで見守って下さいマセ。


良かったらブックマークを付けて頂けると嬉しいデス。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ