犬神一門
古来より日本に従事し、同時に守護してきたてきた名家の一族。
ただし表向きには全くと言っていいほど出ることはない、いわば縁の下の力持ち兼裏の存在でもあった。
1500年以上前から存在しており、その中で守護するために生まれた秘伝の剣術が「犬神一刀流」である。これは体内の気の循環によって抜刀術一つで衝撃波すら出すことを可能にした門外不出の流派である「守りの剣」であると同時に、「護衛対象に危害を加える者を可及的速やかに誅殺すべし。これぞ最速の護りなり」という過激な極意を持つ「暗殺剣」でもある。
その存在が広く知れ渡り始めたのは聖戦の頃で、後のプロトタイプエイジスを扱うためにあらゆる人材が必要だったときに、抜刀術一つで衝撃波をも出すことが出来るほどの超人的な力を持つ一族として彼らがピックアップされたのがきっかけであった。実際、プロトタイプエイジスのうちの二機「風凪」と「草凪」はこの一門のために開発された機体と言っても過言ではない。
ラグナロク後もこの二機を一門は延々と持ち続けていたことや、前述の通り人間離れしたその剣術故に今でも世界中に傭兵として参陣している。
現在でも傭兵として有名なのがベクトーアに行っている現党首「竜三」と、その親でフェンリルにいる「竜一郎」である。




