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崩壊

「さ、言いたいこともいい終わりましたし、失礼しようかな僕の分析によると、嫌な予感がして仕方ないので」

「あ、はい、お元気で」


アナリシスは素早く家の庭から出て行った

嫌な予感か…、なんだろう、私もそんな嫌な予感がする

自分でもよくわからないけど

何かを感じた

きっと、何かの勘違いだろう…


もうこんな時間だ、昼ごはん食べなきゃ

でも、家で待っていたのは、悲劇だった

__________________________________

「おかえり、あんた、庭で誰と話してたの?」

凄い形相で母が睨んでくる

「なんのこと?」

やばい、やばいぞ、冷や汗がとまらない

「あの人ってさ…アナリシス様じゃない?今日の朝ね、あんたが寝てる間に、首都に住むおじさんがちょっと来ててね、聞いたのよ」

「聞いたって、なにを?」

「アナリシス様が王妃や家臣を殺害し、国王を、意識不明の状態にしたってさ」

「は…?」

「銃でさ、しかもさ、あんた、エール教では高貴な者とは、そこに仕えていない限り、一切話してはならないはずなんだけど?知らなかったじゃすまされないのよ?あんたは罪を犯した」

「ごめんなさい…、その…助けてあげたくて…」

母は、熱心なエール教の信者だ、いつも厳しい

「魔女は、いらないわ」

冷酷な声で母は言った

「え?」

「魔女でしょう?だってエール教の教えを破ったのよ?なら、魔女よ、魔女がこの世界にいてはダメなのよ」

「い…いやだ」

「魔女よ、制裁を受けなさい」

すると、待機していたかのように、白い服に身を包んだ人々がでてきた

「捕まえろ」

指揮官であろう、人が私に指を指し、言った

「嫌だ、来るな!私は魔女じゃない!やめろ!」

「魔女という証拠もある、残念だが諦めろ」

私は自由を奪われた

母が蔑むような目で見ている

父もいつの間にかきて、母と同じように見下している

弟は…俯いていた





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