表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女を見た悪魔-irregular-  作者: みなみ 陽
普通の平和
6/19

「バレたら、困るんで、僕の分析によると」

「バレたら困るんですか?なぜですか?」

「あ~えっと、いや、まぁ、こっそりお忍びで遊びに来てるからですよ、僕の分析によると」

怪しい、明らかに目が泳いでいる

嘘つくの苦手なタイプだ

「失礼ですが…嘘ですよね」

「な、何を言うんですかね、僕の分析が嘘だとでも言いたいんですか?」

嘘ですね

「はい」

「即答ですか、貴方の分析力を疑いますよ、僕の分析によると」

「あと、少し、いや、かなり伺いしたいのですが」

「何ですか」

私はどうしても気になっていること全てを聞いてみることにした

「どうして、人の家の庭に入ってるんですか、どうして、傷だらけなんですか」

「丁寧にお答えしますと、貴方のまず『どうして、人の家の庭に入ってるんですか』ということですが、そうですね、そこに人が居たからですよ、僕の分析によりますと、あと、もうひとつの質問『どうして、傷だらけなんですか』ということですが、物騒な世の中ですからね、よくあることです、僕の分析によると以上です」

長々と説明されて、わけがわからなかったけど、ま、いいか

「不法侵入ですよ、私しか人見なかったんですか、わざわざ首都アペックスから来て、物騒とはいえ腕の傷が特にひどくないですか」

この人もしかしたら、天然なのかもしれない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ