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魔女を見た悪魔-irregular-  作者: みなみ 陽
普通の平和
5/19

最悪

「魔女なんていない、とでも言いたいのですかね、僕の分析だと」

後ろから声をかけられた

ヤバい、どうしよう

冷や汗が止まらない

後ろを振り向くとそこにいたのは

庶民とは思えない

豪華な格好をした少年だった

私より2,3歳年下だろうか

明らかに私より身分は上だろう

「何硬直してるんですかね、あぁ、なるほど、魔女なんているのかな発言したの人に聞かれてて、どうしよう…、とでも思ってるんですかね、僕の分析だと」

感じが悪すぎる、ウザすぎる、口癖なのか、最後の「僕の分析だと」って

「なにか、言ってくれないと困るんですけど、僕の分析のために」

「申し訳ございません、少々驚いてしまいまして…」

「どうします?僕が父様にこのことを報告してしまえば、君終わりですね、僕の分析によると」

「父様?」

そらすぞ、話をなんとか、意地でも

「あ、貴女知らないんですね、僕アナリシスで…」

「でええええええええええええええあああああああああああ!?!??!?!?!?!??!?アナリシス様!?王族の方ですよね!?!??!?」

「ちょっと黙ってください、僕の分析によると貴女うるさいです」

「ごめんなさい」

終わった、私終わった

人生の最終回です

おわりました

最悪です



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