出会い
チリチリチリチリチリ・・・ ケータイのアラームが部屋に鳴り響く
「…朝かー学校だるいな」
俺の名前は佐藤海斗(さとうかいと)顔・体系はかなり普通。1ヶ月前家から徒歩15分位の高校入学。中学で仲良かった子達と高校が別になり、学校がまったくまだ楽しくない。ちなみに性格はかなり明るめで友達を作ることは結構得意。
「さて用意して学校いくか」
部屋を出てリビングにいくとお母さんがご飯を用意してくれてる。先にワックスで髪の毛をセット、歯磨きやらを済ませてご飯を食べ家を出る。
学校に着くと最近喋るようになってきた南和樹(みなみかずき)が喋りかけてきた。
「おっはー海斗!」
「おう おはよ」
「てかさ海斗ってさ好きな子おるん?」
「なんやねんいきなり」
「おるんかなっとおもってな。んでこの高校のにおるん?」
「!?なんでおるって勝手にきめつけてるねん。」
「反応がおるといってるのだよ君!ハッハッハ」
「なんやそれ。んまおらんから」
「フーン」
っとニヤニヤいって和樹は自分の席についた。
ちなみに和樹の言うとおり好きな子がいる。その子は中学3年生のとき俺に告白してきた子。俺も好きだったけど色々あってふってしまった。後悔しかしてない。
キーンコーンカーンコーン
授業が始まった。授業中、和樹のせいで好きな子の事が頭から離れなかった。
授業が終わり昼休み。
「海斗ー飯たべるぞー」
と和樹が俺を呼んだ。
「そういや和樹ってさ彼女おるねんな?」
「おんで。メッチャ可愛いからな!!そうやお前今日暇なん?」
「暇やけどなんでなん?」
「おし!なら今日紹介したるわ」
「はい?デートやろ?俺空気読めなさすぎな奴やんけ」
「いや、デートやってんけど、なんか俺の彼女学校の友達も1人おるけどいい?ってゆってきててさ!」
「んまそれなら大丈夫か」
「んじゃメールでゆっとくわな!マジでめっちゃ可愛いからびっくりするで!!」
「期待だけしとく・・・」
と約束をし飯を食い終えて教室に戻った俺と和樹。
何気に結構楽しみだ。
5・6時間目が終わり
和樹と待ち合わせ場所に向かった。待ち合わせ場所は俺達の高校の近くのカフェ。
俺達は先に着いた。
「中入っといてやってさ」
と和樹にメールが届き俺達は先に入った。
「海斗」
「ん?」
「俺の彼女が連れてくる子かなり可愛いらしいで!」
「そっか。けど興味でやん」
「やっぱお前好きな子おるな」
「んまさっきは嘘ついたけど本間は好きな子おるねんな」
「やろうな!んでどんな子なん?」
「んまーまたそのことは話すわ」
とおれは和樹に親指を立てた。
「なんやそれまあいいわ。つかもう着くってさ」
「りょーかい」
待ち始めて30分後俺の後ろから和樹を呼ぶ女の子の声が聞こえた
「和樹ーおまたせー」
「遅すぎなー」
と会話の中挨拶しようと振り返り
「和樹の友達の佐藤海…。!?石堂?」
とちょっと驚きながら聞いた俺に和樹が
「石堂?だれだよ!俺の彼女の名前は金澤葵(かなざわあおい)やねんけど…
「いやお前の彼女じゃ」
と言い掛けた時
「海斗?久しぶりだね!元気だった?」
と俺が石堂?と聞いた子が言ってきた。石堂由美(いしどうゆみ)この子は俺の好きな子。