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老人から赤ちゃんへ (2話)

3話のつなぎだから1話より文字数少ないです

「産まれたって本当か!?」


その声で意識がはっきりするしかし目がはっきり見えない その声聞く限り男性のもの だとわかる そう思っていると


「ガデル様落ち着いてください アンナ様は疲れているんです もう少し静かにお願いします」


「あっ すまぬ」


なだめているのは女性の声だった 言葉を聞く限り お付きの人なのかもしれない

そこでもうひとつの女性の声がした


「あなた」


その声は優しくとても落ち着くような感じだった


「アンナ 体調は大丈夫か?」


「えー 大丈夫よ」


男性は泣きそうな声で、


「ほぉ 良かった... 頑張ったなぁ」


「あなたとの子だもの ほら見て、こんなにも可愛らしい女の子」


「あー 君にそっくりだ」


その会話を聞き、わかった

わし もとい 私は今会話している2人の子供なのだろう 視界がぼんやりとして人相まではわからないが、とても優しそうな人達に思える


「名前はどうするんだ? 女の子なら君が考えたいと言っていたけど、 」


「名前は ''ルミナ'' 」


「''ルミナ'' か いい名前だね」


「自分らしいさ という意味をこめたの この子には自分のやりたいことをやって欲しいから」


「君らしい理由だね」


その会話を聞いていると眠くなってしまい 寝てしまった。


――――――――――――――――――


そこから半年...


視界が見えるようになっていき 周りの景色が見えるようになっていき、両親の顔が見えるようになった。


父親のガテルは、ほんのり暗めな赤髪に緑色の瞳をし、大人っぽさがある 元男の自分でも見とれるほどのイケメンだ。


母親のアンナは、黒髪ロングに赤色の瞳をし、色っぽさがある見た目である。


俗に言う美男美女というやつだろう


そして自分の容姿は 前 鏡チラッと見えた時、父親のような赤髪に 母親の赤い瞳した 母親に似た顔をしている

我ながら可愛い見た目をしていた。


シワが多かった老人にとっては シワがひとつもない若い体はいいものだ。


この半年でわかったことは、この世界は 転生前の世界のように国がいくつもあり、生まれた国は''カイリ''という名前であること

自分が生まれた家は ''アルカディア''とよばれる貴族の家に生まれたこと

今の所はこのぐらいだろう。

しかしなぜこの世界に転生したのかあまり覚えていない はっきり覚えているのは 熊に殺されたことまでははっきり覚えている しかしそのあとが思い出せない でも誰かと話して その誰かに転生させられたこと そしてその誰かからなにかももらったことしか覚えていない。


まだ他にも知りたいことはあるが、まだ赤子なため喋ることもできず、自由に動くことができないため

もう少し体が成長したら、調べてみよう。


そう考えていると 母親のアンナが私を抱きかかえて、椅子があるところに移動した おそらくご飯の時間だろう 時間帯にも昼をまわっており 何よりおなかがすいて なっているのが証拠だろう


「ルミナ ご飯食べましょー」


「だうー(はーい)」


そうすると、母は器の中のスープを スプーンですくい、ふーふー して冷ましてくれた

それを自分の口によせ あーんと言った

それの真似通りに 口を開け スープを食べた


「美味しい?」


それに対して、自分は笑顔で


「だうだ! (美味しい!)」


と言った。


その作業を繰り返し、スープを完食し、母は私を抱き上げ、背中をトントンと優しく叩くと、ゲップが出た。

それを見た母は笑顔で、


「よくできました」


と言ってくれた。


その言葉を聞くとなぜが少し嬉しく感じ 赤子になって精神が少し幼くなったからか、小さなことで褒められると嬉しくなる。

そうしていると、


「おー ルミナは上手に離乳食を食べれているのか」


その声は父親のアデルの声だった


「あなた! そうなのこの子 すっごいの 食事する時もちゃんと食べるし、行儀もいいし、何しろそんなに泣かないの」


「おー すごいな このまま成長したら 礼儀正しい美しい女性になってくれるね」


まぁ〜 一応中身は老人だから、礼儀などは一通りできるが しかしそれを両親に褒められるのは嬉しい

やはり親という存在はとても安心する存在だと思った。



今回は ほとんどが説明の平和回だったな〜

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