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オーラ

テスト期間のせいで前回から2週間空きました。文脈ぐちゃぐちゃ

「いやいや、今までに弟子に会ったことないのって流石におかしくないですかね?てか俺もオーラだけの存在なんで、純正の弟子ではありませんけれど」

「あー、その件なんですけど…。貴方の発するオーラが以前会ったことのある、同じスキルの持ち主と酷似してるんです。知らないだろうから教えてあげますよ」

オーラが酷似してるとかってあんのか…。一人一人オリジナルのだと思ってたんだけど。

「この世界で言う【オーラ】というものは、世界中を循環しているエネルギーのようなものです。故に、似たようなオーラを持つ人が存在するというのは、至極当然のことなのです。…が、完全に同じものというのは、そうそうお目にかかれません。あったとしても、一卵性双生児か、元々のオーラの持ち主が亡くなっていて、それが憑依するか。それくらいです。転生者である貴方に兄弟がいる筈がないしなんか兄弟居なさそうな顔してるので、後者であることは間違いないでしょう」

なんか小馬鹿にされた気分なんだけど。ってことは、このオーラの前の持ち主さんは亡くなってるのか。ご冥福をお祈りします。

「…なんかさっきから祈ってばかりだな。えっと、話が複雑化してわかんなくなってきたんですけど、そもそも【編集】スキルを持っていて、尚且つ弟子である人のオーラが俺に憑依してるんでしょ?じゃあ貴方たち、その【伝説のエディターの弟子】に会ったことがないと辻褄が合わないような…」

「それは大丈夫!実はね、会ったとは言っても十年くらい前の話で、その人がまだ弟子として認められる前に出会っていたの!どれだけ研鑽を積んでも、生まれ持ったオーラは変わることはないから。だから私たちは貴方という存在を認識できたの!」

ふむ、合点がいったようないかなかったような。

「そして、貴方にはもう一つのオーラがある。それが先程言った【転生者のオーラ】。ちなみに二つのオーラを有する者は、極めて異質な人生を辿るという言い伝えがあるの。いい意味でも、悪い意味でも」

おいなんだ最後の取って付けたような意味深な言葉は。

「そういえばお兄さん、これから行く宛てとかあるの?」

首を横に振る。行く宛てがないのは転生者あるあるだろう、知らんけど。

「とりあえず立ち話もあれですので、私たちの仮宿に向かいましょうか」

「おっさきー!」

ちょっ、箒に乗っていかないで!俺行き先わかんないし、足そんな速くないから!!!

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