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シャー芯賭博記  作者: プロトタイプ
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賭けのはじまり

俺は高校2年生の達也たつや。

非リア充で毎日同じような生活を繰り返すだけで常に何か面白いことが起きないかと思っている。


そんなとある日のこと。

うちの学校はトランプ等の持ち込みがOKで休み時間に遊ぶのは当たり前のことだったが、今日はみんな何やらいつもと違う遊び方をしてるようだった。会話を聞く限り「賭け」をしていることが分かったので何を賭けているのか聞いた。すると

「何って?シャー芯だけど?」

と答えられた。普通何気なく使われているシャー芯を賭けているだそうだ。だがシャー芯が変な使われ方をしているのを見るのは今日が初めてではなかった。最近、例えば昼飯の具や文房具、ノートや宿題の写し等にまるで<通貨>のような使われ方をしていた。受け取ったシャー芯はシャーペンの芯として使うことも出来たり、例のように使ったりすることが出来る。俺は楽しそうだと思ったしシャー芯を取得すれば使い道があると踏んで、参加させてもらうことにした。


ルールは簡単、ババ抜きや大富豪、UNO等の適当なカードゲームで1位から順に報酬が多くなるというものだ。勿論、参加費は必須でそれの応じて報酬は上下する。時には参加費のシャー芯を1位が総取りなんて場合もあるらしい。早速やってみたのだが、もともとトランプ等のカードゲームが大の得意で興味で心理学もかじっていた俺にとっては有利でしかない。その日は休み時間、放課後勝ちまくり大量のシャー芯を手にした。


楽しくてそんな日々が続いていたのだが、夏休み前ということでお楽しみ会があるんだが、そこでこのゲームをやることになったのだ。しかしゲームの内容は従来のものと全く違った、ロシアンルーレットというものだった…

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