ここ最近で一番しっくりくるプロットの作り方
個人的にとても執筆がはかどるプロットのテンプレートが完成したよ。三幕構成も取り入れてるから、テンプレとしてはガチガチに固まってるね。どんな作品でも使える。たぶん。
○一幕のテーマと場所とか天気とか
各話サブタイトル
・なにが、どうなった
・なにが
・どうなった?
・大切な伏線とか
(話しの流れを変える)
・こうなった!
・こうして
・こうなった!
・重要な伏線とか
(話しの流れを変え、次話への引きを作る)
チェックポイントだけ決めてるんだ。その場ノリと勢いと閃きは大事だよね。あまりギチギチ書きこむと、それだけで満足しちゃいそうだし……。
これは先ほどのテンプレを活用した一例だよ。
タイトル「勇者は共存共栄のシナリオを書き綴る」
○一幕 テンプレ通りの異世界転移をしたかった!
一話 さようなら現代(リビング、夜)
・変わり映えのない日々
・制作に携わったソシャゲでもしようかな
・夕食をレンジで温める
・シナリオ書いたの俺だけどさ……
・チュートリアルの途中でフリーズした
・ムカついてスマホをペシペシ叩く(前フリ)
・シナリオ書いたの俺だけどさぁ!
・例えばここで異世界に転移したりする
・おや?スマホの様子が……(伏線)
・壊れた様なノイズ(前フリ回収)
・画面が虹色に明滅し始める!
・ケバケバしい光に包まれワープ!
・レンジ「チーンwww」
二話 おいでませ異世界(お城)
・王「ようこそ、異世界の勇者よ!」
・歓迎ムードで警戒心が薄れる
・夜だしご厚意に甘えるか
・メイド「お荷物お預かりしますぅ」
・メイド「プゲラwww」
・スマホを奪われた!
・王「今日が貴様の命日だ!」
・王は王でも魔王だった!
・スマホを破壊できて嬉しそう
・周囲は殺意満々に!
・こんなところで死ねない! 逃げよう!
・秘技ちゃぶ台返し!
・スタコラサッサ、ホイサッサ〜
三話 勇者になってたまるか!(城下町〜路地裏)
・追手がしつこい!
・スーツはアクションに向いてないんだよ!
・路地裏に逃げこむ
・スーツでよかった!
・まだバレてないけど見つかりそう
・モブ隊長「勇者の生死は問わない!」
・大きめのゴミ箱の中で密かにキレる
・捨てる神あれば
・路地裏を隠れながら移動、サキュバスに見つかる(伏線)
・逃げようとするが、あっさり組み伏せられる
・サキュバス「あたしと取り引きしない?」(伏線)
・胸が大きい! 顔が近い!
・いや落ち着け、なにか裏があるはずだ
四話 今後の目標(路地裏〜サキュバスの自宅)
・そう簡単には信用できないな
・モブ隊長リターンズ
・「誰だ、そこでなにをしている!」
・やっぱりグルだった……!
・サキュバス同士でじゃれてるだけよぉ?
・幻覚魔法でサキュバス(女)に見えているらしい
・隊長さん、あたしたちとイイコトしない?
・「下等な種族を相手にしていられるか!」(伏線&前フリ)
・取り引き成立!
・取り引きの条件を教えてほしい
・それでも慎重な主人公
・はぐらかすサキュバス(伏線&前フリ)
・腹の虫「ぐーきゅるる」
・まずはご飯にしましょうか(伏線)
・つかの間の休息(サキュバスの自宅へ)
・国外逃亡して中立国に移住する計画(前フリ回収)
・黒パンとスープの晩御飯(フード理論)
・説明はダイジェスト化
・定期的に「サキュバスとして食事」しないと倒れる
・二人で協力すれば中立国まで辿り着けるはず
・モブ隊長「ぐへへへサキュバスちゃ〜ん♥」(前フリ回収)
○二幕前半 レッツ逃亡! 中立国を目指して
五話 逃走劇
・キスでパワーアップ! 逃走成功!(吊り橋効果)(伏線)
・国境を越えて(夜明け)
六話 廃村にて
・ゾンビが出迎えてくれる
・宿代は愚痴をきくこと(サキュバスの現状)(伏線一部回収)
七話 ニアミス!人類軍
・魔族滅ぶべし
・不穏な黒煙
八話 中立国跡地
・力無き正義
・誰がために鐘は鳴る
○二幕後半 俺が国を興してやる!
九話 難民の国
十話 プロポーズとGDP(サキュバス増産)
十一話 代理戦争! ゲーム大会サキュバス杯、開催!
十二話 休戦協定
○三幕 平和とは掴み取るもの
十三話 ペンは剣より強し
十四話 終戦宣言! 平和の祭典、開催!
十五話 サキュバス視点の勇者(全ての伏線を回収)
・サキュバス族は飼い殺し状態
・無断繁殖がばれたらひどい目にあう
・周りの顔色をうかがいながら這いつくばって生きる毎日
・現状打破のため「異世界の勇者」を見繕った
・こちらの人間や低級魔族より強い、哀れな勇者
・なにも知らない彼を懐かせて繁殖すればいい
・一族が増えたら用はない。殺すつもりだった
・彼の人柄に惚れてしまうなんて(吊り橋効果)
十六話 幸せ家族計画
・ぼくらの戦争、朝食編
・新たな家族とともに
ワンシーンは八千字が目安、というか長いほどイイらしい。いつか書ききれるようになりたいなぁ。