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桜姫  作者: 水無瀬 桜
10/13

2人の進路

「高岡、ありがとう。」

パトカーから降り、頭を下げる上田警部。

「上田さん、顔を上げてください。自分は刑事として当然のことをしたまでです。」

後部席から走る影…。

有紀あきが無事でよかった…。」

少し離れたところで有紀と達之が中睦まじい雰囲気だ

上田は部下を遠ざけ、被疑者を護送するためにパトカーに乗り込んだ

「警部、移動手段がないと思うんですけど…。」

運転席の刑事は上田に進言する

「心配ない。越川君には携帯番号を教えてある。

電話がかかってくるだろう。」

さすが警部…。

上田警部たちが去った事件現場…。

有紀と達之は夜の道を2人で歩いている

「ごめんね。上田警部とか達之に心配かけてしまって。」

いや。有紀は悪くない。俺は有紀を誘拐した犯人の動機が分からない。

上田警部の捜査が進むと分かるんだろうがな…。

しばらくして、横の道路を黒い車が通りかかった

「停めてくれないか。」

いつもの独特な渋い声。

ハイ。先生

「越川君、有紀さん。大丈夫かね?」

藤森教授だ

「桜花学園まで。」

2人を乗せた教授専用車は都内へ

ラジオでは警視庁刑事部長誘拐事件のニュースが流れている

「有紀さんは弁護士になりたいと思っているかい?」

不意を突いた教授の質問

「はい。私は私なんで。」

2人は高校卒業後、猛勉強をし、桜花学園大学に進学することになる

専攻は法学部。

2人の夢、弁護士になるために



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