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短編集

たいたたら

  払ったら出てくるのは要らぬ、要らぬと半年以上は使っていない物で溢れかえっている。思い付きが深夜の3時半から夢遊病のように始まるのだった。思いのほか、要らぬものばかりが仕舞われる世界で必要なものばかりが儚く消え去っていくんだよ。

 急に、しおらしくなってしまわれたので退散することに。

とてつもない眠気が読了感を損なわれずに停滞する睡魔というやらに、右往左往するがの如く立ち竦みはしない。これこれ、どういうことや、恥を欠ける蒼翠の弱パンチが併発しだす。

 欲しい物リストを書き込むのが趣味な我々は、創作気取りの住民票コードの羅列でしかない。キザな野郎は皆殺しだ。内に血みどろな鬱屈さを秘めるのみの陰鬱な少年は、歩くのを止めない。

  囚われた螺旋状階段を回って、急ぎ囃子のドラえもんは瞬く間に音を残しつつ、去ってゆく。衝突しようともお構い無しだ。

 天井を広げて、残高と睨めっこしながら、格闘ゲームとママレードに時空を広げてつつ、お菓子な世界を格闘するのだ。

 アンバランスな非対称的な映像が奇々怪々を表現するのか。

闇雲に進んでいるような、掴めない感覚を粒子に結合させて、か細く叫ぶ永久歯。

  狂うことに誠は要らぬ、ハジメが笑う、お休み。

 地下鉄の隅に落ちてるようなハンカチが、俺の邪魔をするなと説教をしてやりたい、してやる。

落葉に彼女の入墨を隠すかのような、そんな自堕落な欠片を探す羽目になろうとは、思いもせなんだな。

 彼女に恋をしたならば、和田恋ではないよと仄めかす。

 特に誰でも良かったんだ、そう言い直るしかないじゃない。

 居眠り運転、煽り運転が我々を脅かせようとも、だ。

 悴んだ顔が末端冷え性を併発することになりかねんではなかろうか。

 砂場で考える脳を鍛える、砂の女。

 戸愚呂を巻いて畝る心配をする道化師。

 登場人物は皆、男。


  果たして正解は…

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