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ダンジョンで目覚めし者1


「ん…ぅ…ここは…」


 あの鏡をくぐると

意識が朦朧として

気づけばここにいた。

初めて天界に来たときも

こんな感じだったな…。

 さて、ここは何処だろう?

全面レンガが積まれた

地下室のような場所に今僕はいる。

そして、何故か

人ひとり入れそうな宝箱が

部屋の中心にあった。

普通の転生を期待した

僕が間違いだった。

そうだよね…。

わざわざご丁寧に草原になんて

置いてくれないよね…。

なんかじめじめした場所だ…。

 とりあえずあの神様から

教えて貰ったステータスの確認をする。

(ステータス)と念じると

自分の視界に

半透明のガラスのようなものがでてくる。

それにはおそらく自分のものであろう

ステータスとスキルが表示されていた。


名前

タカシマ ユウヤ


ジョブ 転生者

ランク1


HP 128/128

MP 92/92


攻撃 146

魔力 143

防御 109

速度 135

運 77


スキル


最強の矛盾


言語解析


 いや、運少なっ。

7だけどね!7だけどね!

多分他はあまり

同ランクの人と変わらない…はず。

 目線を上に上げていくと気付く。

ジョブが転生者?

確かにそうだけど

もうちょっと他に無かったのかな?

何処かで普通のジョブにした方が

良さそうだ。

 そして何よりスキルだ。

最強の矛盾は置いといて

言語解析はありがたい。

あの神様良いやつかもしれない。

 問題は…。

スキル:最強の矛盾

何これ?

死にくい体にしてとお願いしたら

最強うんたらがついてきてしまった。

その文字に少し目線を合わせていると

下にスキルの説明が出てきた。


スキル


最強の矛盾

絶対貫通と絶対防御

を併せ持つスキル


 …いや、分かんないです。

何?絶対貫通て…。

そんな危険なスキル渡してくるとか

やっぱあの神様

空中一回転半ひねりぐらい

脳内がねじまがってる…。


「はぁ……」


 地下室のような場所に

僕の溜め息が響く。

とりあえず絶対貫通だ。

これはなんだ?

文字通りなら

なんでも貫通するんだろうけど…。

試しにそこら辺にある小石を

壁にぶつけてみる。


「カーン……」


 思いっきり弾かれてるし…。

 そうだな…。

例えばだけど

こう、敵意?みたいなのを持って

投げてみたらどうなるだろう。

もう一度小石を壁に投げつける。


「…シュイイン!!」


 お?


「ズゴゴゴゴゴゴ…」


 あ、壁貫通した。

隣の部屋らしき場所まで

小さい穴が開いている。

ほう、これは確かに強い。

強いけどこれで死なないのかな…?

 そして、絶対防御だ。

なるほど。

これは検証のしようがない。

暫く放っておこう。

貫通と防御で矛盾…なぁ。

なんでこんな物騒なもの

付けられたんだ…。


「あ、宝箱忘れてた」


 なんだか放置されて寂しそうな宝箱を

今やっと開ける気になった。


「ギィ…」


 重い音だ。

きっと何かあるんだろうか…。

 胸踊る自分を押さえつつ

少しずつ開けていく。

そして全て開けた先には…!


物語も第二章へ。

今度から、この後書きは

スキル紹介とかのミニコーナーにします。

書くことないのでね。


記念すべき第一回は

魔法とスキルの違いです。


魔法はジョブにより

できたりできないものがあります。

魔法の専門職である魔法使い系は

不自由なく使えますが

メインが剣とかのジョブの人が

魔法を覚えようとすると

一部の強力な魔法などは

覚えることができません。

また、必ずMPを消費して発動します。


スキルはMPを使うパッシブスキルと

常に発動しているアクティブスキルがあり

パッシブスキルはMPを使うことが多いです。

覚えられるスキルの種類を紹介します。


ウェポンスキル

特定の武器、防具の

熟練度を上げると手に入るスキル。


ジョブスキル

特定のジョブでランクを上げると

手に入るスキル。


マスタースキル

一部の強者や覇者など

世界に通用する者が

手に入れることのできるスキル。

手にするスキルには

自身の要望が影響する。


シークレットスキル

特別な事を成し遂げた者のみが

手に入れることのできるスキル。


など。

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