表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

働き者の転生者と怠け者の転生神1

 

「あ、すいませーん生中くださーい

 ローアどうする?」


「そうですね…レモンサワーください」


 『乾杯!』


「はぁ~あ…知ってる?

 マトリちゃん彼氏できたんだって!

 いいなぁ~!

 私も彼氏ほしいなぁ~」


「無理でしょうね

 しばらくは一人だと思いますよ」


「冷たいなぁ全く

 ツンデレめg」


「シャラップ!」


「むぐ」


 ここは天界。

 圧倒的な力や知識を持つ

神が住まう聖なる場所… 。

のはずだが

赤提灯を吊るした居酒屋で

神が語り合うのも

天界の一つの側面なのだ。


「むぐ…いいじゃんか

 どうせだれも聞いてないよ?」


「なんか嫌ですよ

 そもそも彼氏なんてこんな職に

 就くまえに作っとけば良いでしょう」


「はぁ~あ

 転生神つらいわぁ~」


 彼女はナキア。

 転生庁大臣にして転生を司る神。

 そして彼氏なしの女神である。

 そんな駄女神に向かうはローア。

 転生庁大臣補佐を務めており

ナキアの部下で使い走りである。

 彼女達はこうやって女子会を開き

ストレスを発散しているのだが

酔いつぶれた上司を家まで届けるのは

ローアなのだった。


 翌日


「おは~

 相変わらず早いね」


「出来の悪い上司がいるもんで」


「そんな言う?」


 若干遅刻気味で出勤してくるナキアに

部下達も、もう慣れたようだ。


「えっと…今日は特別転生者何人?」


「今日は…確か一人ですね」


「うげ、仕事あるじゃん」


「あなた大臣なんだから

 少しは働いてください」


「うぇい」


 通常の転生者とは

死んで冥界にいかず

異世界でもう一度生を得る霊のことだが

特別転生者とは

天界側の事故で

死んでしまった霊のことだ。

 その霊には通常よりも強い力を得て

もう一度別人として生を得ることができる。

 また、特別転生者は

転生の際に前世の記憶が

消されないという特典もある。

 そしてその特別転生者の転生を

管理しているのがナキアである。

 ちなみに、通常の転生者は

昨今の天界の機械化により

オートで転生されるようになったので

その部下であるローアは

もっぱら雑用係である。


「じゃあ始めようか

 連れてきて」





はじめまして!毒苺です。

まだ初めてだから全然下手くそだけど

寛容で屈強な精神のお持ちの方は

ぜひ読んでってくださいね。

一つだけ聞かせてください!

ローファンタジーと

ハイファンタジーの違いってなんですか(泣

とりあえずローファンタジーにしといたけど

いいのかな?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ