修業パートらしい
昼下がりの街に女性の金切声が響き渡った。声の元を辿れば、おそらく買い物中だったと思われる女性が、顔色の悪い男に銃を突き付けられながら羽交い絞めにされている。すぐに治安維持部隊が駆け付けるも、人質がいるせいでなかなか手が出せずにいた。平和なショッピングモールに緊張が走る。
「……オレは悪くねぇ……全部コイツが悪いのさ。ちり紙みてぇにオレを捨てやがったんだクソッタレ!!」
「あぁ……!ダグ違うの!……ご、誤解なの!!助けて……。命だけは助けて!!あぁ!神様……!!」
人質の女性が涙ながらに助命を懇願するが、犯人は依然として銃を女性に突き付けたままである。痴情のもつれの行き着いた先。このままではあまり遠くない未来に悲劇が起こる。
緊張がひた走るその場所に、たまたま1人の青年が通りがかった。なにやら携帯電話らしきもので誰かと会話中である。
「だから俺は言ってやったのさ、それはテメェのワイフだと…………クソッタレ!!また俺はこういう場面に居合わせんのか……!ブラザー聞いてるか!?休日返上だぜ!?」
青年が人質にされてる女性を見ながら焦った様子で電話している。その瞬間、不思議なことにその青年がピタリと動きを止めた。注意深く窺ってみれば、犯人と人質の女性も静止している。
『さぁ良い子のみんなーー!!あの女の人を助けるために!とっても大きな声で呼ぶんだよーー!せーーのーー!!!』
「「「ハナハナちゃーーーーん!!!!!」」」
子供たちが一斉に声を上げた。私の隣に座るパニカさんも腕を振り上げて叫び、私も一応腕を振り上げる。暫しの間をおいて舞台の上に人影が現れた。
「……そこの女性とオーディエンスにはいい知らせを。法を破るクソッタレには悪い知らせを持ってきた……」
人影から渋い男性の声。私の周りに座る幼い年齢の少年少女や小人が歓声を上げて、ダブルモード(ロリ)を使用して周囲と同化した私も渋々声を上げた。ついでに言えばシア2とは現在別行動である。歓声をうけた人影は華麗に跳躍し、犯人と人質の正面に音も無く降り立つ。ハナハナちゃんという名の通り、ひまわりのような黄色い花の着ぐるみを着た人物であった。頭部にはニコニコと暢気に笑った顔が適当に描かれている。
「……一言で済むぜ。『俺が来た』」
無駄に格好いいこと言ってるけど、全然見た目と合っていない。今のが決め台詞なのか、周囲に座る児童たちのテンションが天元突破して、両手を振り回しながら騒いでる。女児代表であるパニカさんも例外ではなく、キラッキラと目を輝かせながら私の手を掴んで振り回す。
「頼むぜブラザー……!朝の占い結果が最下位だったんだ。このまま胸糞悪いの見せられたんじゃテストの結果も最下位に落ちちまう」
「万年最下位がよく言うぜ。笑える冗談だジミー。まぁ安心しろ。ママのオートミールを食べ切るよりは簡単な仕事さ……」
ハナハナちゃんは首(?)をコキコキ鳴らしながら犯人を眺め、ハナハナちゃんの友人らしい青年はゴミ箱の隅に身を隠す。横でパニカさんの喉がごくりと鳴った。私はツッコミどころ満載の光景についていけず、ただただ茫然と見守るばかり。ハナハナちゃんと対峙した犯人は顔面蒼白で震えはじめた。
「おい嘘だろ……。こんな所でコイツに出くわすなんて、オレは知らない間に死神にキスされちまったのか……?」
「あぁ神はわたしを見捨てなかったのね……!信じていたわ!名も無きヒーローハナハナちゃん!!!!」
おい人質の人。名前ついてるじゃないか。てかどうして始終洋画っぽい台詞回しなのか。どこからともなく金貨を数枚出したハナハナちゃんは、おもむろに金貨を宙に弾く。すると宙を舞う金貨が光を放ち、二丁のサブマシンガンへと姿を変えた。なんだあれ。片方の銃を水平に、もう片方の銃を胸の前で構えて腰を低くするハナハナちゃん。無駄に格好いいポーズだが一言だけ言いたい。花要素どこ。
その後ハナハナちゃんと犯人の銃撃バトルがしばらく続いた。時折スローモーションを表現しつつ、ワイヤーアクションで飛び回る。犯人も負けじと空中で回転しながら撃ったり銃弾を手で弾いたりとアクロバティックに戦う。一体どこの超人世界だと声を荒げたくなったが、満面の笑みで舞台を眺める児童たちがいる手前、夢を壊すような発言は一切できないのだ。空気が読める私は静かに口を噤む。
「……Good night」
地に伏した犯人の横で、ハナハナちゃんが空を仰ぎながら煙草をふかす。そこにハナハナちゃんの友人であるジミーがおそるおそる近づいて来た。
「サンキューなブラザー、冷や冷やさせるぜ全く。何で俺は毎度巻き込まれるのか、神は俺に試練ばかりをプレゼントしやがる」
「……お前の成長を促してるのさ。神はお前の母ちゃんに違いねぇ」
笑いあう二人が肩を組む。ババンッ、と大きな音が鳴って、ENDと書かれた幕が下りた。瞬間、拍手喝采である。子供たちが頬を上気させながら一生懸命手を叩いてる。大層人気があるらしい。一方私は真顔でぱちぱち手を叩いてる。今の一体何だったのか。ヒーローショーと洋画とゆるキャラの混ざったあの混沌は一体。
『さあ良い子のみんな!!お待ちかねの物販の時間だよーー!!!』
舞台の幕が上がるといつの間にやら商品棚が並んでいて、そこには様々なハナハナちゃんグッツが売られていた。飴に集るアリのように子供たちが群がっていき、その中には自然にパニカさんも混じっていた。同じくらいの背丈の子とぬいぐるみの取り合いしてる。はぁ、と溜め息ついて、その喧嘩の仲裁に向かった。
どこもかしこもキラキラと綺麗でカラフル。それがパステルモールに足を踏み入れた時の印象であった。多くの服飾店、可愛い雑貨屋、お洒落なカフェ。女性向けのお店が立ち並ぶ通りは当然ながら女性ばかりで、ここを通るたびに私はいつも気まずい思いをする。時折見かける男性はそわそわと落ち着かない様子であり、きっと私も似たような仕草をしているだろうと思う。提灯通りとは対照的な雰囲気。ふわふわキラキラ乙女チックなこの場所はどうにも落ち着かない。フードを深くかぶり直して、【気配遮断】を切らさない様に集中した。
「いや~やっと手に入ったわ!ハナハナちゃん黄昏バージョン!」
パニカさんは跳ねるような足取りで歩く。その手には茶色く変色して萎びたハナハナちゃんのぬいぐるみを抱えている。
「……黄昏というか、普通に枯れてませんか?それ」
「何言ってんのよ!この姿から漂う哀愁は大人の女性にも人気あるのよ?知らないの?」
知りませぬ。しまいには調子っぱずれな鼻歌まで歌いだしたパニカさんに連れられてキラキラした通りを歩く。ふと思う。ショッピングモールって普通は大きな建物の中にお店が複数あるのを言うんじゃないのか。ただのオシャレ商店街といった印象だがツッコんではいけない部分だろうか。パンドラさんの店のポスターと月刊チュートの効果か、やはり視線が集中している気がする。だが変に話しかけられる事も無く、何故か一様に目を白黒させて固まっている。なぜだ。これはこれである意味緊張するが、でも思ったほどでは無くて一安心である。
「ね?案外平気でしょ?散々人見知りだって書いてもらったし、それだけあの二人はヤバいって思われてるのよ」
「そういうもんなんですかね。パンドラさんもエステルさんも基本良い人だと思うんですが」
「……?良い人……?そ、そうね。うん。良い人ね」
パニカさんが首を傾げながら言う。話を終えて前を向いたパニカさんが、ギョッとした顔で後ろを向いた。なんだろうその二度見。
「シア、シア!後ろ後ろ!」
焦った様子のパニカさんにつられて後ろを見ると、そこには二足歩行の猫たちや、同じく二足歩行のハムスター。宙を歩くヒツジや七色小鳥などの謎生物達が列を成してついてきていた。引率係りなのか、列から外れた謎生物を大きな白い犬が咥えて列に戻してる。良く見れば最後尾には小人たちもついてきていた。道理で目立つはずである。
「また勝手に出てきたんですね……」
「シア?こいつら帰す事できないの?これからカフェにでも連れてこうと思ったんだけど」
「……う~ん。できますけど、でも、なんだかみんな楽しげで帰し辛い感じが……。どうしましょう」
謎生物たちは目を輝かせながら辺りを見回していて、時折知らない人に手を振ったりお菓子を貰ったりしている。そのコミュ力、私にも分けてほしい。この状況にうんうん唸ったパニカさんは、何か思いついたかのように手を打って颯爽と歩き始めた。私もトコトコついていき、謎生物たちもゾロゾロついてくる。何故か小人たちや複数の女性たちもついてきた。なんだこれ。タキシードを着たカエル達が楽器をかき鳴らし、七色小鳥が紙ふぶきを舞い散らす。やめて。パレード化しなくていいから。私の意志とは裏腹にメルヘンな行進はどこまでも進む。
パステルモールの最奥には芝生が広がる大きな公園があった。随所にある花壇には色彩豊かな花の数々。海が間近にあるので景色も良く、巨大な滑り台などの遊具も豊富。パニカさんの案内で辿り着いた公園は、謎生物たちを遊ばせるのに丁度よい場所だと思う。
ぽかぽかと陽射しで温められた芝生に腰を降ろすと、白くて大きな犬が私の背もたれになるような位置に寝転んだ。やさしい。遠慮なくもたれ掛るとふわふわしていて心地いい。他の謎生物たちも私の周囲に集まっているが、その目は花壇や遊具に奪われている。別に遊びに行ってもいいのに、とつい苦笑い。
「さあ!シアのワクワクふれあいランドの開園よ!!銅貨三枚!銅貨三枚で縦横無尽にふれあい放題!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」
なんか勝手にパニカさんが商売を始めた。止めようと思ったがいつの間にか私の膝の上には小さなヒツジがいて動けない。そうこうしているうちにパニカさんの元にわらわらと人が集まり、続々と動物たちにふれあいに来た。換算すると300ポイントというお手頃価格だし躊躇はなかったのだろう。集まった人達は最初は珍妙な謎生物にギョッとするが、すぐにその可愛さに絆されて仲良くしていた。人が集まるたびに謎生物も増えていき、ペンギンやカモのぬいぐるみまで参加し始めた。ペンギンは小人たちに飴を配り、カモはぐわぐわ鳴きながらパニカさんについていく。お客たちは私に手を振ったり会釈したり、膝を折って祈りを捧げたりしている。割と祈る人多いけど一体何なのか。困惑深まる。
「これどうぞ、アムネシアさん。あそこのお店で買ったものです」
「あ、ありがとうございます。いただきます」
知らん女性にカップケーキを貰った。その女性はカップケーキを食べる私を微笑みながら見届けた後、二足歩行の猫と戯れはじめた。知らない人に囲まれてる状況だけど、それよりも数の多い謎生物に囲まれているせいか、不思議と心が落ち着いていた。猫と獣人がドッチボールしてたり、ペンギンと小人が将棋を打ってたり、みんな思い思いの遊び方で楽しんでいて、微笑ましくてつい頬が緩む。そんなゆるい表情の私の元に、パニカさんがトコトコ歩いてきた。カゴに入った銅貨をジャラジャラ鳴らして満面の笑みである。
「いや~。これはなかなかの儲けだわ!良い音奏でてる!どこかで美味しいもの食べ行きたいわね!」
「お昼にレストラン入ったじゃないですか」
「それとこれとは別なのよ。別腹ってやつなのよ」
一体その小さな体でどれだけ食べるのか。『強欲』より『暴食』の方が似合ってる気がする。
「パニカさん」
「ん?何、シア」
「今日は色んなところに行きましたね。服屋さんに雑貨屋、あとクレープ食べたり変な劇観たり」
「変な劇じゃないわ!ハナハナちゃんショーよ!!大人気なんだから!!」
ハナハナちゃんの信者らしいパニカさんが、黄昏バージョンのぬいぐるみをぐいぐい顔に押し付けてくる。その際、ぬいぐるみのお腹のスイッチみたいなものがオンになり「……Good night」と渋い声が聞こえた。
「わかりましたから。ハナハナちゃんはわかりましたから。それより、今日はイメージ訓練のはずですよね?なんだか遊び回ってるようにしか……」
ハナハナちゃんを押しのけて私が言うと、パニカさんはキョトンとした顔になり、暫しの間をおいてハッとして目を見開いた。
「その通りよ!一見遊んでるようにしか見えないけど、これは立派なイメージ訓練なのよ!!」
すっかり忘れていたようだ。胡乱な目を向けるとわざとらしく目を逸らした。私の固有スキルもパニカさんの魔法も想像力が重要になってくる。私の能力は言わずもがなだが、パニカさんは【魔導】という普通の魔法とは少し異なる性質のスキルを持っている。体外に発露させた魔力をそれぞれの属性に応じた物に変換し、自由に操れるというのが本来の【魔導】の使い方なのだ。決して自爆魔法のみではない。そんな私達が議論を重ね、想像力を鍛えるのに良さそうだと唯一思いついたのが読書だった。だがパニカさんがチマチマしたのは性に合わないと駄々をこねて、仕方なくダブルモード(ロリ)でシア2だけを図書館に送り込み、私はパニカさん流イメージ訓練に付き合った次第である。結果、遊んだだけ。
「そう!想像力は遊び心から生まれるのよ!!心の余裕がどれだけあるかが大きく作用するの!イマーージュ!」
身振り手振りで交じりで詭弁を紡ぐ。あたし良い事言った、みたいな顔してて全力でほっぺつねりたくなってきた。膝のヒツジをのけてパニカさんに腕を伸ばすと、パニカさんは焦った様子で自分のリュックをごそごそ漁った。
「ストップ!ストップよシア!ここまでの道のりは心をほぐすのに必要だったのよ!そして今から!レットゥ、イルァストゥレィション!!」
パニカさんがスケッチブックを出しながらイラッとくる発音で言う。でも絵を描くという発想は無かった。なんとなく想像力が高まりそうではある。パニカさんはいそいそと私にスケッチブックとペンを渡し、自分もその場でノートを広げた。俯せに寝転んで足をパタパタさせながらお絵かきするパニカさんはまるっきり女児。その姿を微笑ましく思うが、白い犬に寄りかかってお絵かきする私も傍から見れば小学生。複雑な心境を思考の外へ追いやり、お絵かきに集中した。
「シア、それは、えと、カッコいいチェーンソーね!」
「え?ヒツジですけど……」
「だと思ったのよ!かわいいヒツジね!!」
私の絵を見たパニカさんは、何故か焦った様子で褒めてきた。
「と、隣の鉄塔はリアリティがあるわね!」
「?猫です」
「やっぱりね!あたしも猫か鉄塔かどっちかなーって迷ったのよ!」
どこか不自然な笑顔で言うパニカさんに首を傾げる。見られたのだから私もパニカさんの絵が見たいと思い、そっとノートに手を伸ばすとパシッと叩き落された。だめよ、等と言いながらノートを後ろ手に隠して後ずさり。あやしい。
「ねこ組!パニカさんのノートを確保!!」
「「「にゃーん!!!!」」」
冗談半分で言ってみたら、本当に猫たちがわらわらとパニカさんの元に集う。正直びっくりした。
「な、あ、ダメよ!!こりゃ!!」
黒猫が華麗にノートを奪ってきた。私にノートを渡してふんぞり返ってるのでわしゃわしゃと撫でてあげた。一方パニカさんは猫バリアに阻まれて近づけないでいる。
「まだシアには早いから!!!」
ノートを開いてまず思う、パニカさんは絵がとても上手。それ以外の感想は一時的に思考の外へ放り投げた。驚くほどに絵が上手。そのノートにはかわいいイラストが沢山描いてあった。そしてそのどれもが18禁。先ほど描いていたのはロリシアのエロ絵である。このノート、どうすべきか。
「あ!!そのノート駄目!締切間に合わなくなる!!!」
「締切って!どこでなにを発行してるんですか!!」
この女児本当に油断ならない。目を離すとすぐやりたい放題する。
「今のうちにアイディアまとめないと夏コミに間に合わないのよぅ!!」
「な、夏コミって……。転移者達なに考えてんですか一体……」
へなへなと力が抜けていく。その隙をついて女児がノートを奪還し、いそいそとリュックに仕舞った。転移者達の悪乗りが悪化していく。謎の学園ノリに続いてオタク文化まで広めはじめた。
「……せめて、私をモデルにするのだけはやめてくださいね……」
「そうね。比較的前向きに検討したい所存だわ」
「ねこ組!パニカさんの耳を引っ張って!!」
「「「にゃーん!!!!」」」
全然信用ならない事を言うパニカさんに猫をけしかけた。エルフ耳が弱点のパニカさんは猫山の中でひとしきりみーみー鳴いた後、声を上げておいおい泣き始めた。基本的に打たれ弱いのである。モデルにしない事を固く誓わせてから猫山から救出すると、「小学生バージョンのシアはモデルにしない」等と、中学生バージョンを描く気満々な台詞を言い出したので再度ねこ組で攻撃した。
ゆるりと陽が傾いてきた午後5時。夏が近づくにつれ日も長くなり、まだまだ空は青さを残してる。ふれあいランドは無事に閉園し、軽快に足音を鳴らしながら帰路を歩く。ぜんぜんイメージ訓練になった気がしないが、遊び回った充実感と微かな疲労が心地いい。振り返ればこれはこれで良い1日だと思える。遊び疲れたパニカさんは眠りに落ちて、私に背負われたまま静かに寝息を立てている。
そういえばシア2はもう帰りついてるだろうか。割と長時間離れたから、融合した瞬間反動がきて眠ってしまう気がする。そんな事を考えていると、道の先に幼い少女が歩いてるのが見えた。どことなく見覚えがあり、少し早足で歩いてそっと横顔を確認すると、その少女は間違いなくシア2であった。でも、恰好がおかしい。白のふわふわとしたドレスを着ていて、何故か赤いランドセルを背負っている。そして、目が死んでいた。
「……あぁ……シア2ですか。今日は、楽しかったですか……?」
シア2が消え入りそうな声で言う。顔からは感情が剥がれ落ちていて虚無感が漂っている。図書館で本を読んでいたのではないのか。格好から考えるに誰かに玩具にされたのだろうと察し、私は何も言えずにただ頷いた。
「……ふふ。融合がたのしみです……ふふ」
シア2も自分なのに、ずいぶんと心の距離が遠い気がする。夕日を背景にぼんやり歩くシア2が、どことなくハナハナちゃん黄昏バージョンに似ていた。
いつの間にか沢山の方々に評価・レビューを頂いていて感謝の念に絶えません
読んで頂いてる方々にも感謝です。ありがとうございます。




