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雨のち曇り。そして晴れ。



 霧雨がさわさわとさざ波のような音を鳴らす。テントの入り口から見える朝の景色は、雨に閉ざされていて白っぽく霞んで見えた。その隙間から湿った草木の香りが入ってくる。


「……なにか、申し開きはあるでしょうか」


 冷たい雨空のせいか、自分の声まで冷えているように錯覚する。


「最高よ。最高と言う他無いわ」


 小さな体で正座するパニカさんは、いつもより増々ちっこく見えた。一応正座はしているが、その顔には反省の欠片も見られない。にっと笑って胸を張っている。私とパニカさん同じテントにいるはずだけど、どうしても温度差があるような気がしてならない。ストーブとしても活用できる携帯コンロで温かくしているはずなのに、大いに不思議である。


 パニカさんの対面に座る私は、眉間にしわを寄せながら視線を下に向けた。水晶製の翼を広げる少女。ひよこのパジャマで眠る少女。紅茶をこぼしながらもぼんやりと空を眺める少女。無数の写真に写っているのはどれも同じ人物。


「これは、どういうことでしょうか」

「ん?昨日言ったじゃない。なんとかしたって」


 これでは全くの逆効果ではないか。提灯通りで噂の的らしい私は、どうにも人目が気になってコソコソと隠密行動していた。街の随所にはロリシアのポスターも貼ってあるし、人見知りを極めている私にはつらい状況だ。そんな私を見兼ねたパニカさんがなんとかした結果、私の望む静かなる平穏とはまったくの逆方向に行ってしまっている。



 生徒会発行の情報紙、その名も月刊チュート。その雑誌には迷宮の情報はもちろん、スキルの話や異世界についての考察など、数多の有益な情報が記載されている。他にも、街のお店の情報や有名な人へのインタビューまで載っていて、娯楽雑誌の側面も持ち合わせていた。昨晩ヨモギさんにその雑誌貰い、今朝方何気なく読んでいたら、なぜか私の写真と共にプロフィールらしきものが載っているページを発見してしまった。数々のスナップ写真の中にはパニカさんとのツーショットや、パンドラさんのお人形になった私。エステルさんに頬擦りされている私までいる。


「……これ。私ですよね」

「そうよ!最高にかわいく撮れてるじゃない!!」


 そのページの随所には情報提供者P(自称)がインタビューに答えてる様子が詳細に書かれていた。私の事に詳しいアルファベットP(自称)なんて一人しか知らない。


「……月刊チュートって、たくさんの人が買うのでは」

「そりゃそうよ。生徒会発行だもの。探索者の必需品ね」


 聞けば聞くほど眉間のしわが深まっていく。一方パニカさんはにこにことページの写真を指さしながら、あれやこれやと騒いでいる。数ページにも渡る私のコーナーの見出しは、聞いた事も無いヘンテコなものだった。


 『幸運の妖精。昼下がりの幽霊ちゃん。夢幻少女。数々の名で呼ばれるチュートリアル島七不思議の少女の実態が、今、明かされる!』


 明かすな。見出しには身に覚えのない呼ばれ方が記載されてる。七不思議って何だ。


「あの……七不思議って、何です?」

「んぅ?シアってば、ほら、普段から知らん人が近づくと【気配遮断】使うじゃない?」

「へ?いえ、記憶にないですが」

「じゃあ無意識なのね……。知らない人に近づかれたり見られたりした時【気配遮断】使ってるのよ?だから、慣れてない人だとまるで消えたように感じるらしいわ。割と初期からこの噂立ってたけど、知らなかった?」


 全然知らなかった。人見知りな私は無意識でスキルを使ってるのか。そのせいで都市伝説扱い。その妖精を見かけると恋が成就するだとか、お菓子をあげると成仏するだとか、適当極まりない話が広まっているらしい。


「……えっと、話を戻して本題に移ります。なぜ、私が載ってるんです?これパニカさんが深く関わってますよね」

「簡単なことよ!再三インタビューで語ったけど、ちゃんとシアが人見知りなの広めといたから!知らん人が話しかけると震えたあと顔赤くして爆発四散するってちゃんと書いてあるから!万事解決よ!しかもいいペイですぜ!!」


 その理論はどう考えてもおかしい。他人の視線に弱い私は単純に目立ちたくないのだ。そのへん全然理解してくれてないパニカさんが恨めしい。私はパニカさんを立ち上がらせて、テントの外へぐいぐいと押す。


「ちょ!?し、シア!?もしかして怒った!?まって、まって!外雨!」


 私はパニカさんを押すのをやめ、テント内部に脱ぎ捨ててあった黄色のダウンを着せた。防水だと自慢してたし大丈夫だろう。私は神妙な顔で頷いた後、パニカさんをテントの外へぐいぐい押す。その際激しい抵抗にあったが、エルフ耳をつまんで適度に弱らせたあと放り出した。



「シアが!!シアが怒ったの!!ど、どうしよう!!」

「だから言ったじゃねぇかチビガキ。止めとけってよ」

「結構なページ数使ってるね。あ、これいい写真だと思うよ」


 山頂のセーフエリアにはそれぞれのテントとは別にして、くつろぎ用の巨大天幕が張ってある。雨の日も安心トムさんセット。屋根部分だけの天幕の下でお茶を飲んでいた男性陣に、どうやらパニカさんが泣きついたようだ。そのうちにレンジさんといつもの罵り合いに発展して、トムさんはふむふむ頷きながら雑誌を読んでいた。


 テントの出入り口を閉めた後、携帯コンロにケトルをのせてお湯を沸かす。とりあえずお茶だ。気持ちを落ち着けたい。待ち時間の間ぺらりぺらりと雑誌をめくってみれば、隠し撮りの数々がページを埋めている。全体的にアホっぽい写真が多い。暫しの間顔を覆う。これが街全体に広まった。ロリシアだけではなく半端ロリシアも広まった。あまりに予想外な展開に狭いテント内でころころ転がり、ケトルを倒して水をまき散らした。




 ぽつりぽつりと定期的に雫が降る。だいぶ雨脚が弱くなったのを見計らって、私達は引き続き迷宮攻略を開始した。滑りやすくなった山道を私達は慎重に、それでいて着々と歩き続ける。湿気を帯びた土と苔の香りが胸いっぱいに広がる。


 辺りは薄い霧で煙っていて、まるで閉ざされた空間を歩いているような心持。時折、霧の向こうからけたたましい鳥の鳴き声が聞こえる。霧のせいで状況把握が難しいので、私は【索敵】を切らさないように慎重に歩く。


 私の横を歩くパニカさんは、チラチラと私の顔を窺いながらも何も言わない。私も何も言わずに山道を歩き続けている。眉を下げてしょんぼりとしてるパニカさんは、何を言ったらいいのか分からないと言った様子で、口を開いては閉じてを繰り返している。正直な所私はもう怒っていない。ただ、恐怖で頭が真っ白になっているだけ。たくさんの人が私を知るのが怖い。嫌な事を言われそうで怖い。


 ふと不思議に思う。転移前の私はこんなにも弱くは無かった。ちゃんとブラック企業の歯車として毎日働いていたし、知らない人とも自然に職場トークしていたはずだ。指先の震えはたしかにあったけど、でも今みたいに涙目になる事は決してなかった。脆すぎる心。これも体の変化の影響だろうか。大勢の他人の中で過ごしていた過去の自分を思い出そうとしてみたが、記憶の輪郭がぼやけていてうまく思い出せない。


 顔を曇らせた私を見て、パニカさんの目が徐々に潤んでいった。ますます怒ったと勘違いしたのだろうか。私も何と言っていいか思い浮かばず、つい口を噤んでしまう。そんな私達の様子を見てレンジさんはため息をつき、トムさんはいつもの苦笑いを浮かべている。昨日の賑々しい登山とは打って変わって、しんと静まり返って落ち着かない雰囲気。



「ヴァルチャー来たぞ!!!」


 すっかり気が逸れていた私はレンジさんの声で正気を取り戻し、慌てて【索敵】を再使用した。


「ぜ、前方から4!右側面から2!」


 ずいぶん近い場所に魔物がいる事を【索敵】で知る。迷宮で考え事なんかしてるからだ。


「前からは羽ばたき!右は重い足音が聞こえるわ!!」

「僕とパニカちゃんで前はやる!二人は右のを!」

「やっと俺の出番か!!任せろ!!」


 パニカさんが【聞き耳】でフォローしてくれた。パニカさんが中空に銃を構え、トムさんが小手を掲げた。未だにトムさんが槍を使うのを見ていない。


「オラしっかりしろ!」


 レンジさんが私の背中をバシッと叩いた後、腰の刀をシャラリと抜いた。私も気合を入れ直してねむいモード(仮)を起動した。先ほどの失敗を補わなくては。


 藪の先の霧の奥。白いスクリーンに丸くて大きな影ふたつ。木々をひしゃげさせるような音を響かせながら、ゆっくりと私達の方へ歩いてくる。やがて、霧を突き抜けて姿を露わにする大きな獣。


「……ビックボアか!ここで戦うのは不味ぃ!迎え撃つぞ!!!」


 咆哮が空気を震わせて、森の木の葉が舞い落ちる。見上げるほどの巨体を持つ茶色い猪。その牙は何処までも鋭く、油断なく私達の方向に向けられている。その二匹は同時に後ろ足を踏み鳴らした。


 レンジさんがビックボアに向かって駆け出す。ここで戦っては鳥の魔物を相手にするパニカさん達が危険だ。私も駆け出してビックボアに立ち向かう。


「足止めします!!」

「おう!やってみろ!!」


 ビックボアの足踏みが小さな地響きを起こして、断続的に木の葉が降り注ぐ。翼に力を入れて速度を上げ、レンジさんの背を追い越した。


 一瞬、キラーベアに対して何もできなかった自分が脳裏をよぎるが、私は速度を緩めない。とうとう突進を始めたビックボアが何倍もの大きさに見える。視界に重なる数多の夢世界の中から、私のイメージに合うものを引っ張り上げた。



 細かい血潮が宙を舞い、ビックボアが痛みを湛えた嘶きを響かせる。数えきれないほどの速度制限の標識が地面から剣山のように飛び出した。ビックボアを囲む配置である。足止めは成功して、ついでに傷も与えたが致命傷には至らない。


「やるじゃねぇかビックリ箱!!左は俺が貰うぞ!!」


 巨体を揺らし牙を振り上げる獣は、自分たちを囲む鉄の檻を力ずくでへし折っていく。木の葉と鉄くずが降り注ぐ中、レンジさんの斬撃がビックボアの鼻っ柱をブッた切った。


 二匹いるうちの片方は私の相手。暴れ狂って自由を取り戻しつつあるビックボアを、更に地中から召喚した無数の有刺鉄線で縛り上げる。


 今日は当たりが続く。やる気十分な私は円筒形の遠距離武器、バズーカを呼び出した。成功するとは思わずギョッとした。困る。短剣はどうしよう。短剣が消えると夢パワーが減るような気がして、慎重にローブのポッケに仕舞う。


「!?」


 ビックボアにバズーカを構える私を、レンジさんが二度見した。


 パンッ、とクラッカーみたいな軽い音と共に、バズーカの中から『おはようございます!』と書かれた旗が飛び出す。ぶふっ、と噴き出したレンジさんは、極力私の方を見ないようにして戦闘を続けた。どうりで玩具みたいな軽さだと思った。用済みのバズーカを消して短剣に切り替える。やっぱり私の相棒はこいつなのだ。


 私の敵はまだ有刺鉄線で動きを封じられてる。狙うは額に一突き。誰だって頭を刺されれば死ぬ。翼を後方にグッと伸ばして、力強く一歩踏み込む。


 瞬間的にトップスピードを出した私は、疾走とも跳躍ともとれる移動方で、ビックボアに対して瞬く間に距離を詰めた。翼の制御が下手くそなせいか、視界は上下逆さま世界。


 逆手に持った短剣をギュッと両手で握りしめ、速度と体重を乗せた一撃をビックボアの額に叩き込んだ。


「ぎゃん!」


 そのままビックボアの体に衝突し、ぽーんと空に舞い上がる。ビックリして犬みたいな声を上げてしまったが、毛皮のおかげか大した痛みは無い。私の姿を捉えたレンジさんが目を丸くしたが、大丈夫、翼を横に広げて空中で静止した。


 鈍い地響きを立てて、私の相手のビックボアが地に伏した。その額には短剣が深々と突き刺さっているのが見える。一撃必沈。アサシネスブレイク。


 急いでレンジさんの援護に向かおうとしたら、視線を向けたと同時にもう一匹のビックボアも力なく倒れた。結構な返り血を浴びたらしいレンジさんが、刀を振り回して血糊を払っている。無事に魔物を倒したことにホッと一息ついて、ふよふよとレンジさんの元に降り立った。


「危なっかしかったが一応殺ったな!」

「はい。それより急いで合流しましょう」

「おうよ」


 私達はビックボアが素材に変わるのを待たず、急いで踵を返した。




 流麗でいて変幻自在。槍を回転させながら的確に一撃で屠っていく様はカンフー映画に出てくる棒術の達人みたいに見えた。レンジさんが勝てないというのも今なら分かる。でも一つだけ気にかかる。槍なのに突いてない。もっと棍棒的な何かの方がいいんじゃなかろうか。


 合流地点で私達が目にしたものは、大きな鷹の姿の魔物『ヴァルチャー』の群と、その群れを蹂躙するトムさんの無双劇であった。右手に持った槍でヴァルチャーをバラバラに粉砕しながらも、時折左腕の小手から飛び出す暗器で敵を串刺しにしている。パニカさんはトムさんの足元付近で膝を落とし、蒼い顔で口元を押さえている。


「混ざるぞトムさん!!!!」

「ああ!助かるよ!」


 舞台に飛び込んだレンジさんが早速一匹両断した。私は困惑しながらも短剣片手にその後を追った。ギャアギャアと甲高い声で喚き散らしながら、大きな鷹が私達を囲むように飛ぶ。10数匹ほどのヴァルチャーが波状的に滑空してくるようだ。私を狙ってきたヴァルチャーの一撃を避けて、その隙を突いて反撃を試みたが上手く躱されてしまった。


 夢を使おうにもぜんぜん集中できない。パニカさんはどうしたのか。顔面蒼白で震えている。なにかに毒でも喰らったのか。毒消し薬は確か。


「チビガキは魔力枯渇か!?どうせ撃ちすぎたんだろ!!」

「ああ!そこは次の改良点だね!」


 ふっと肩の力が抜けた。よかった。魔力枯渇なら命に別状はない。深く深く息をつく。安心して思考が冷静になり、私はこの場を解決するためにレンジさんに夢を混ぜた。





 レンジさんはしょんぼりと肩を落としながら魔石を拾っている。そんなレンジさんの肩を叩いてトムさんがやさしくフォローしていた。魔王陛下の威圧は凄まじく、ヴァルチャー達の多くは血相変えて逃げて行った。それだけならまだしも、比較的至近距離にいたヴァルチャーは陛下の目を見て気絶したのだ。陛下は涙ながらにトドメを刺していた。


「……はい、パニカさん。マジックポーションですよ」


 人によって魔力枯渇の症状は違うらしいが、パニカさんは車酔いの状態に近い症状が出ると言っていた。後々考えれば魔法銃は魔力を使うのだし、もっと冷静に観察すべきだった。私は蹲るパニカさんに魔力の回復を早めるマジックポーションを渡した。瓶の中で紫色に光っていて、きれいだけど体に悪そうに見える。


「え、でも……。どうしてシアがコレ持ってるの?」

「こんなこともあろうかと、というやつです」


 この島に転移してすぐの頃、初心者探索セットという旅道具一式のなかに入っていたものだ。魔法属性の無い私には使い道が無くて死蔵していたのである。早速パニカさんはこくこくと飲み始め、ほんの少し顔色が良くなっていった。マジックポーションを飲みほして水分補給したパニカさんは、今度は目から水分を零す。ぽろぽろ、ぽろぽろ、大粒涙を降らせながら、しゃがんだ状態の私にひしっと抱き着く。


「しあ~~~!!しあ~~~~~!!」

「え……え??」


 腕で私の頭を抱えるような体勢で女児が泣きついてきた。


「ご、ごめんね!よかれと思ったの……!あのヤバい二人の知り合いだと周知すれば変なのは寄ってこないと思ったの!!……でも目立つの嫌だったんだよね?ごめんね~しあ~~!!」


 あの雑誌の事はパニカさんなりの気遣いだったらしい。パニカさんは小さな体を震わせて、必死で私に抱き着いている。


「それにね……!自慢、したかったの!これがあたしの友達だって!これがあたしの妹なのよって!見せつけたかったの!!同時発売のポスターの売り上げにも繋がるの……!!」

「ぱ……ぱにか、さん……」


 わんわん泣きながら語るパニカさんの言葉で、どんどん視界が滲んでいき、しまいには私もぼろぼろ泣いた。こんなに想われてるなんて知らなかった。気付かなかった。友達を自慢したいという感情は、いままでずっと独りだった私には到底思い浮かばないものだった。嬉しさと暖かさが心の奥に満ちていく。


「……あのチビ最後なんか変なこと言わなかったか?」

「しっ!レンジ君、いまいいところなんだから」


 こんなにこの子に大切に想われてるのだ。ちょっと顔が知られたくらいでクヨクヨした自分が情けない。


「あたしは、皆に自慢の妹を見せつけてしあわせ!生徒会も売り上げでしあわせ!皆だって、七不思議のひとつが解明できてしあわせ!あたしが思いついた方法はこれだけだったのよ……!!ごめんシア!!ごめんなさい~!!」

「もう……!もういいんですよ……!」


 私達は抱き合ったまま子供みたいに泣く。


「……今の、シアの幸せが入ってなくね?」

「シアさんのシアは、しあわせのシアなんだよ」

「いや、そんな上手いこと言ったみたいな顔されても……」


 私達を祝福するかのように、雲の切れ間から明るい陽射しが差し込んできた。いつの間にか雨も止み、ゆっくりと流されていく雲の合間から青空が覗く。小さなパニカさんの頭を撫でながら、明るい未来を彷彿させる気持ちのいい空を仰いだ。



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