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Maverick  作者: たぴおか。
1/9

Daily

ふと目覚めると、そこにはいつもと変わらない朝が広がっていた。

部屋の窓から木漏れ日が差し込み、名前も知らないような鳥の鳴き声がモーニングコールのように朝を迎えてくれえる。

そして、壁掛け時計を見つめる

「遅刻だ・・・」

僕はいつも朝食を食べる余裕がないため、足早に学校へ行く支度を始め登校する

何一つ変わらない毎日、僕はそんな日常が好きだった。

最近、主人公に増殖している「平凡な高校生」という言葉がよく似合う

通学路には猛犬注意、壊れかけのレンガの壁、凹んで水たまり化しているコンクリートの凹み

今となっては見慣れた景色

花弁が散る桜並木と、ところどころ塗装の禿げたフェンス沿いを歩きぬけるとそこには何一つ変わらない校舎が僕を待っている。

こちらも、目を置くと塗装が剥げているのがたまに見うけられる。

僕が通っている学校は田舎にあり歴史が古いというイメージを持ってもらえればいい

教室に行けば友人たちと挨拶を交わし、談笑をして一日が終わっていく。

昨晩見たテレビ番組の話題、週刊誌の展開で盛り上がる男子

ありきたりな日常の風景、ありきたりな毎日

「今日も卒業式の練習かよ...だっりぃなあ」

「無駄に長げえし、先生たちイチイチうるさくて嫌だよな」

「まあまあ、今日は練習だけだから終わったら遊ぼうぜ!!」

という会話を、耳が拾ってきた

「卒業式か・・・」

僕は心の底でつぶやいた

正直なところ、自分がもう高校生活の最後にあたり自分が大学生になるという自覚がまだ薄い。

僕は東京の大学への進学が決まり残りの高校生でのイベントは卒業式を残すのみだった

そして、むかえた卒業式当日。

友人との馬鹿したこと、先生に怒られたこと、初恋の相手の事

様々な思いが走馬灯のように駆け巡る

この三年間積み上げてきた思い出が崩れていくように式は終わり

僕の心は寂しさと新生活への不安や期待が織り交ざり混沌としていた

帰り際の母校の校舎の姿は不気味なほどに心に焼き付いていた


二か月後


もうすっかり下宿先の暮らしや大学にも慣れてきた時だった、

せっかくの東京なんだし都市部へ赴く事を決断


「東京に来たって感じがするなぁ」


僕の住んでいるところは東京とはいえ、地元と大して変わらない

いや、もしかしたら所々地元より田舎かもしれない

と思ってしまうほど都会っ気がない場所に住んでいるのでこのような田舎人の感想が出てくるのも頷ける。

腕時計や服、漫画やCDなど自分の趣味にふけっていた

その独りで過ごす時間はとても尊く濃いものである

そして何より、好きな音楽を聴きながらのショッピングというのはこの上楽しくガラにもなく意気揚々としていた。

その勢いでお店に入ろうとしたところ一人の女性とぶつかってしまった。

「あっ。すみま...」

僕の謝罪の声はそこで止まった、なぜなら・・・

「いてて・・・あっ!?」

目の前に倒れているショートカットに赤毛の女性は初恋の相手「桔梗茜」だからだ

「こんなところで何してんだ。」

そう問うと桔梗は

「そんな事より、女の子が倒れてるんだから手を差し伸べることもできないの!?」

(ちくしょう、相変わらずむかつく女だ...だが俺も悪いしなにも言い返すことはできない)

仕方なく、嫌々ながら苦虫を噛んだような顔で彼女を引き起こした

「なんか、露骨に嫌な顔されたんだけど・・・」

「そりゃ相手がお前ならそんな顔もするさ」

「久しぶりに会ったというのに、なんて言い草なの?」

「うるせぇ、少しは申し訳ないという気持ちを表せよお前は。」

「はいはい、すみませんでした。ところであんたの謝罪の形としてなにかおごってよね!!」

「どこまでも自分勝手なんだなお前は。」

「協調性があるって言ってほしいんだけど」

「いや、それは違うお前は間違いなく協調性に喧嘩うってる」

「そんなことはいいから、早く奢ってよね!!」

「お前、俺が30秒くらい前に言った言葉覚えてるか!?

最近の女はすぐに奢ってもらいたがるというがお前はその代表例だな。」

「いいからいいからっ!!」

と強引に奴の行きつけらしいこ洒落た喫茶店に連行された


(こんなのが俺の初恋の相手なんて、なんて当時の俺は血迷っていたんだ・・・)



私の稚拙かつ文章力のない文を読んでくれてありがとうございます。

実は、私自身本を読むということが少なくちゃんと文になっているかすら心配です

ですが、ふとストーリーが頭に浮かんび字に起こして様々な人に見てもらいたいという一心で筆を執りました。

改善点だらけで批判しか出てこないかもしれませんが、どうぞ暖かい目でそして様々な改善点や意見をを私にしてくれるとうれしいです

(作者は豆腐メンタルですのであまり厳しい意見をいただくと悲しいです)


そして、文章自体の事ですがまだ厚みがないと自覚しております。

それはこれから改善していこうと思います。

あと、展開もありきたりで平凡すぎるかもしれませんが

これから展開がガラリと変わっていくのでご承知ください!!

あと、メインヒロインてきな初恋の相手ですが…まだ名前が決まっておらず表記されていません。決まり次第書いていきます!

と、いう事でこれからも誠心誠意善処していくのでよろしくお願いします。



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