オタクの異世界評価
あるオタクがバイトを終え、家の扉をくぐると白い部屋にいた。
そこには彼のほかにジャージや、スウェットの男が6人いた。
一人の男が声をかけてきた。
こんにちは、ここに来たってことはあなたもオタクですか?
彼が何故わかったのか聞くと、机の上の紙を読めばわかると言われた。
部屋の中心にある机の上の紙を読むとこう書いてあった。
神の二人が喧嘩をして、他の神にどちらが正しいか聞いた。
結果は一柱目の神が正しいと言う神と二柱目の神が正しいと言う神が同数。
争いは泥沼化した。
その時中立だった遊戯の神がこう言った。
ゲームでどちらが悪いか決めないか?、と
神々はそれに賛成した。
自分の陣営が有利なゲームなど山ほどあるからだ。
遊戯の神はそれを聞き
ゲームは前々からやりたいと考えていたものなんだ。
簡単に言えば育成ゲームかな?
神が一柱につき一人合計ステータスとスキルポイントが同じ人間を作り、RPGみたいな世界で。、()含まない30文字以内のお告げを渡し、10年後そいつらで戦争をさせて勝ったほうの陣営が正しいってことでどうよ?
と、言った。
神達はまた賛成した。
遊戯の神はそのルールで世界を作り、バランス確認をしようとしたが急に仕事ができてしまった。
それで中立な神の中で一番忙しくない神である私にバランス確認を頼んだ。
一番忙しくないとは言ってもそれでもかなり忙しいし、RPGのことなど全くわからない。
なのでゲームに詳しいオタクのあなたたちにバランス確認をお願いしたい。
アバターを作り向こうの世界に行くので、死んでも大丈夫です。
期間は100年または死亡です。
もちろん断ることもできます。
その場合はそこの扉から戻って下さい。
地球世界はあなたたちが戻るまで時間は止まっており、報酬として地球世界でありえない物以外ならば自然になるように手に入ります。(お金などならばたまたまやったギャンブルが当たるなどです。)
やるのならば裏の署名欄に名前を書いてください。
それを見てオタクは異世界に行く決意をした。