無知!芋!ゼロハン高校生
はじめまして!池のペンペンクラブ申します。
今回初作成初投稿です。国語成績はあまりよくないので、文章下手ですけど頑張ります。
気になる点があれば指摘ください。よろしくお願いしまう。
22年前… 鳥取県東部三夕峠
カナカナカナカナカナカナ・・・カナカナカナ・・
ザアアァ・・・・・
・・・ミィーーーーン↑ミン↓ミイミィーーーーーイン・・・・
ファアアアアンン・・・ウワアア↑ン↓・パァン!・・・
山の峠道に突然と現れたバイク達、彼らはローリング族と呼ばれる。今より少し、車もバイクも元気な時代があった。しかし、彼らがこの日を境に現れることはなかった…
2027年
走り屋なんて有名どころにしかもういない、そんなァことは分かってる。
だけど・・
一緒に走るやついねーかなあ~~泣き
最近そんなことを毎日考えてる。
エンジン付きの二輪に乗っていると普通にまずい
高校であるが、最寄り駅まで徒歩2時間と2分、さすがにこらえてくれよ・・
ということで、ばれない程度にバイクに乗っている自称優等生 都雪渉16歳
今年から高校2年生である。1年生のころまでは頑張って自転車に乗っていたのだが、この温暖化の影響でさすがに洒落にならなくなってきた。
3月ダメ元で免許試験を受けてみた。
受かることは無いだろうと思っていたが、
予想に反して財布の中には免許証が角を丸くして、恥ずかしそうに少しはみ出してる。
受かってしまったなら乗るしかないと思い、親父にねだってみたのが正解だった。
「渉君~?おーい・・おい渉!」
いきなりクランクシャフトで頭を殴られたような衝撃で目を覚ました。
耳が裂けるかと思ったが無事らしい、ゆっくり顔をあげてみると、、、
ベタな展開だと普通はヒロインがいるが、現実は非常らしい。
瞳に映るのは三十路間近の担任である
自分はそのまま夢からさめるのである。
放課後になり、部活の入っていない自分はすぐさま帰路に就く。
学校>汽車>バス>徒歩>自宅が普通なのだが、自分は
学校>汽車>地元の自転車屋>自宅なのだ。
何故かって、駅までバイクで行くとばれてしまうので、小さいころからお世話になっている、自転車屋さんに置かせてもらっているのだ。これは親父の差し金である。
でも最近寄り道ができた。
自転車屋さんからそのまままっすぐ県道を進み、自宅を越えて更に山奥。
地元から隣の市まで直通で行くことのできる三夕峠。
25年前に開通したのもつかの間、その2年後には土砂災害で通行止めなのである。
それが去年ようやく復旧し、静かに復活していた。
しかし22年も通ることので気なかった道、某インターネットマップにも情報が載っていない。
知る人ぞ知る県道である。
だが!何と片側一車線の2車線なのですよ!バイクの練習にはぴったしということで最近通い詰めている。
いつも通り25年前にできた、開通の時の石碑の前で準備をしていると・・
ブオォォー↑ロㇿㇿㇿォ・・・↓
1台ものすごい勢いで通り過ぎて行った。
(ここで初めてほかのバイク見たよ)
そんなことを思い、あっけにとられていたのもつかの間、
すぐに戻ってきて、ゆっくり目の前で止まった。
とりあえず一話作ってみました。2話はもっと話を進めたいです。