表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/18

リスミー暦※338年11月24日(大会2日目)


 一体、何時間ねただろう。きのうはヒョンジュと目的地についたのがごご2時半ごろで、自室のシャワーで汗をあらいながし、夕飯までしばしウェストポーチからテユ箱にいれかえておいた文庫本ぶんこぼんを手にくつろぐ。そして午後5時、ヒョンジュとまちあわせ場所に合流、通過リミットとなる午後6時をむかえ混雑するのをさけるため、時間をすこしまえだおししたつもりだったが、すでにおもったより食堂は混みあっていた。ライフボールをひとり一個はうばうというノルマから考えて、初日の26万人から半分の13万人にってはいるのだろうが、あの大々的にスポーツイベントなどを開催かいさいするドーム型のしき地面積をもってしても手にあまる。そのドーム型宿泊施設しゅくはくしせつが3つも必要というのだからおどろきだ。かくして、本日とりわけられた2人のメニューがこちら。クレイから「あじの南蛮漬け(なんばんづ)、さんど豆のガーリックいため、シーザーサラダ、ごはんにみそ汁、食後のブルーベリー入りヨーグルト」対してヒョンジュは「味噌みそカツ、春雨はるさめサラダ、チンジャオロース、ごはんにミニ温うどん、食後のティラミスとチーズタルト」それらをペロッとたいらげると、明日のまちあわせ場所をきめ、たがいの部屋にもどる2人。もどるやいなや疲労ひろうがどっとおしよせ、ベットに横になる、とそこから記憶きおくがない。そして、そなえ付けのめざましのアラームでおきたのが翌朝のごぜん7時。夕飯をおえ、部屋にもどったのがごご6時とすると、13時間ねむった計算になる。

・・丸半日、しかもラドックス星で・・最長睡眠記録さいちょうすいみんきろくかも・・

 さっそく顔をあらい、昨晩洗濯機さくばんせんたくきへとつっこんでおいた服にきがえると、ライフボールをちゃちゃっととりつけ、つかれていたことを実感しつつ食堂にむかうクレイ。その道すがら、柱時計のあるところでヒョンジュと合流。

「・・おはよう、ヒョンジュ・・」

「・・おはよう、クレイ・・」

「・・大丈夫?、なんかすごくダルそうだけど・・もしかしてあんまりねむれなかった?・・」

「・・ううん、そうじゃないの・・ちゃんとねむれたよ・・」

「・・そっか、ならよかった・・」

 13時間ねて、寝疲ねづかれしたなんてとてもいえない。そして、墨汁ぼくじゅうのようなシャワーとフィルムのかべのある「ミドリノトオリ」をぬけ表にでる2人。外は初日ほどではないにしろ、いまだ人の量はおとろえをしらず、バイクの重低音に黄空にうかぶ飛空艇ひくうていがぷかぷか。きのうと違いがあるとするならば選手たちをてらす朝日の色がしろからオレンジにかわったことくらい。するとほどなくして上空から声がきこえる。

「・・選手のみなさまおはようございます。ただいまより、大会2日目の競技説明をおこないます。コースは全長28kmと初回にくらべ若干じゃっかんみじかめですが、アップダウンが激しいうえ足場もわるく、岩場の難コースとなっております。道はばも所々せまく、がけととなりあわせの危険地帯も存在しますので、くれぐれもご注意を。競技ルールの変更はとくにありません。スタートまでおよそ10分、しばしお待ちを・・」

 今朝けさは相当冷えこんでいたらしく、手はかじかみ地面にはちらほ

霜柱しもばしらがみてとれる。すると、息をしろくしたクレイがふとたずねる。

「・・そういえばさぁ、ヒョンジュはきのうライフボールで部屋にかぎかけれた?・・」

「・・あぁうん、一応できたよ、ルールブックにかいてあったから・・」

「・・へぇ、そうなんだ・・」

「・・クレイは?・・」

「・・いや、ちょっとやり方わかんなくってさ、ふつうに部屋にあった鍵でとじまりしてねちゃった・・」

「・・ふーん、でもそれでもいいんじゃない?、クレイとおなじようにできなかった人もいたみたいだし・・あれってライフボールの盗難防止とうなんぼうしと、ようは戸締とじまりが手動から自動のオートロックになるだけでしょ?・・」

「・・うん、そうみたいだけど・・なんかはじめにまったところにはなかった黒いドアがいっぱいあったから、なんでアタシのとこは白なのに、とおもってルールブック見返したらすみのほうにかいてあった・・」

 なんでも、ラドックス星にきた日にとまった計5つあるドーム型宿泊施設にはなかったしくみで、とまる部屋のとびらの中央部分のちょうどのぞき穴のようなところに、ライフボールをちかづけると球が吸収きゅうしゅうされ、とびらの色がしろからくろにかわる。そうなることで、とびらの開閉かいへいがアナログ式のかぎをつかった手動から、指紋しもん眼球がんきゅう、DNAなどの個人情報こじんじょうほうをつかった、完全自動のデジタル式へときりかわる。もちろん、クレイのようなケースもかんがえ、すべての宿泊施設のひと部屋にひとつは青銅製せいどうせいぼうかぎが常備じょうびしてある。朝をむかえた選手らは、きのうとおなじようにとびらの外側からのぞき穴付近に手をかざせば、ライフボールをとりだすことができ、とびらの色ももとどおり、万全な防犯対策ぼうはんたいさくのもと翌日よくじつのレースにのぞめるという訳である。

「・・スタートまで5分をきりました。実況はわたくし、イチロウ・トチサカ、解説はきのうに引きつづきカズトヨ・アンナシンクさんです。よろしくお願いします・・」

 そしてまわりが体をゆすりだすと、2人もウォームアップを開始する。

「・・で、やり方はわかったの?・・」

「・・・・・」

「・・じゃあ、今晩こんばんおしえる?・・」

「・・え、いいの?・・お願い!・・」

「・・うん、っていっても簡単だよ?・・」

 そうこうしている内に、カウントダウンが始まる。

「・・スタートまで10秒前・・5秒前、4、3、2、1、スタートォ!・・」

 かわいた花火の破裂音はれつおんと、10万をこす地鳴じなりのような足音が2日目のレースの幕開けをつげる。するとスタート早々、ヒョンジュはある違和感いわかんをかんじていた。

・・おかしい・・まだ集団からぬけだしていないのに、人がまばらに感じる・・2日目で人数が減ったせい、か・・いや、いくらスタートラインがあやふやなうえに、26万人いた参加者が半分にへったからといってそれでも13万人・・なにかが変だ・・

 しかし、その予感はあたっていた。というのもきのうの教訓きょうくんをいかし、おおくの選手がヒョンジュら同様、スタート10分後の混乱こんらんをさけるため、いちはやく進路をかえていたのだ。それもあり2回目は個々がすこし遠まわりするだけで、プレパレーションタイム(プレパレタイム)おわりの修羅場しゅらばもなく、平穏無事へいおんぶじにことが運んでいた。走りはじめて6時間半、さすがに岩場の難コースといわれるだけあって骨がおれる。いくら28kmと前日よりみじかめとはいえ、足場がわるくそのうえしつこいぐらいのアップダウンが2人の体力を容赦ようしゃなくうばう。

・・ハァ、ハァ・・走っても走ってもまえにすすまない、この感覚はなんなの?・・

 この時点ですでに2人は、初日ゴールまでについやした6時間半を消化しょうかしていた。すると、ここにきてようやくのこり5kmの標識が目にとまる。

「・・クレイ、すこし休もう・・」

「・・ええ、わかったわ・・」

「・・あーつかれた、坂がおおいとこんなに前にすすまないとはね・・」

「・・うん、そうだね、思い知ったよ・・このコースのむずかしさを・・」

 適当な岩場にこしかけ、おたがいテユを起動、水分と軽食をとる。

「・・あと5キロか・・でも7キロはありそうだね、おれらのコース取りだと・・」

「・・それにしてもさぁ、ヒョンジュの言うとおり遠まわりして正解だったよ・・おかげで最短の28キロより距離きょりはあったけど、ほとんど誰とも出くわすことなくここまでこれた・・それにしてもよくおもいついたよね、あんな方法・・」

 チョコをほおばるクレイが感心するその方法、それはライフボールの性能せいのうをいかしたものだった。ライフボール(球)というのはレースに不可欠ふかけつなさまざまな機能きのうがそなわっている。たとえば、肩についた球体部分を右にまわすと、じぶんがいる半径はんけい100mにいるほかの参加者の情報じょうほうが機械音声でつたわり、逆に左だと、まわすごとにいままでレースで出会った選手一名の居どころを方角と距離でおしえてくれる。しかもその左回転時にかぎり、球を口元までひきよせることができ、「ハナス」という文言もんごんにたいして相手が「イイヨ」と答えれば、はなれた所でその選手とわずかばかり会話することができ、電話やトランシーバーのような、いわば通信機的役割つうしんきてきやくわりをもはたす。方角は方位磁針付ほういじしんつきひも時計でもたどれるが、親切にも日中ならダーク系ライト、夜間ならホワイト系ライトがその方角のじめんを道しるべのようにてらしてくれる。球を垂直におしこんだときにしらせてくれるゴールの所在しょざいも同様である。機械音声で方角と距離、くわえて例のあかりがじめんをらす、ヒョンジュはそこに目をつけた。その道案内のライトのさししめす角度をほんすこしズラしながらはしり、正規せいきルートから意図的いとてきにはずれることで、最短の28kmは超過ちょうかしてしまうそのかわりに、てきとの遭遇確率そうぐうかくりつをおおはばにへらし、結果いざこざに巻きこまれることなく、のこり5kmのところまできた。

 以上がかれのかんがえた妙計奇策みょうけいきさくのからくりである。

「・・じゃ、そろそろ行こうか?・・」

「・・うん、OK・・」

 そうして物を片し、おたがいがおたがいのテユの角っぽを2回おしこみ、ちぢむのをまっている間、クレイはあらためて空におもいをはせていた。

「・・でも、何度みても手つかずの自然のそらってすごいよね・・キレイっていうか、キレイなのはそりゃもちろんだけど、それだけじゃなくて、なんて言うか、ながめてるだけで悩みなんてわすれて、心や体がかるくなるようないやしの効果があるみたい・・」

「・・うん、たしかに・・」

「・・黄空だけじゃなく、まわりにある大自然の山々や太陽系たいようけい惑星わくせい、あの人間の手アカまみれのユーパンでさえ、みているだけで心がなごむ・・自然の精神安定剤せいしんあんていざい、大げさじゃなくそんな感じ・・」

「・・自然の精神安定剤か、うまいこというね・・」

「・・へへっ、そうかな?・・」

・・だからなのかな、それもあって昨晩はあんなにねむっちゃったのかな、13時間も・・っていっても寝すぎよね・・

 そしてちょうどテユの収縮しゅうしゅくがおわり、出発しようとたちあがろうとしていた頃合い。

「・・ホント、黄空っておもっていたよりずっとキレイですよね?・・」

「・・!?・・」

 ふいな岩かげからの声に即座にみがまえる2人。ひょっこり顔をだすは男女2人組、どちらも若くおよそ10代にみえる。

「・・いい雰囲気ふんいきのところ失礼しまーす♪・・」

 いままでのなごやかムードが一変、緊張きんちょうがはしる。

「・・いやいや、そんな警戒けいかいしなくてもだいじょうぶですよ・・不意打ふいうちとかそういう卑怯ひきょうなマネする気ありませんから、初めっから・・」

「・・うん、そんなのしないよアタシたちは・・」

 青年は、くろのスポーツりに上下黒の学ラン、ヴィヴィットな色のスニーカーをはき、少女のほうは、ほんのりむらさきがかったツインテールの巻き髪にあかいリボンをつけ、セーラー服にルーズソックスと、どちらも現役げんえき学生のようだ。すると律儀りちぎにも、かるく会釈えしゃくをする青年。

「・・Lank113380、コタロウ・スズキです・・」

「・・Lank165432、ミホ・サエグサ・・おさななじみっでーす♪・・」

 釣られて2人も名乗る。

「・・Lank146328、イ・ヒョンジュだ・・」

「・・Lank124510、クレイ・・」

「・・?・・」

「・・スタンチャフ・・あたしはクレイ・スタンチャフ・・」

「・・よろしくおねがいします、自己紹介じこしょうかいはこのへんにして、さっそくお相手してもらってもいいですか?・・オレたち2人ともまだ球もってないんですよね・・」

「・・ああ、こちらも球の調達ちょうたつをどうしようかかんがえていたところだ・・」

「・・それはよかった、じゃあ交渉成立こうしょうせいりつということで・・ほんじゃいくよ、ミホ!・・」

「・・OK、準備万端じゅんびばんたんだよ、コタロウ!・・」

「・・こっちもやるぞ、クレイ!・・」

「・・ええ!・・」

  岩肌いわはだでカナヘビがこうら干しをするPM3時過ぎ、2日目の初戦がはじまる。

「・・はじめにいったように、小細工するつもりなど毛頭ありません・・正々堂々勝負して、あなたたちのライフボールをもらいます・・」

「・・上等・・とれるもんなら、とってみろ・・」

「・・ミホ、そっちはまかせた・・」

「・・はいよ!・・」

 コンマ数秒、2組のうごきが止まり、そしてうごく。

「・・いくぞ!・・」

 一斉いっせいにとびだしていく4人。カナヘビもあわてて岩陰いわかげにかくれると、たたかいののろしがあがる。8本のうでが近距離で入りみだれる。あいての左肩めがけうでをのばすヒョンジュ、その攻撃こうげきを身をひるがえしかわしては、すぐさまめにてんじる青年。たがいに足場のわるいなかで、バランスをくずしながらもほぼ互角ごかく攻防こうぼうをくりひろげる。

 女性陣じんもまた、実力が拮抗きっこうしていた。近距離間でめまぐるしく攻守がいれかわると、同ランクたいということもあり、あんじょうたたかいは長期戦のようそうに。

・・つよい、この青年・・初日にたたかった5人とは訳がちがう・・10代で発展途上はってんとじょうながらも、全身バネのうような肉体からくりだされるするどい攻撃、くわえてその俊敏しゅんびんさをいかした回避能力かいひのうりょく・・なによりいちばんの脅威きょういは、わかさゆえのこの無尽蔵むじんぞうなスタミナ・・このまま戦いがながびけば、こちらが不利か?・・

 ひとしれず強敵認定きょうてきにんていするヒョンジュ、しかしそれは青年もまたおなじだった。

・・やっぱりオレの目にくるいはなかった・・このひとたちは強い、あの顔、たぶんミホもおれと同じきもちだろう・・でもそれでいい、それでこそえがいがあるってもの・・いくぞ、超えるぞ、このかべ!・・

「・・ミホ!・・」

「・・コタロウ!・・」

 猛然もうぜんとせまりくる2人。 

「・・クレイ!・・」

「・・ええ!・・」

 その想いを真っ向からうけとめるヒョンジュとクレイ。4人のうでがはげしく交差する。

 そしてがかたむき、あおみどりの異質いしつな夕日につつまれるPM4時まえ、勝敗が決する。そこには両ひざをつき、うなだれる影がひとつ。

「・・どうして、なんでなの?・・」

 地面にこぶしをつき立てると、少女の目にはひかるものが。

「・・コタロウとあんなに特訓とっくんしたのに、なんで・・なんでよぉ・・」

 泣きくずれるとはこのことをいうのだろう、それからしばらくして青年のほうが口をひらく。

「・・負けました、完敗です・・」

 すると、たちつくす青年のもとに歩みより、手をさしのべるヒョンジュ。

「・・完敗などとんでもない、こちらが負けてもおかしくない戦いだった・・まちがいなく、君たちはいままでたたかったなかで一番手ごわいあいてだったよ・・」

 その賛辞さんじに、はじめて青年の顔がゆるむ。

・・そう、かれらは強かった・・もしかれらが戦いをあせることなく、長期戦にもちこんでいたとしたら、たしてかてていただろうか?・・そうなればこんどこそ、その若さゆえの底なしのスタミナというやつがきてくる・・(まぁこちらも、スタミナに自信がないという訳ではないが)・・

 そして少女がたちあがると、それぞれに握手あくしゅをかわす4人。

「・・ありがとうございました、いい経験けいけんになりました・・やっぱりオレの目に狂いはなかった・・」

「・・そうだね、コタロウ・・」

「・・え、なに?・・」

「・・いや、ミホと話していたんです・・きのうのレースであなたがたのことを初めてみたときから、あの2人を超えることができればもっときずながふかまるし、成長できるかもって・・おなじカップル同士・・」

「・・カ、カ・・カップル!?・・」

 ついつい声がユニゾンしてしまう。

「・・え、違うんですか?・・」

 まんざらでもなさそうなヒョンジュのとなりで、かおを赤らめクレイが小きざみに手をふる。

「・・そうだったんですか、ラドックス星にくる途中とちゅうでしりあったんでしたか・・おれはてっきりカップルさんなのかと思ってました・・すいません、早とちりしてしまって・・」

「・・いや、いいよ、そんな気にしないで・・」

「・・う、うん、だいじょうぶ、誰にでもまちがいはあるしね・・」

 そうしてかるく一礼いちれいすると、かれらは走りっていく。

「・・がんばってください、おれらの分も・・ユーパンで応援おうえんしてます、ミホと・・」

「・・うん、がんばるよ・・きみらの分も・・」

 時がつにつれ、バト・キアリのあおみどりの夕日がなおのことく、2人にながいかげをおとす。

「・・どーれ、そろそろオレらも行くとしますか?・・」

「・・そうだね、間に合わなかったりしたら、かれらに申し訳つかないしね・・」

「・・さすがに大丈夫でしょう・・いまがだいたい4時だから、リミットの6時まで2時間はある・・それに、のこす距離きょりはおれらのコース取り上、標識ひょうしきの5kmないし10km圏内けんない、球もある・・」

「・・でも、油断ゆだん大敵たいてきだよ・・ゴールには時間内につくとしても、球をねらってる参加者はまだまだいっぱいいるんだから・・」

「・・はいはい、そうでした、きもめいじておくよ♪・・」

「・・もぅ・・」

 そして2人はまた走りだす。ふくれっつらのクレイを、ヒョンジュが微笑ほほえましくみつめながら。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ