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道標 / 手と手

*ミチシルベ*


 


灰色にピンクを入れたような冬夜の曇空


あなたを感じるのには凍てつく寒さが丁度良い


口から漏れる白い吐息はあなたへの想い

もしくは涙代わりの私の弱さかな


どこに行けばいい

独りぼっちの私に行き先があるわけもない


月さえも顔を出さぬ夜に

誰が道標を出そうものか


迷い彷徨い遠道をしようとも私の心は前に進もう


強がる私の心は天邪鬼

弱き私の心はいつも泣いている


ただ 今は前に進もう


何れは月も顔を出し雪が溶ける日も訪れようか


 

 

 

 

 

 

*手と手*

 

 

一人じゃ寂しいから


手を繋いで


何も言わなくても良いから


手を握って


キミに触れていると


私はそれだけで満足になれるから


一年後も寂しいから


手を繋いで


機嫌が悪くても良いから


手を握って


キミに触れていると


私はそれだけで幸せになれるから


お互い年をとっても


手を繋いで


私が旅立つ時は目を見て


手を握って


キミが触れてくれるのならば


私はそれだけでそれだけで


キミと歩んできて良かったと思うから




 

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 冬の切なさが、優しくそして寂しくダイレクトに伝わってくる詩でした。 僕もよく詩を書くのですが、ここまでのものはなかなか書けません^^; よかったです。他の詩も拝見させてい…
2010/03/28 06:01 退会済み
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