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日常114 昼休み。放課後には地獄

 授業中はこれと言った問題もなく(むしろあったらヤバいじゃろ)、平穏に時間は進み、気が付けば昼休み。


「そういえば、今日なんじゃが、儂は自分の家に帰るからな」

「「「「「え、離婚!?」」」」」

「違うからな!?」

「え、だって、奥さんが家に帰るって言うと、大体が別居、もしくは離婚の話じゃない?」

「いやそうじゃけども! あれじゃ、単純に今日は婆ちゃんが家で待ってくれとるからな。それが理由じゃ」

「あ、そうだったのですね。……焦りました」


 ただただ婆ちゃんに会うためであると言えば、五人は目に見えて安堵する。


「あのなぁ、儂は今更おぬしらと離婚するつもりはないぞ? 一度肉体関係を持ってしまった以上、儂は生涯おぬしらと添い遂げるつもりな上に、一度に複数の旦那を持ってしまったケジメでもある。いやまぁ、おぬしらがその……離婚したいとか言ったら、悲しすぎて死にそうになるかもしれんが……」

「「「「「それはない(から)(よ)(わ~)!」」」」」

「お、おう、そうか……」


 そこまで強く断言されると嬉しいのう……。


 まあ、そもそもの話……儂こんな体になってしまった責任を取ってもらわねば、儂が困るがな。


 その時はあれじゃな、ヤンデレ化しそう。


「じゃあ、きょうはまひろ君は帰ってこないのかな?」

「……ん、泊ってくる予定と見た」

「寂しいわね~」

「あ、いや、婆ちゃんがおぬしらも呼べと言っておったんで、一緒にどうじゃ?」


 なんか、儂が一人で行くと思われておったので、すぐにその考えを修正しつつ、一緒に行かないかと提案。


「あら、そうなの? じゃあ行くわ」

「わたしもお話してみたいです!」

「あたしも!」

「……気になる」

「是非、ひろ君のことを聞いてみたいわ~」

「うむ、では八人前で伝えておくわい……あ、いや、ましろんがいるからもっとか……?」

「……出前?」

「うむ。婆ちゃんが特上寿司を取ってくれると言って――」

「……絶対行く!」

「じゃよね!」


 特上寿司という単語に、ましろんがものすごい食いつきを見せた。


 儂を含め、ましろん以外が温かい視線をましろんに向ける。


 ましろんと言えば、食いしん坊キャラじゃからな!


 そんなましろんに、特上寿司と言うものを与えたらどうなるか。きっと婆ちゃんを気に入るに違いない。


 基本的に、美味しい飯を食わせてくれる者には、割と懐きやすい傾向があるしな。


「となると……ましろん個人で五人前くらい頼むか」

「実質、十二人前ですね」

「真白ちゃんはそれくらい必要だものね~」

「……寿司はいくらでも食べられる!」

「ははっ、んじゃ、ちと電話してくるわい」

「……待ってる!」

「はいはい」


 ましろんのきらっきらとした瞳とパァッ! と花が咲き誇るような笑顔に苦笑しつつ、儂は少し離れた位置で婆ちゃんに電話をかける。


『もしもし、まひろかい?』

「うむ、儂じゃ、婆ちゃん」

『いつもとは違う声に、ちィっと違和感があるねェ。ま、慣れるさね』

「すまんのう」


 一応、今までもたまーに電話はしておったが、そのどれもが儂が男の時の声故、そりゃ慣れんじゃろうなぁ……。


『謝る事じゃないさね。それで、いきなり電話して、どうしたんだい? 今は、昼餉だろう?』

「あ、うむ。今日、儂の旦那共を連れて家に帰るでな、寿司の方を頼みたいのじゃ」

『へェ、全員来てくれるのかい。ありがたいことさね。……じゃ、全員で八人前ってとこかい?』


 どうやら、全員来なくてもおかしくないと思っておったらしく、婆ちゃんは嬉しさを滲ませた声音でそう話す。


 しかし、儂はその言葉にOKを出さなかった。


 何せ、ましろんがおるからな。


「あー、うちには大食漢がおってのう、そやつ個人で五人前はないときつくて……頼めるかのう、婆ちゃんや」

『はははははっ! なんだいなんだい、そんなに食う娘がいるのかい!』


 こりゃ傑作だ、と電話の向こうの婆ちゃんが笑い、近くにいるのか、祥子姉が様子をうかがう声が聞こえてきた。


『あいよ、任せときな。それに、ワシには残る人生全てを費やしたところで消費しきれない額の金がある。そう言う事なら、五人前と言わず、十人前でも頼んでやるさね』

「本当か!? もう、婆ちゃん大好き!」

『――ワシは、まひろのその言葉で腹いっぱいになりそうさね。ワシも大好きだよ』

「うむっ!」

『じゃ、こっちは適当に祥子と話してるから、残りの学業、頑張んなよ。寝るんじゃないよ?』

「もちろんじゃ! では、また後でな!」


 通話終了。


 しかし、婆ちゃんの優しいこと優しいこと……儂は根っからのお爺ちゃん子、お婆ちゃん子じゃからのう。


 もう、大好き。


 もちろん、両親も大好きと言えば大好きじゃが、なんだかんだ、爺ちゃんと婆ちゃんの方が好きじゃな。特に、爺ちゃんは儂の面倒を見てくれておったからのう。


 婆ちゃんも婆ちゃんで、いつも手紙で儂のことを想った文章を入れてくれてるからな。


「ましろん喜べ! 婆ちゃんが、おぬし個人で十人前頼んでくれるそうじゃぞ!」

「……まひろんのお婆ちゃんは神か!?」


 もきゅもきゅと購買で購入したパンを頬張るましろんに、寿司のことを話すと、ましろんはそれはもう心底嬉しそうな顔をしながら、神かと大きな声を出す。


 珍しいが、飯が関わるとこうなるからな、こやつ。


「太っ腹ですね、お婆様」

「うむ! なんでも、生涯で使いきれないほどの金を持っとるから、らしいぞ」


 と、先ほどのセリフをそっくりそのまま話すと、旦那共の表情が微妙な物へ変わる。


 すると、旦那共を代表してか、アリアが恐る恐ると言った様子で質問する。


「ね、ねぇ、まひろ君。まひろ君のお婆ちゃんって、どれくらいのお金を持ってるの?」

「婆ちゃんか? 儂はよく知らんのじゃが……なんか、下手なグループ企業の社長の総資産と同等か、それ以上とかなんとか……」


 昔聞いたことじゃがな。


 今がどうなっとるかは知らん。


「そうなの~?」

「うむ。よく知らんがな。それと、株を持っておるらしいな。いくつかの会社の株主とか言っておったが……」

「あんたのお婆ちゃん、ほんとに何者……?」

「さあのう。婆ちゃんの武勇伝はよく知っとるが、それでもほんの一部らしくてのう。婆ちゃんの出生とか、なぜあそこまで強いのかとかは全く知らんのじゃよ」


 それに、知らなくても良いから、基本的に気にしとらんわけで。


 結局、好きな相手であれば、多少気になることがあっても気にならなくなるということじゃな。


 カッコいいからよし、みたいな。


「たしか、お爺様も何かあるらしいじゃないですか?」

「んー、まあ、爺ちゃんも爺ちゃんで気になることはあるが……特に、爺ちゃんの若い頃の話とかな。なんか、婆ちゃんに言われたんじゃけど、儂の今の状況、爺ちゃんに似とるらしくてなぁ」

「それってつまり……まひろのお爺ちゃんも女たらしってこと?」

「その言い方は地味に酷くないか? 儂、そんなに女たらし?」

「「「「「うん」」」」」

「そうかー……」


 いやまぁ、実は最近、あまりにも女たらしと言われまくっとるせいで、自分でも『あれ? 儂ってもしかして女たらし……?』とか、思うようになってきてしまっとるからのう……。


 それに、爺ちゃんを良く知る婆ちゃんから、とてつもない女たらしだったと言われる爺ちゃんに似ていると言われた以上、それはもう否定出来ない領域なのじゃろう。


 不本意じゃが。


「もしかして、まひろの家の会社の資金って、そのお婆ちゃんから出てるのかしら?」

「その可能性は高そうね~」

「そうですね……親族の方が株主をしていても不思議ではありませんし……何より、お婆様の娘である、まひろちゃんのお母様が社長をしている以上、間違いないでしょうね」

「……ん、それなら、お金を持っていても不思議じゃない」

「んーと?」


 金持ち組と普通に頭がいい組は、婆ちゃんが母上の会社の株主であると予想を立てるが、アリアはそういったことは全く詳しくない上に、無縁だったからか、疑問符を浮かべておる。


 美穂は予想だけならできるみたいじゃが……。


「けど、お婆ちゃんの強さはおかしくない……? 普通、戦争に単身で突っ込んで生きて帰るどころか、両軍壊滅はおかしいでしょ」

「そこまで気になるのならば、今日聞いてみるか? 多分、教えてくれるぞ?」

「そういうのって、企業秘密! とか言われないのかな?」

「ないじゃろ。婆ちゃん、儂の頼みは基本的に聞いてくれるし、それに婆ちゃんは自分から言うことはなくとも、質問されれば答えるぞ? それが誰かの秘密ではない限りは」

「じゃあ、今日聞いてみましょうか。わたしも気になりますし」

「「「「賛成」」」」

「ま、儂も気にはなるからのう、ちぃと尋ねてみるか」


 正直、どんな回答が返って来るかすっごいわくわくする。


 とまあ、そんなこんなで昼休みは過ぎ、無事に学園も終わる――ということはなく。


 帰りのSHRのこと。



「と、こんなところだな。さて、お前たちも知っての通り、二週間後には期末テストがある」

『『『えーーー!』』』


 その日の授業が滞りなく終わり、最期のSHR。


 軽い連絡事項を終えたところで、四方木教諭がテストのことを口にした瞬間、クラス中から嫌そうな声やブーイングが発生する。


 尚、そう言った行為をしておるのは、成績があまり芳しくない者がほとんどである。


 普段から勉強をしておれば、そうはならんというに……まったく、遊んでばかりじゃダメじゃろうに。


「えー、とか言ってるが、お前らテストが無いと困るだろうが。進学とか、就職的に」


 まあ、それはそう。


 四方木教諭は基本的にあれな性格じゃが、なんだかんだ教師の部分はまともじゃ。


 実際、テストは自分自身の学力や能力を示すシンプルかつ最も効率のいい方法じゃからな。大事じゃよ。


 ……まあ、なんか儂、将来的にあまり関係なくなりそうなんじゃが……。


 羽衣梓グループ系列の会社、任されそうでなぁ……それに、両親の会社を継ぐ可能性すらあると言う……あれ? そう考えれば、儂はかなり恵まれとるような……うーむ、この。


「で、それに伴い、この二週間は部活動は勉強以外の活動が基本的に禁止となる。部活よりも、勉強を頑張れ、ということだな。そうしなきゃ、困るのはお前たちだしな! 俺はお前たちがどうなると知ったこっちゃないがな! はっはっは!」

『『『イラッ……!』』』


 四方木教諭のふざけた態度に、儂ら生徒はイラっとした。


 しかし、これはあやつなりの儂らに向けた発破である。


 このうざい先生を見返してやる! みたいな。


「で、それに伴い、図書館の勉強部屋が解放される。使用は原則、五人以上から。そしてその部屋の申請の受理と棄却の権限は、桜花が持ってるわけだな。お前ら良かったなー、コネがあって」

「それ教師が言っちゃダメなセリフじゃね!?」

「賄賂でもやっとけ。多分聞く」


 儂のツッコミを無視して、可笑しそうに賄賂を進める四方木教諭。


 純粋に頭がおかしい。


「いや聞かんからな!? おい、おぬしらも何『その手があったか!』みたいな顔しとんじゃ! よいか、儂は絶対に賄賂など受け取らんからな! ちゃんと、正規の手続きを踏んで申請するように!」

『『『ちぇー』』』

「不貞腐れんでくれる!? あと、賄賂やろうとした者が多いな!」


 少なくとも、半数近くは賄賂を贈ろうとしたな!?


 くっ、教師も教師ならば生徒も生徒じゃな……。


「まったく……」

「ってか桜花、お前たしか今日このことについての放送するんじゃなかったか?」

「……あ、忘れとったぁぁぁぁぁぁぁ! す、すまん、儂ちょっと放送室行って来る!」


 四方木教諭に指摘され、儂はそのことを思い出して慌てて立ち上がると、猛ダッシュで放送室へ向かった。



「おや、遅かったですね、まひろちゃん。忘れていたので?」

「はぁっ、はぁっ……す、すまんっ、普通に、忘れとった……!」


 数分後、儂は息も絶え絶えと言った状態で放送室に到着。


 そこでは、放送準備を完了している屋本司書と放送部の生徒がスタンバイしておった。


 そういや今日の朝のSHRで言っておったな……婆ちゃんが帰って来たことが嬉し過ぎて、普通に忘れてた……。


「はいこれ、カンペです」

「う、うむぅ、助かる……というか、なぜ昼休みとか朝ではないんじゃい……」


 普通、こういうのは朝とか昼じゃろうに……と文句を零す儂に、屋本司書がそれに対する理由を話す。


「まあ、いつでも大丈夫、という判断ですからね。ちなみに別に朝、昼休み、放課後のいずれかならいつでも大丈夫ですよ」

「そうなん!?」

「はい。単純に今回は僕がなんとなくで決めました」

「なんとなく!? 普通、そんな理由で決めるか!?」

「現にそうなってますが?」

「そうじゃけども!」


 くっ、まともな大人が少ない気がするぞ、この学園……。


「というわけで、ささっと終わらせてしまいましょう。あ、そのカンペ通りにちゃんと! やってくださいね? ツッコミは無しですよ?」

「……おい、今のですんごい不安になってきたんじゃが?」


 なんじゃ、ツッコミをするなという指示が存在するカンペって。


 聞いたことないんじゃが。


「まあまあ、はい、放送始めまーす! 3、2――」

「あぁ、ちょっ! 始めようとするでないわっ!」

「1……スタートです!」

「あぁっ、ちくしょーめ!」


 例の放送が始まる前の音が流れだす。


 一瞬、ちくしょーめ! という儂の言葉が聞こえてきた気がするが……気のせいじゃな、うむ。気のせい。



 放送室の外にて。


 突如として、放送が始まる合図の音源が流れ出すと、生徒たちは放送に耳を傾け始める。


 二年生と三年生は何の放送か時期的に理解しているが、一年生は何の放送かとなんとなしに放送を待つと――


『――ちくしょーめ!』


 いきなり、可愛らしい声で『ちくしょーめ!』という言葉が流れた。


 唐突に変な言葉が流れ、思わず全校生徒ズコー! する。


『あー、んんっ! 図書委員会委員長、桜花まひろじゃ。今日は、勉強部屋についての説明をするべく放送しておる』


 放送の人物がある意味、学園で最も有名と言っても過言ではない、発症者である桜花まひろであるとわかり、生徒たちのテンションが地味に上がる。


 ちなみに、男子人気よりも女子人気の方が高い。


 可愛らしい幼女というのは、女子的にものすごい受けがいいらしい。


 あと、余談ではあるが、この学園のアプリでは定期的に生徒主導で、生徒ランキング、というものが開催されており、内容は様々。


 その中の一つに、


『学園で一番抱っこしたい生徒ランキング』


 と言うものが存在し、一位は見事にまひろである。


 尚、二位は真白。


 そして、このことをまひろは知らない。


『図書館には勉強部屋という施設があり、それらは学園アプリから申請し、委員長である儂が受理することでスケジュールが組まれる。申請方法は、学園アプリを開き、図書館の項目をタップ。その後、勉強部屋という欄があると思うので、そこをタップすると使用人数を入力する欄と希望日時等を入力する欄がある。そこに諸々入力すれば、申請は完了じゃ。尚、申請人数は五人から。五人未満での使用は認められんので、気を付けるように! さて……って、おいちょっと待て。これ言うのか!?」


 途中までは順調に説明をするまひろだったが、どういうわけか突然声を荒げだした。


 これには、生徒たちも『ん? 放送事故か?』『事件か?』とやや心配になる。


 一体何を言う気なのか、と。


『なに? これを言わねば終わらない? くっ、誰じゃこんなもんを考えたのは……はぁ、まあ、仕方あるまい……あー、あー、んんんっ!』


 誰かと会話する音声が入ってしまっているが、とりあえず微妙に発声練習っぽいことをし始めたから、覚悟が決まったのか? と生徒たちは思う。


 そして、


『――お兄ちゃん、お姉ちゃん、お勉強、頑張ってね♥』


 それはもう、可愛らしいなどという言葉が生温いほどの甘~いロリボイスで、全校生徒に向けて応援メッセージを言い放った。


『『『ごはっ……!』』』


 そして、生徒たち(一部の教師も)のほぼ全員が心臓を押さえながらぶっ倒れた。


 普段は爺口調な幼女の渾身のロリっ娘ボイスにより、全員がその可愛さにやられ、再起不能である。


 ちなみに、中には鼻血を出す生徒もおり、血溜まりが出来てる生徒もいた。


 瑞姫とか、瑞姫とか、瑞姫とか。


 まあ、瑞姫以外にもいたが。


 それで、キルスコアを稼いだ当の本人と言えば……


『だぁぁぁ! なんという恥ずかしいセリフなんじゃぁっ! わ、儂はもう二度とこんなことせんからなぁ!? あ? 可愛かった、じゃと? や、やめい! マジで! ちょっしかも録音じゃとぉ!? や、やめっ――う、うぅっ、ぐすっ、ひぐっ……うえぇぇぇぇぇんっ! まひろおうちかえるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ――……』


 近くで録音していた屋本司書(瑞姫に頼まれていた)の行動により、ロリボイスの所だけひたすらリピート再生されるという、何その拷問、みたいなことをされた挙句、泣き出してしまい、更には幼児退行してしまい、そのまま走り去った。


 尚、マジでそのまま自宅へ向かって走り去ってしまい(しかも、『獣化』を使用する本気っぷりで)、旦那たちはまひろの荷物を持ってその後を追うのだった。


 ――ちなみに、この時まひろが変身していたのは、まさかの鳥であったため、翼を生やした幼女が学園から飛び去って行く姿が翁里市の住民に見られ、


『翁里市には天使がいる』


 という都市伝説がまことしやかに囁かれるようになったが……それはまた別の話である。


 まひろ、ドンマイ!

 どうも、九十九一です。

 勢いだけの回でした。どういうオチだよ、これ。

 補足として、まひろは自身の羞恥心がキャパシティーを超えると、幼児退行するようになります。幼女化した弊害でもあります。

 次回は以下略です。

 では。

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