8 初めての戦闘
すみません。
一週間に一本とか言って10話もいかずに破ってしまいまして。
すいませんでした<(_ _)>。
次は早いはずです。多分(ボソッ
俺と奴との距離は20mくらい?相手の身長は140cmくらい。かなり疲れた様子。武器は荒削りした棍棒。右手に装備中。
対して、こちらの体調は万全。武器は素手。というか足の場合って何て言えばいいんだっけ?徒手空拳でいいんだっけ?字的に手しかないけど。
なんて事を考えながらゴブリンに向かって駆ける。
向こうも自分に向かって走ってくる敵を見つけて棍棒を構える。
距離が5mくらいまで縮まったとき、ゴブリンが奇声を上げ棍棒を振り上げて走ってきた。
(相手の力がどれほどのものか分からないうちは真っ正直に攻撃を受けるわけには行かないな。)
ゴブリンが棍棒を振りかざしこちらに叩き付けてくる寸前に必死で相手の右側に避ける。
相手は既に棍棒を振り下ろし始めていて軌道を修正できない。
あわてた様子でこちらを見ているのがよく分かる。
ゆっくりした世界の中、まるで自分だけが加速した世界にいるようだ。
俺は今から、こいつを『殺す』。
この顔をよく覚えておこう。
この世界で始めて殺す、その最初の相手を。
忘れないでおこう。
「おおおおぉぉおぉぉぉ!!っっらぁあ!!」
俺は武器を振り下ろした直後で、避ける事も防ぐ事も出来ない相手の横っ腹に思いっきり蹴りを入れた。
足全体に少しの重さと氷を踏み砕くような感覚。
相手が吐き出す呼気の音、骨の折れる音、内臓の潰れる音。
ゴブリンの体はそれらすべてを置き去りにするように飛んで行き10mほどいったところで止まった。
もう声は聞こえず、動きは無い。聞こえるのは自分の荒い息遣いだけ。
あいつは死んだ。俺が勝った。
俺が、生き残った。
こうして俺の異世界に来てはじめての闘いが終わった。
「あ~、勝った~。死ぬかと思った~。」
周りからみたら余裕だったように見えたかもしれないが、かなり怖かった。
虫より大きい生き物を殺したのは初めてだったのに、それが子供サイズのよく分からない生き物。しかも武器を持って、殺意を持って向かってくる相手。
自分でも良く逃げずに立ち向かったものだと思う。まあこれからはこういう生活が基本になるかもしれないからな。早めに慣れておいてよかったということにしておこう。
さぁて、なんて事を言ってる間にゴブリン君の死体は光になって消えていき、残ったものは素材だけ。なんていうのを期待していたんだが、だめだった。普通に残ってる。
いやだなー、近づきたくないなー。
「あっ、そういえばしなきゃいけないことがあるんだった。うん。」
そう。時間制限があるから今しないといけないことだからな。うん。決してあのゴブリンに近づきたくないからなんて理由ではない。うん。
「【鑑定】!」
いっけね!つい叫んじゃった!でもしょうがないよね!初めてスキル使うんだし!
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体力:100/100
魔力:?/?
スキル:【魔技晶創生】【魔道具生成】
【鑑定(04:10)】【翻訳(04:10)】
スキル|(取得):
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よしよし設定通りだな。いやー大変だったー。
なにが大変かって、【魔道具生成】を作った後に残った25ポイントで【鑑定】と【翻訳】を取るために設定するのが大変だったよ。
まあ【鑑定】は本来のスペックが高かったから少しグレードを下げるだけポイントを節約できたし、逆に【翻訳】はあまりいじれなったが元々は神様からもらえるはずだったからあまりポイントを使わなかったし。
最終的に両方に制限時間をつけることで、ある程度の能力を残した上で25ポイント内で収めることに成功したわけだ。まあそのせいであと4時間ほどで【鑑定】も【翻訳】も消えてしまうわけだが。
で、コレをいったいどうすればチートが狙えるのかとい・う・と?
まず、
1.【魔技晶創生】で【鑑定】を付与した石を作る。
2.【魔道具生成】でその石を魔道具として指輪に加工。
3.完成!!上手にできましたー。
4.【翻訳】でも同じ事を行う。
さて、うまくいきますように。
鑑定の指輪を持って、
「【鑑定】」
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名前:鑑定の指輪
効果:鑑定のスキルが使える
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よっしゃー出来たー!!これでかつる!!