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エピソード0
世界中の人々が体のどこかに「レイコード」というバーコードを付けられるようになった時代。「レイコード」は、「教会」と呼ばれる組織に管理されており、何か罪を犯せばそのコードを元に名前などの情報が分かるようになっている。そして、罪を犯した人間の「レイコード」は「ダウトコード」へと変わり、「断罪者」《リグネス》によって裁かれてしまう。
しかし、「教会」には「断罪者」とは逆に「ダウトコード」を保護し、更正させ「レイコード」に戻すための部隊も存在する。「罪保」《ざいほ》と呼ばれる部隊である。
この物語は、そんな「レイコード」の存在するようになった世界での物語である。
まだ、物語の世界観の説明だけなので分かりにくいところもあるとは思いますが、これからきちんと書いていって奇麗に最後までいけたらなぁと思っています。よろしくお願いします。