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「ぎゅー」から始まる、愛情表現。

作者: 江角 稚

今、貴方をぎゅーしたい。

「むぎゅー」


君の背中は、広い。

君の背中は、あったかい。


君をぎゅーするのが、私の日課。




私は、君が好き。


うん、そう思ってるんだけれど。

言葉では上手く伝えられない。


口下手だし、気持ちを言葉にするのは何だか気恥ずかしいし。

要点をまとめるの、苦手だし。




だから、「ぎゅー」で表現する。

私の愛情表現は、「ぎゅー」だ。




"「むぎゅー」じゃないだろ"

君の声が、私の鼓膜を震わせる。




あぁ、今日も平和だなぁ。


幸せって、日常の中にあるんだね。

今、貴方をぎゅーしてる。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  読んでいて、とても心が温かくなります。  ああ、誰か私を「ぎゅー」してくれないかなぁ… [気になる点] 『私の愛情表現は、「ぎゅー」だ。』を『「ぎゅー」が、私の愛情表現』にしても、いいか…
2012/05/08 18:13 退会済み
管理
[良い点] 『ぎゅー』という単純な行為と言葉の中に、実にシンプルな愛情が注がれていました。実は、愛情とは単純なものほど伝わりやすいものなんです。
[一言] ぎゅーという擬態語が可愛らしいですね。 本来こういうのを多用すると稚拙さを感じるんですけど、この作品はあまりそういうのは感じませんでした。 ただ、あっさり終わってしまった感は少しありましたね…
2012/03/11 22:41 退会済み
管理
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