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Different World  作者: ハスア
5/5

第五話

今回は本気で説明しかありません。


いやマジで説明ばっかです。

「ん、・・・んあぁぁ・・・・っと」


はぁよく寝た、何かもうこれ以上ないって位寝た気がする。

普段残業やら何やらでゆっくり眠れないからなあ、でもまあ

今日も一日頑張ろうとするかな。


「・・・って俺もう会社いけないじゃん」


そうだった、俺は今別の世界に居るんだっけ、しかも幼女に

なって。はぁ・・・まあ今俺が落ち込んだって意味ないし、


「え~っと、これからどうすれば良いんだ?昨日よりは

体動くけど・・・キュアネさんがまた来るまで待つかな?」


トントン

「はいりますよー」


何て言ってたらタイミング良くキュアネさんが来たみたいだ。


「あれ、もう起きてたんですか。もうちょっとゆっくり寝て

いても大丈夫だったんですけど、早起きさん何ですね」


「はは、早起きかどうかは時間が分からないんでどうも

言えないんですけど、昨日はグッスリ眠れましたよ」


「そうですか、それは良かったです!」


おお、朝から良い笑顔な人だ。俺は基本朝弱い体質だから

そんな清清しい笑顔はできない。いやそんな事はいいんだ、

取りあえず昨日聞けなかった事を聞かなくては、


「えっと・・・その昨日は聞けなかったんですけど

色々質問があるんですよ。今大丈夫ですか?」


「質問ですか?良いですけど・・・それって時間掛かりますかね?

でしたら朝ごはんなんてどうですか?ご飯なら質問されながら

頂けると思いますので、ご主人様は貴女はご飯がいらない体だ

って言って ましたけどやっぱりご飯って大切じゃないですか、

だから 一応貴女 の朝食は用意 して置いたんですけど・・・食べますか?」


「いやそのお誘いは嬉しいですけど俺お金とか何にも持って無いんで、

それにこのベットを貸して頂いただけでもうあり難いのにご飯なんて」


「っもう何言ってるんですか、貴女はご主人様に作られた存在で

家族と似たような存在何ですから気にしないで良いですよ」


「は、はぁ・・それじゃあいただきます」


「はい!それじゃあ今お持ちしますね」


そう言ってキュアネさんは部屋を出て行った。ご飯か、そういえば

お腹が減ってる気がしないな、俺がこの体になったのは多分二日前?

(眼が覚めた部屋で気絶して、その後一日で起きたとしたら)

その間全く食べ物も飲み物も口に含んでない。研究日誌に有った様に

この体は物を飲み食いしなくても大丈夫みたいだ。でもそれだと

お腹がめちゃくちゃ減った時に腹いっぱい物を食べたあの満足感が

もう味わえないのか・・・便利だけどちょっと残念だ。


それとキュアネさんさらっと作られた存在とか言ってたけど

結構傷つくと思うよ、いや俺はもう諦めたからいいけどさ。







「どうですか?美味しいですか?」


「うん!めちゃくちゃ美味しいよこれ!」


やっべぇ、何だこのうまさ今まで味わった中で一番うめぇ

キュアネさんが持ってきた料理は見た目固そうだけど

実際触ってみるとふっわふわなパンと、すげえ美味しい

シチューだった、どっかの高級レストランとかでも

ここまでうまい物は食えないんじゃないだろうか、

まあ高級レストランで食事をしたこと何て無いから分からんけど。


「そうですか!実はこれ私が作ったんですよ。そんなに美味しそう

に食べてもらうと作ったかいがあります」


「これ本当に美味しいよ。今まで食べた中で

こんなに美味しい物は食べた事無いよ」


「もぅ、お世辞が上手ですね、今まで食べた料理だなんて貴女が始めて

食べる料理だから特別気合を入れたんですよ?でも嘘で褒められても

やっぱり嬉しいです。それにしてもどうしてそんなに言葉が流暢なんですか?

昨日から疑問に思ってたんですよ、まだ目覚めたばっかだとそこまで綺麗な

言葉は喋れないと思ってたんですけど・・・それに女の子なのに言葉遣いも男っぽいし」


アレ?何か話がおかしくない?俺って

この体になる前からもう普通に生活してたよね?


「え?今食べてるのが始めて食べる料理?いやこの体になる前まで

普通に飯は食ってましたから初めてじゃないですよ?それに口調が

男っぽいってのはそりゃ前は男だったんで急には変えられませんよ」


「・・・・・?貴女はご主人が作ったガーゴイル

ですよね?その体になる前とか前は男だったとか無くて

そのままガーゴイルとして生を受けたんですよね?」


む、やっぱり話がかみ合ってないな・・・昨日も思ったんだが

ガーゴイルに俺の魂をそのまま入れようとしてた訳じゃないのか?

取りあえず俺が元々普通の社会人だった事を説明しなくては


「えーっとですね、俺は気が付いたらこの体になっていたって

言う奇天烈な体験をリアルでした一般男性です。なのでこの

体に なる前は普通に食事をしていたので今食べたのが始めてでは

ありません。まぁこの体でってんなら初めてですけど、あと口調が

男なのは普通に男として生きていたからです。あ、もうちょっと

詳しく言うと多分この体になる前は別の世界にいました。なんせ魔法なんて無かったんで]


多分これであってるよな、元々日本で普通に働いていたんだし。

それと地球上に魔法なんて無かったと思うからおそらくここは

異世界でしょ、魔法の存在に付いては俺が身をもって知ったし

自分で魔力を感じることもできた(これは多分)、結構逝っちゃ

ってる発想かもしれないけどまあ世の中の小説ではよくある事

だからそれが自分の身に起きたと考えれば。


「え、えっとそれじゃあ、あ、貴女はそ、そのご主人様のガーゴイル

じゃなくても、元々生活していた男性だってこ、ここ、事ですか??」


「ええそうですけど元々そう言う予定だったんじゃ無いんですか?」


「・・・・・・・・・」


あ、キュアネさんが固まった。


「エ、・・・・」


「エ?」


「エエエエエエェエエェェェエエエエェェェェエ!!!!!」


うわぁぁすっごい驚いてる、こりゃあ落ち着くまで大変そうだ。





───────10分後


「すみません!すみません!すみません!」


わぁ~おメチャクチャ謝られちゃってるよ。なんかすっげぇ罪悪感。


「だ、大丈夫です。大丈夫ですから謝るのをやめてください」


「で、でもこんな事謝るしかありませんよ貴女には貴女の生活

が有ったのに私の勝手で元の生活やご家族の方から引き離してしまった

その上貴女に向かって生まれたばかりの人格かと思って失礼な行動

を取ってしまった。・・・もう私にできる事なら何でもやります!!

さぁ何でも言ってください!!」


そう言ってキュアネさんは更に頭を下げてくる。


「い、いいですから!そんなに怒ってませんから!!とにかく

謝るのをやめてください!!何でもやるのなら謝るのをやめてください!」


「は、はい・・・分かりました。貴女がそう言うのなら・・・

あ、男性でしたよね?なら貴方ですね・・・すいません」


「いや大丈夫ですから、この体はもう女なんで・・・っと

えーっと取りあえず今自分がどんな場所にいてどういう状態か

知りたいんですけど説明してもらえますか?」


「そんなことお安い御用です!」


************


**この世界について**


「とりあえずこの世界については大丈夫ですよね?」


「いえ、魔法がある世界なんて始めてなんで説明してもらいたいです」


「え?だって今まで普通に生活していらっしゃたんですよね?」


「生活していたのはこの世界とは多分別の世界です。

なのでこっちの事は何にも知らないんですよ。」


「異世界って事ですか、はぁー魔法がない世界ですか、色々と興味を

そそられますが・・・差し支えなければ後でお話聞かせてください。

さて、この世界ですがまず大前提に魔法があります。まあ魔法は

また後で説明させていただきます。次に名前ですが明確には決まって

おりません。そもそもこの世界がこの世の全てでありますので

それに名前を付けようとは誰もしないんですね。まあ今回あなた

が来た事で別世界の可能性が出てきたのでこれから付けられる事が有るかもしれませんが」


*************


*広さや大陸などについて*



「やっぱり海とかってあるんですか」


「そりゃあ有りますよ、えっと広さや国、山、海などの場所ですが

正確には分かりません。東側には海が広がっており港町あります、

しかし海を東に向かって航海し帰ってきた者は居ないのでその先に

何があるか不明なのです。ですが海岸に流れ着いたものが何点か

有るので向こうにも国があるのでは無いかと言われています。

南には広大な砂漠が広がっており砂漠の民がオアシスに町を作って

住んでいます。北には山脈がありそのさらに奥に大きい火山があり

その近くに最大の工房街があります。どんな武器でも防具でも

素材とお金さえあれば作ってくると言われています。

また西側は全くの未開の地です。巨大な森がありその中心に

世界樹と呼ばれる巨大な木が生えています。またその中に

森の人と呼ばれる原住民が住んでいます。さらに先に進もうと

すると森の人に妨害をされその先に進んだものは居ません。

ただ話によると巨大な門があるそうですよ。中心部は草原ですね」


「はー何だか凄い所なんですね。でも凄い興味深い

ですね、いつか全てを回ってみたいですよ」


「あ、いいですね!それ私も夢なんですよ、機会があれば一緒に行きましょう!」


「そうですね、楽しそうです」


***作者から読者様へ***


さっきキュアネさんが説明した場所や町なんか

は名称が一様決まってます。ただ台詞の中に

全てを入れると唯でさえ長いのにさらに長くなる

と思ったのでここに書いておきます。


・東の海 =メシア海

・東の港町 =アクアンタウン

・海の向こう側=東洋の国


・南の砂漠 =アルーブ砂漠

・オアシスの町=ルブラスマ

・砂漠の民 =アルースマ


・北の山脈=スワロー山脈

・北の火山=メッジ火山

・工房街 =アリワラ


・西の森=西の森

・世界樹=世界樹

・原住民=森の民

・謎の門=冥府の門


別に無理して覚える必要はありません。

まだ出てきていない国とかもあるんで

ですがそれも全て話の中で分かるように

するつもりなので、あとこれから種族とかも

色々でてきて魔法とかもやたらと設定を作って

あります。なので多分別に設定資料を作ると思います。

まあ必要ないようでしたら言って下さい、

設定をいかせる作品にできたらいいなぁ


***以上作者より***



***魔法&主人公の体に付いて***


「えっと世界の事は一様分かったんで俺の体とか

魔法とかのことも説明してくれませんか?」


「分かりました、国なんかの説明は後で良いですね。

えっと貴方の体に付いてはご主人様の方が詳しいと

思うのでご主人様にお聞き下さい・・・ってああ!

ご主人様に貴方が別世界の魂だって言ってない!!

・・・まあ後で良いですよね、どうせもう遅れて

しまったし、っと気を取り直して魔法に付いて

説明しましょう。まず魔法って言うのは大前提

に魔力を使います。この魔力って言うのは人に

よって量や性質が様々でしてね」


「あ、魔力とかってのは感じましたよ、一様」


「ええ!ま、魔力を感じたってまだ目覚めて数日

ですよね?それにこの部屋に居て魔力を感じるような

事はしてないと思ったんですけど・・・」


「あ、この部屋に来る前の俺が目覚めた部屋に

「猿でも出来る魔法の基本」って言う本があって

それで・・・ちょっと恥ずかしいですけど」


「へえーあそこにそんな本が有ったんですか、それにしてもそれを

読んで魔力を感じる事が出来たんですか?ご主人が貴方をこの部屋に

運んできた時は貴方からは魔力が欠片も感じられなかったんですけど」


「ああ、それは多分俺が魔力を使い切ってたからだと思います。

なんか魔力を感じてそれを外に出すんだ、的なことが書いて

あってそれに従ってやったら止め方が分からなくてですね、

そのまま気を失っちゃたんですよ」


「ああ、なるほど・・・だからあの時大量の魔力があの部屋

に発生したんですね。でもそれで幸運だったかも知れません

ね、アレが無かったら多分一生あの部屋で過ごすことになって

ましたよ。貴方って作られてから長い間ずうぅぅぅぅぅっと

眠ったまんまだったんでご主人様放置して居たんですよ。もし

貴方が魔力を使ってなかったら一生気付かなかったかも知れません

よ。幸運って 言えば魔力を使い切って生きていられる事も運がいい

ですね。魔力を使い切ってしまったら最悪死にますし」


「俺ってそんな状態だったんですか・・・いやあそこで待っ

てれば誰か来るかなーって思ってて暇つぶしに魔法を使って

みよう!程度に考えてたんで、良かったです。流石にあそこに

何年も閉じ込められたらさびしくて死にますよ。ところで

長い間眠ったままってどの位眠ってたんですか?」


「ざっと40年ぐらいですかね、ご主人様は貴方を作る事に

何百年って頑張ってたいたので眠ったまま起きない貴方を

いっその事忘れようとしてたんでしょうね」


「え、40年?・・・どう見てもキュアネさん20代前半

ですよね?それに何百年頑張ったって・・・」


「あはは、若く言ってもらうのは嬉しいです。でも実際はもっと

長く生きてるんですよぉ、私もご主人様も人間では無いので寿命

が長いんですね、まあそこら辺はおいおい説明しましょう」


「は、はぁ・・まあ俺ももう人間じゃないん

ですけどね。ところで魔法の説明は・・?」


「あ、はい。話がちょっとずれましたね。魔法ですが

これは魔力を使った一つの技術です。簡単に言うと

あらゆる物置いての手段ですかね、たとえばお湯を

沸かす時に鍋にに水を入れて火に掛けますよね?

魔法はこれ以外でお湯を沸かす事が出来るんです。

単純に水にお湯のイメージを強く掛けて事実を捻じ曲げ

それはお湯っと言うことにしてしまうんです。

これが鍋も火も使っていませんよね?魔法という手段で

お湯を沸かしたんです。これはお湯だけではありません。

火を燃やす事も、木を生長させることも、石を黄金に

する事さえ出来てしまいます。つまり魔法って言うのは

全ての事が出来る一つの手段って事です。魔力はそれを

行う為の燃料ってとこですかね。魔力とそれに見合う

実力を持っていれば理論上何でも出来てしまいますよ」


「なるほど、凄いね本当にファンタジーだ。それって俺でも使えるんですか?」


「自分の魔力が感じられたんなら使えると思いますよ?

異世界の魂だとしても体はご主人様のゴーレムですし」


「そうですか、使ってみたいですね。機会があれば

魔法を教えて貰ったりしてしても良いですか?」


「はい!私なんかで良ければいくらでもいいですよ!」



***作者から読者様へ2(魔法に付いてとお詫び)***


魔法に付いてですがこの世界ではこんな感じになっています。

まあ何でも出来るってのは理論上だけで実際には色々条件

とか制限とかありますので、何でもありって訳じゃあありません。

あと魔法の実行方法とかも書かないといけないんですけど・・・

すいません!!次回に持ち越しです!!


・・・いや、ダメだって事は分かってるんですよ。

こんな説明ばっかの文章でさらに次回持ち越しなんて

でも・・・書きたい事は沢山あるのに時間がなくって!!

お願いします!見捨てないで下さい!これでも頑張ってるんです!!


はい、いい訳でしたね。でもほんとすいません。

今回はここでおしまいです。

皆さんこんにちは、最近アレ?主人公のTS幼女化って

全くいらなくね?とか思ってきちゃった作者のハスアです。


次回には説明が終わって、新キャラが登場する

予定です。ただ予定なんであんまり期待しないで下さい(オイ

だって期待されると俺のガラスのハートがプレッシャー

でブロークンファンタズムされます。


そんなひ弱な作者ですがこれからも

頑張りますのでよろしくお願いします。


それではここまで読んでくださってありがとうございました。

誤字脱字等ありましたらご報告ください。感想もお待ちしております。


それではまた次回お会いしましょう

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